護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

ブログ休暇中に感じたこと その4

2007年05月20日 14時12分37秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
ブログ休暇中に感じたこと その4

 憲法改正前の手続きの一つ国民投票法が参議院で可決しましたから、日本は改憲に向かって走り出したのは間違いありません。

 半世紀前に絶対武器は持たないと日本の国民全員が誓ったはずの戦争放棄の柱が揺れ動いている何故でしょう。

 改憲論者は、今の憲法は占領軍が勝手に創ったと言っていますが、NHK番組で憲法に関わった番組、特に「焼け跡から生まれた憲法草案」を拝見すると、7人の民間人が関わっていると感じ、今の憲法は全くアメリカから押し付けられたものとは感じられませんでした。

 私の戦後を語ると、
 天皇陛下の玉音放送を聞いた時は、俺たちが正義のため(当時の教育がそうさせた)鬼畜米兵をやっつけるため今までやっていたことは何だったのだろう。悔しくて、悔しくて涙しました。

 ところが、目を閉じて思いを馳せる時、何故だか後の映像は頭の中に浮かんでこないのです。
 考えると、戦争が続き本土決戦の命令が出たとすれば、竹やりを持って命令どおり突き進んでいたと思います。

 戦時中、朝鮮には空襲は有りませんでした。しかし夜は光のもれるのを防いでいましたので明るいフードの取れた電球の光を見ると、はじめて戦争のない世界を感じて嬉しくなったのは事実です。

 今、改憲を唱えている戦争経験者はあの戦争で家族に被害の無かった人か、戦争で甘い汁を吸っていた人たちではないでしょうか。
 玉音放送を聞いて心が少し落ち着いてからは、戦争が終わって良かったなと喜んだ筈です。
 そして、新憲法が出来た時、これで日本は戦争をしない平和な国家になったと思った人は99%は居たと私はそう感じました。此れは当時の日本国民のほぼ全員がそう思ったとおもいます。

以下続く


07年5月20日・日曜日 今日の時事放談から

2007年05月20日 12時00分29秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年5月20日・日曜日
 毎週、日曜日は早朝から時事放談を見ている。
 何時も出演するメンバーは、元政治家や老人ばかりの与党系の人物が多いので皆さんは興味がないかもしれない。
 
 ただ不思議に思うのは、元自民党で政治家を引退した人物は野に下ると、しごくまともな事を言うのが不思議でたまらない。私の考えがマトモでないかも分からないが?笑い
 先ず、野党の大量破壊兵器が存在しなかったのにブッシュ大統領のやったことが正しかったのかの質問に安倍首相は
   
 これに対して藤井氏は、日本はアメリカが間違った行為をしていても、世界の果てまでアメリカにくっついて行くという安倍首相の姿勢を批判していた

集団的自衛権も座長・柳井全駐米大使の懇談会メンバーを見ると(ここをクリック)

安倍総理大臣は「高い見識と現実的な考え方を持った方々ばかりお集りいただいた」と言っているが、
 野中氏は、初めから決論の分かった人の人選とはひどいものだ。
 両氏は、審議会や懇談会には反対意見のものを少なくても三分の一は必要なのにひどいものだと話していた。
 私たち庶民は、懇談会メンバーひとり一人の考え方は分からない。此の様に同じ意見のメンバーを集めたと言うことは、結論として審議会とか懇談会は国民に対して見かけだけのアプローチだということで国民は騙されていることだろう。

2005年1月2日に故後藤田正晴氏の言った。
   
には両氏とも全くその通りだといって、日本の外交は隠し事が多すぎるとも言っていた。
 自民が絶対多数になり戦時中の様に政治を国民に見えないものにしてしまっている。