まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

お元気ですか

2020-05-18 17:01:22 | 日記
介護うつ

一線を越える、というのは、性的な意味合いだけなのでしょうか。わからんけれども、若い頃を振り返ってみたならば、ラブレターを書く、メールアドレスを問う、食事に誘う、な~んて、それこそ一大決心のような按配だったような気もするし、今だってそんなん、苦手中の苦手に違いなく、異性と上手く接する自信なんぞ、まるでありません。さらに、(性的な意味合いについてだけではなく)僕は何事においても極めて奥手で、少なくとも早熟であったためしがありません。例えばですけれども、そもそも異性に対しての恋心みたいのが芽生えたのが、中学3年生の時でしたし・・・。

そんなわけで、幼少の頃から、アイドル(芸能界)にはあまり興味がありませんでした。だから、「(ピンクレディーの)ミーちゃんとケーちゃん、どっちが好き?」みたいな質問は、とても苦手でした。2択なのに。というわけで、48人なんて、絶対に無理!わけがわからん。

清水由貴子さんは、なんだかとても好ましかった。意識的に番組などを観ていたことはなかったし、聴いたこともまるでなかったけれど。年を重ねた彼女をたまにテレビで見かけて、いいな、と思った。本能的に、何か自分と接点がありそうだ、と感じた。もしも現実に彼女と何らかの縁があり、出会っていたならば、極めて例外的に、僕のほうから声をかけていただろう、と想像した。有名人だとか、そんな垣根を越えて、もしかしたらこんな僕でも、少しは役に立てるかもしれない、そんな風に感じさせる何かが、少なくとも僕の心の中には芽生えていた。

だから、彼女が一線を越えてしまったとことが、2重の意味でショックだった。報道されている通りだったのだとすれば、介護疲れのあげく、最愛の母と無理心中をはかり、自分だけが命を落としてしまった、ということになる。僕は何の役にも立たなかった。立てなかった。憧れだけで終わってしまった。その道のプロなのに。「人のお世話にはなりたくない」「人に迷惑をかけたくない」。その気持ち、心意気、わかる。わかるけれども、時には「助けて!」って、甘えて欲しい。僕はですね、「(容姿の)劣化」という言葉が大嫌いです。年増が好き。年輪を重ねて、より熟れた果実の、その種さえ味わいたい。


「お元気ですか」清水由貴子
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続、最後の恋(恋は悲しきもの)

2020-05-18 14:52:53 | 日記
「最後の恋 つまり、自分史上最高の恋。」=新潮文庫のアンソロジー

続けて読んだのは、沢村凛さんの「スケジュール」。思い出すのは、夏休みの宿題のこと。僕は7月31日にまとめてやる派でした。今でもそうです。三つ子の魂百まで、ってなもんで。やりたくないことは、最後にまとめてやります。けれども、この世には偉い方もいるもんで、やらなかった、という人を僕は2人知っています。本物のロックンローラーは、かくあるべし。言わせると、実はやらなくっても、どうにかなるのだそうです。確かにまぁ、そんなもんかもしれませんが、凡人(小心者)にはマネできませんなぁ・・・。

柴田よしきさんの「LAST LOVE」。主人公の元彼の名前は、剛志。剛を志す。良いネーミングですね。彼は典型的な「ドン・ファン型」。理想(的な女性)に走るタイプ。対して旦那になる友之さんは、典型的な良夫賢父タイプ。ま、あくまで僕の独断と偏見に満ちた読み方によりますし、こんな単純至極な解釈は、著者には失礼なことでしょうけれども。ともあれ、この物語における2段階のオチは、見事でした。あり得る!って、素直に思いましたもん。

大人の最後の恋は、家族や周囲の、理解や協力や祝福が大前提ですよ

恋は幻想で妄想に過ぎない、確かにそんな側面もありますが、老人ホーム勤務における10年間で学んだことは、そんな単純な感情だけではない、という、嬉し悲しの現実でした。
こんなん、まだウーノさん(女性)にはわからないでしょう。ましてトッキー(男性)など、微塵もわからないでしょう。未成年者の未来が羨ましい!
僕の思い込みに過ぎないのかもかもしれませんが、例えばスウェーデンのように社会が成熟していますと、このような物語(=小説)は生まれないのかもしれませんね。自由と束縛のバランスの問題。個人主義と社会主義、みたいな。


「Why Does Love Got To Be So Sad ?」Bobby Whitlock & CoCo Carmel
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整髪料の整髪料金(愛情表現について)

2020-05-18 10:29:42 | 日記
昨日、僕とフラワーさんは大笑いしていました。

「あんた、昨日の夜、どさくさに紛れて、私のおっぱい触ったでしょ」
「触ってない」
「酔ってても、そういうことは覚えてるんだから」
「だって、たまには触りたいもん・・・」
「あんたに触れられるの、本当に嫌なんだから」
「ごめんなさい」
「おしおきしといたからね」
「ん・・・?」
「わかんない?甘かったでしょ」
「わかんなかった」
「そのうちわかるから」
「ん?」
「そのうちトイレ行くから」
「ん?」
「ラキソ入れといたから。その焼きそばに」
「何滴?」
「30滴」
「そんな殺生な。せめて3滴でしょうよ!これから仕事なんだから!!」

↑ 僕の妄想です。フラワーさんとは何の関係もありません。

僕が言いたかったのは、賞味期限切れの食材を知らぬ間に食べされられているのが旦那という存在であるし、旦那は旦那で、その事実を知らずに、「今日の焼きそばもおいしいね!」な~んて、嬉々としており、その笑顔の横で鬼嫁は、「なんて馬鹿な男だ」と、これまた内心で嬉々としている存在である、ということ。

違う、違う!そんなんじゃない!!愛情が、そんなんじゃありませんように・・・。


「 I Can't Go For That (No Can Do) 」Daryl Hall & more
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