護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

ブログ休暇中に感じたこと その3

2007年05月19日 17時07分42秒 | ごまめのぼやき
ブログ休暇中に感じたこと その3

 日本は軍隊は持たないと誓ったのに何故改憲派が増えたのか。

 一つ答えが見みえた気がしました。
 先日、瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんの対談で、

 昔を思い出すのは目では見ていない。脳の中で見ているだと言っていました。そして、その時、声や音まで聞こえているとも言っていた。しかしその音も耳では聞こえていないのは確かですが聞こえて来るので、その状態が思い出で、見ていないものは頭の中には湧いてこないと言う、全くその通りだと思います。
 改めて目を閉じ昔に思いを馳せると今でも母の面影や声がきこえてくるのです。

 その脳で見て脳で聞こえたもので何時も同じ光景が見えるものが其の人の真実の歴史といえるのでしょう。

 いま、あの忌わしい戦争の思いを目を瞑り、脳に感じられる人間が何人現存されているのでしょうか。
 今,護憲活動をされている方々の多くは、実体験の中から出たものでなく、文献やお話の中から出てきた戦争反対だと言う事は間違いありません。
 ですからこの方々に目を閉じて戦争はどのようなものかは頭の目ではその実像は見えないのです。

 もし戦争の場面が見えるとしたら、実体験ではなく脳の中に見えてくるのは仮想のものになり、その人には真実とは違う映像のものしか見えてこなく、見る人の今まで生きてきた人生経験の中から、テレビやアニメそれにゲームが仮想記憶の中で戦争と結びつき、かっこ良く感じるのが戦争と結びついてしまっていると思います。

 ですから、政治家が外国からの攻撃には、こちらも其の対応が必要であるといわれた時には、ああそうだ、絶対に軍隊は必要だと感じるのでしょう。

 しかし、私たち戦時体験者は、平和の手立てが武力(軍)でないものがないかと模索すると護憲に結びつくのです。

次回に続く

07年5月19日・土曜日 天下り

2007年05月19日 16時03分34秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年5月19日・土曜日

 先日から国会は社保庁問題に取り組んでいる。
 自民党は社保庁を6分割すると言っているが、おそらく厚労省の官僚が持ち込んだものではないだろうか、複雑怪奇で政治家の好きな解釈次第ではどうにでもなる感じだ。
 朝ズバでその構図が分かりやすいテロップになっていたので作り直してみた。
最初は、自民党が言っている社保庁解体論だ。
  
そしてそれとリンクしている天下りので平成18年の上半期の実態だそうだ。これは特別会計から出ているので庶民には分からない数字だろう。
  
 天下り規制の政府案と民主党案のちがい。いらないコメントは書かないが映像を見て何か感じるものがあればありがたい。
  
 護憲を貫くには自民党を失脚させるしか方法はない。庶民に護憲を説いても己に損得はないので興味を持たないが、映像にして私たちのお金が此の様に犯罪に近い使い方を見せると初めて驚き腹を立てる人々が多い。
 
 実際に財布の中からお金を奪うのではないので、どこまで効果があるか分からないがテレビ番組や新聞からの資料で視覚による訴えを続けている。