まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

美秋ちゃんへ(すれちがい)

2019-07-26 13:21:44 | 日記
僕にとって飲酒は、リストカットと同じような行為なのかな、と思うこともあります。生きていることの実感と、生き辛さの忘却。むろん時には、痛いしっぺ返しもあります。ライブ会場や電車の中で倒れた、な~んてこと以上に、それは、骨髄液の(提供の)際に思い知らされました。高血圧は僕自身だけの問題ですけれども、それが故に、何の役にも立てなかったという事実。

美秋ちゃんと出会った当時、僕にはまだ配偶者があったから、一線を越えられなかった、というわけではないのです。むろん、その一線がセックスのことではない、ということは、付け加えておきましょう。僕の好みは、美秋ちゃんのような方ではないですし、美秋ちゃんの好みもまた、私のような男性ではあり得ませんからね。その事実が全てでしょう。けれども、何らかの形で、少しはあなたの役に立てたかもしれない、という思い込みと懺悔心があるのです。そして、実際に試みた時は、既に遅すぎた、ということだったのでしょうか。

あの頃、丸広の屋上で、拒食症のあなたが、一生懸命パンを食べて下さったんだよね。で、やっぱし、トイレで吐いちゃう。いろんな意味で、辛いやなぁ。僕は僕で、何でもいいから口にして欲しかったし、あなたはあなたで、僕のそんな心中を察してくれていたので。そうそう、実習の時の服装を、教官に指摘されたりなんかしたこともあったでしょ。でもね、10年後の今、僕ははっきり言える。僕は、あなたのようなセクシーな女性に介護されたい、って。あなたと共に歩んだ時間は楽しかったし、貴重だったし、時にはエロも大切なのだ!って。

当時の彼氏のこととか、あるいはアダルトビデオとか、危ういなぁ、とは思ったものの、僕には伝える術がなかった(メールは何度も試みたんだ!)。僕の思いなんて、余計なお世話に過ぎないことは承知しているけれども、縁があった同士の性として、少しでも役に立ちたい、少しでも喜ばせたい、けれども、自分なんかにできることは限られている、って、わかるでしょ、同じ穴のムジナだったんだから。あぁ、あなたのピアノの音色が聴きたいのだけれども、聴けそうにないので、このラブレターを公開してみました。そこが天国であっても、地獄であっても、あなたの手元に鍵盤がありますように、って。
コメント    この記事についてブログを書く
« ブラック・ジャックのダイモーン | トップ | ヤバイまぬ家さん »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事