恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

札束で国連を釣る小泉首相

2004年02月25日 | 外交・国際
 国連のアナン事務総長が国会を訪れ、自衛隊のイラク派遣を評価したと報じられています。
 なぜこの時期に、アナンさんが日本へ来たのでしょうか。
 国連に最も多額の資金を出しているのが日本ですが、政府はその「減額提案」を国連にもちかけました。その上で「減額が嫌なら、事務総長が日本に来て、イラク支援は国連中心と言う野党を黙らせろ」というわけです。一種の「脅し」と言って良いでしょう。
 しかし、アナン氏が何を言っても、イラクでは米英軍の占領統治が続いていて、国連中心ではないことは明らかです。
 自衛隊イラク派遣反対の世論を封じ込めるために税金を使い、国連を札束で釣るというやり方に強い疑問を感じますし、このような欺罔で世論を誘導しようとする小泉首相や政府の態度は、決して許せるものではありません。