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護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

一読者への返事

2007年05月08日 16時33分17秒 | ごまめのぼやき
一読者への返事
 
 金美齢氏は昔はもっとマトモなことを言っていたと思いますが、マスコミにもてはやされ、与党系の政治家との交流が増えると人格が替わってしまった様です。

 人間、何不自由なく暮らせる様になると、お山の大将になるのでしょうか。私の回りにも同じ様な人間がいますので、豊と権力は人格を変えると感じています。

 勲章でも、お山の大将は叙勲されます。しかし社会の底辺でこつこつ働いている人間は、叙勲どころか生きて行くのに精一杯。
 そしてその権力者は、此れ等の人々達はさほど社会には貢献はしていないと、間違った判断をします。

 宇宙の中ら偶然と言うか奇跡と言うか地球が形成され、其の中で色々な動植物が生まれ、其の中で一番知的な動物として進化したのが人類です。

 ですから人類の出発点は皆平等だと私は思っています。
 たまたま、其の中で腕力か知力の有った者が仲間の頭に成って、長になり現代まで滅びず残っていたのが、世界の中の王室とか天皇と言われる人々だと思います。

 私は、天皇制を別に否定はしません。人類生きて行く、特に現代社会に於いては、あらゆる職種の人々の助けが無ければ生きて行けない社会に成っていると言うことを言いたいのです。
 政治家を含めて富裕層の人々は忘れています。

 彼等は何でもお金が有れば生きていけると思っています。
 毎日の食事、住宅、医療、廃棄物の処理、生まれる前から始まって、死んでからも色々な方の助けを受けているものを何事もお金で買えると勘違いしています。

 彼等が、体力でなく脳力を使って楽に金銭を得ることができるのは、底辺で低賃金で働いている庶民がいるからで、彼等の脳内で考えるだけでは、お米は作る事は出来ません。
 私たち庶民には縁遠い資本主義という、妙チキリンナ手法でぬれ手に粟でお金を集める。


 今、温暖化により地球に異変が起こっています。もし食料が地球規模で枯渇してくると生きるためには食べることが絶対です。ですから食は生きて行く者の宿命ですから食料を生産している人々は、生きるために必要な人々(医食住に係わる人々)と物々交換をします。しかしお金では何にも買えませんから、お金を山ほど積んでもお金とは交換はしません。

 もう此の様な経験をされた方は少なくなりましたが、私の終戦直後の経験では当時お百姓はお金で米は売ってくれず、金目の物品と交換してくれていたのを思い出し、そう感じるのです。

 そう成ると国家と言うのは成立しなく、食料の生産関係に携わっている者や生きて行くための物を作っている人たち以外とは物々交換は成立し辛くなります。

 先日テレビに出演された数学者の藤原雅彦さん〔日本の小説家、気象学者。新田次郎(本名藤原 寛人)の次男〕が、最近の政治は財界が政治を振り回してるから、国家が狂って来た。
【新潮社・国家の品格・グローバル化に流されず、「日本の国柄」を取り戻せ!】
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610141/

 難しいことは分かりませんが、あの忌わしい戦争も日本の財界が後押ししたきがします。
 アメリカが何時までも軍事行動を止めないのもアメリカの財界が金儲けのために後押ししていると私は勝手にそう思っています。

 先日、親を教育するために「親学」成るものが出されました。此の様なものは国から押し付けられるものでなく、家庭で自然の中で学ぶもの戦後それを取り上げて、今さら何をいうかである。
 
      
 先生は、
 子供に阿る(おもねている)【人の気に入るように振る舞う。へつらう】教育した結果が現代だ。 
 平等だといって先生と生徒は平等だ。
 親と子供は平等だ。
と教えていても実社会はそれと全く反対だと言うことを社会に出て気づくのが現代。
 私の場合も私の親は全くこれと同じ教育をしていたと思います。
 先生にビンタを食っても、自分に非があれば、憎みは残らず、今でもその先生の顔は忘れていません。
 正直な話その逆の場合も確かにありますが、矢張り先生は生徒よりは偉くないと困ります。
 親が子供と同等ではあり得ません。親がいないとどう生きていくのでしょう。だから親は偉いのです。
 もう一つ官僚が国家を駄目にしたとも言っていた。


 総理大臣はやっぱり日本で一番偉いと思います。
 国民は其の偉い総理とその部下たちのすることを、一挙手一投足、国民は見つめています。

 おそらく国民は、その日本のドンのすることは間違いないと真似をするでしょう.だから総理は日本を間違った道には導かないでほしいのです。

 世界の中で一番崇高で、どこの国家も認めている憲法9条を捨てないで下さい。
 9条を捨てると同時に、多くの世界中の国家の中から日本国がゴミ箱に破棄されてワンクリックでゴミ箱行きに成る可能性もあるかもしれません。