四国鯉釣り案内

これは私の四国四県での鯉釣り釣行記です。

仁淀川・波介川合流点・2

2012-02-28 16:39:18 | 鯉釣り

その後私は仁淀川河口大橋から左岸に行って十文字の大岩を見てきました。ここは変化はありませんでしたが、岩の上の小さい山は海側がけずられて新しい堤防が出来ているようでした。シーバス釣りの若者が一人サオを振っていましたがダンプやユンボのうなりがあるうちはなかなか釣果はむずかしいと思いました。写真中央の茂みのでっぱり下あたりが十文字の大岩です。地元古老の話ですとこの下は洞窟になっており昔は海や川の大物が棲んでいたと言っていました。今は砂やジャリでうまっているようですが。

 

「釣りひとり」 著者 山村 聰  を読んで。

私がこの本を知ったのは、20年ほど前岐阜に住んでいた頃、イビ川上流の横山ダムへ釣行した時でした。近くでサオ出ししていたヘラ釣りの人から本の話を聞いて、ずっと気になっていたのですが、最近釣り専門の古本屋の目録を見て入手しました。映画俳優の山村さんはヘラ釣りを通じて名竿「孤舟」を製作されていた羽田旭匠氏との交流を書いた本です。羽田さんは今私達が使っているグラスロッドとは違い、竹を使ったサオ作りを通じてひとつの釣りの理論を持っておられたようです。

「振込みの時はハリ先までがサオであり、取り込みの時は手元までが糸である」

と言われたようです。まさに名言とおもわれました。 

                                                 

 


仁淀川・波介川合流点・1

2012-02-28 16:08:08 | 鯉釣り

久々に仁淀川と波介川の合流点を見てきました。合流点は波介川の防災工事の為、大きく変っていました。波介川の土手が切れた所には水門が出来ていました。以前ここの合流点でスズキの120cmの日本記録がでた所は跡形もなく、石の護岸になっていました。十文字の大岩がある小さい山をぐるっと河口のほうへ回るように長さ1キロ程の川が出来ていました。この川は仁淀川河口大橋の西詰めで仁淀川と合流しますが、すぐ上流には水門が出来ていました。さて、ここのポイントはどう変わるのでしょうか。工事が終わる5月ごろには再度見学したいと思います。


柳の瀬橋上流

2012-02-19 02:19:25 | 鯉釣り

2/14,15両日、仁淀川・水辺の駅上流にある柳の瀬橋上流の深場に釣行しました。本当はこの日は高知釣行会の予定日だったのですが、13日からの雨の為中止、私一人でここに来たわけです。ここの河川敷は右岸側にあり、左岸の大岩の上に国道194号線が通っています。(写真右のガードレール)正面の大岩下が深くなっていて、14日は気温7℃、水温9℃で小雨、イダ、ニゴイが6匹上がりましたが、鯉は来ませんでした。15日午前中で納竿、帰宅しました。今回のエサは、コマセが 米ヌカ+鶏のエサ+魚粉+ゴマ油、クワセは干しイモ でした。

東京にある釣り専門の古書センター(鳥海書房)を検索していたら、以前から探していた本を見つけた。「釣りひとり」という本で昔の映画俳優で山村聰という人が書いた本だが、なかなかの内容らしい。すぐ在庫確認をたのみました。ここには著名人の本がそろっていて、幸田露伴、井伏鱒二、開高健、佐藤コウセキ、森下うそん、などがあります。とにかくすごい目録でした。