護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年5月5日・こどもの日 テレビの中の憲法談義

2007年05月05日 15時01分40秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年5月5日・こどもの日

 老人は早起きだ。庶民の情報源は新聞とテレビ。
 そのテレビも同時間には一つの番組しか見られないので、見る番組は自ずからきまってくる。
 今朝も五時に起きてみのもんたのサタデースバットを見ている。特集には熊本県の赤ちゃんポストと憲法で、赤ちゃんポストは来週から稼働すると言っていた。
00~05年の5年間で142人の0才児が親から殺害されているそうだ。しかし首相はこの施設には反対しいている。また塩爺も親が子供を捨てるのはと怒っていた。

 以前にも書いたが、彼等は追いつめられた生活をしたことのない富裕層だからこの発言ができるのだ。戦争孤児で社会の底辺の生活は経験済みだから追いつめられた人間はどのような精神状態になるかは分かっている。
 確かに安易に他人に預ける不貞なやからも居るのは間違いない。しかし過去5年間に出た142人の死んだ赤ちゃんは、そうではないと思う。
 現代の親は平気でわが子を殺す親も確かにいる。しかし子供を憎い母親はそうはいない。まともな政治家であるならば、なぜ子供を手放さなく成ったかを調べて政治的に対処するのが本当の政治家だ。

 その欠陥政治家が、憲法改正でこのようなことを言っていた。
    
 お爺さん思いを孫か成し遂げると言うことらしい。(三代続くと言うことは、政治が職業化した一族と判断できる)

 
 番組に出ていたパネラーの出席者は、
自民党・平沢勝栄議員 民主党・河村たかし議員 共産党・佐々木憲昭議員 ニュースキャスターの田丸美寿々さん。
の4人だが、自民と民主は改憲だという。その訳は、「自衛隊そのものも、海外派遣も現憲法にはそぐわない、から憲法を変えなければならない」といつものような改憲論だが、先日も書いたが、憲法違反をした政治家の責任はどうするか。この憲法違反は、平成の超A級政治犯でもし日本がテロの標的にでも成れば、極刑に価するのではないだろうか。



先日、このブログに憲法9条をのせたが
 
今日の番組では2005年10月28日発表した自民党の新憲法草案のテロップかでていたが,見難いので作り直してみた。(拡大図はここをクリック)

  
 それと番組が防衛省に集団的自衛権は何かと問い合わせると以下のような返事があったとテロップで示してあった。
    
 この自民党草案に異論はたくさん有るのだが、政治家一流の解釈をすると、この一文は
「又は国民の生命若しくは
  自由を守るための活動を行うことができる。」

で、これを防衛省の集団的自衛権と照らし合わせて解釈をすると、
 普通に解釈すると「アメリカが戦争をしていないにも関わらず攻められた時には実力を持って阻止する」
 だろう。
 しかし、アメリカが独断で戦争を仕掛けてた場合。その報復で相手がアメリカ艦船を攻撃してきたときでも日本が参戦できると解釈できるだろう。
 言うなれば、死ぬも生きるもアメリカと一心同体だという判断ができる。
 また、北朝鮮がこれから核開発を続けた場合、イラクのようにアメリカが攻撃を仕掛けたときは、一心同体だと言うことで改正された憲法では参戦するだろう、日本は北と距離は近いので被害を被る恐れはあるが、アメリカ本土は無傷だというのは間違いない。

 日本は拉致問題があるのだから参戦するのは当たり前という人もあり、その人々は現憲法は邪魔だろう。

 と言う事は日本は独立した国家でなく、アメリカの植民地政策に則った国家の一つが日本国ということだろう。

 戦後、日本がアメリカの言う通りになっていたから経済は発展したと言うことは間違いない。しかし魂まで売ってまでアメリカと引っ付くのは、老いの一徹腹を切っても嫌なのである。
 美しい国とは自然がいっぱいで、暴力のない、心の豊かな、童謡の「春の小川はさらさらながる」様な社会が欲しい。
 こんなこと書いたらぶっ飛ばされるかな。