護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年5月23日・ 改憲までのハードル

2007年05月23日 15時04分28秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問

 先日から辺野古の米軍(=自衛隊)基地建設問題でブログの皆さんは情報をいろいろ書き込んでおられる。
 私は庁が省に昇格したときから、自衛隊が正面に出てくると思っていましたから別に驚かなかったが、その反面、国民投票法や護憲についての事柄が少なくなったのが寂しい。

 メディアは改憲までに五つのハードルがあると言っていたが、私たちが改憲反対に直接手を出せるのは何かと見てみると、夏の参議院選挙と国民投票の二回しかない。
 其の五つのハードルを番組を参考に作って、護憲+の視聴覚コーナーに入れたので御覧いただく。
 (拡大はここをクリック)

           
 このイラストを見ながら素人ながら考えてみると、私たちが改憲に対して抵抗できるのは、第4のハードルの参議院だ。しかし、今の民主は改憲賛成党だから選択はかなり狭くなる。自民党も民主党も個人的には護憲の人物は居ると思うが、党議拘束がある限り護憲の仲間に入れることは難しい。夏の参議院に護憲の人物を一人でも多く送り込んで改憲議員を三分の一以上にすることを目標にするべきだ。

 最後のハードルの国民投票はまだハッキリしたことが見えていない。マスコミも国民もその時にならないと騒がないが、私たちは国民投票をするまでこの問題は忘れないように続けないと、国民の中に改憲ウィルスを増殖させてしまうと思うのである。


07年5月23日・水曜日  「私は貝になりたい」

2007年05月23日 11時54分43秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 今朝の番組でスマップの中居君が「私は貝になりたい」の主役で再映画化されると言っていました。
     
 思えば、昭和33年にフランキー堺がC級戦犯で絞首刑になり、その処刑される時に「もし生まれ変わるなら海底深くの貝になりたい」と言ったと記憶している。映画を見終わった後に彼方此方ですすり泣きが聞こえたことを思い出す。私も涙が止まりませんでした。娯楽の少ない時代、何故か三度も見たと記憶しています。

 一兵士が、上官の命令で捕虜を殺害した咎で死刑になった主人公。
 当時は、上官,言うなれば星一つ多くても上官の命令は上天皇の命令だといわれた時代なので、命令に従わなければ、軍法会議にかかり、敵前逃亡だと死刑になる時代です。
 当時は、B・C級戦犯ではこれと同じ話はいくらでもありました。命令した上官は生き延びて、直接手を下した一兵卒が死刑になる。アメリカ流の裁判だから仕方がないと諦めていたのは、負けた国家の定めと泣いていた家族もありました。ですから、C級戦犯は職業軍人はいなく、殆ど民間人だったと記憶しています。
 過去の戦争では、あの様に大量の兵士が戦犯になった記録はあの戦争だけです。

 どうでなんしょう。アメリカもイラクなどでは問題を起こしていますが勝てば官軍です。私は日本を正当化しているでもなく、アメリカを悪くいっているのではありません。
 戦争とは、力の闘争とは此のようなものです。戦になれば勝てば官軍負ければ賊軍です。しかし勝っても負けても一番被害を被るのは、弱い庶民だと言うことを国民は知ってほしいと思います。

 私は,中居君主演で、この映画ができ民衆の反応がどうかが一番知りたい。昔私たちが感じた感動とは全く違うのだろうな。

 なぜ、この地球から戦争は無くなせないのだろうか。