ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第43巻-3ヒット・エンド・ラン

2007-02-02 01:40:31 | 第041巻~第045巻

■ヒット・エンド・ラン(第153話) 発表1979年4月

評価     ★★★★

依頼人   なし

ターゲット  なし

報酬     なし

今回弾丸発射数      0/ 通算弾丸発射数 982

今回殺害人数        0/ 通算殺害人数   884

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  73

<ストーリー>
ひき逃げにより婚約者の命を奪われた私立探偵エド。ひき逃げ犯がギャングのボス「ジョージ」と知ったエドは・・・

<この一言>
科白なし

<解説>
ひき逃げにより婚約者を奪われたエド。彼は敏腕刑事であったがゴルゴの関与した狙撃事件の責任を取り退職、現在は私立探偵となっていた。ひき逃げ犯がギャングのボス「ジョージ」であるとこと突き止めるも、証拠が無いため裁判に持ち込んでも勝ち目はない。エドは婚約者の仇をとるべく、一計を案じる。エドから依頼を受けたゴルゴがジョージを狙っているとの情報を流し、ジョージを恐慌に陥れる。逃げられないと観念したジョージは、警察に捕らえられれば安全と考え自首する。ゴルゴに浅からぬ因縁と怨念を持つエドであるが、婚約者のためにゴルゴの名を利用したのであった。

ゴルゴは一切登場しないサイドストーリー。ゴルゴの名を利用したエドは、ゴルゴから狙われることになるはずだが、本作では描かれていない。ゴルゴに煮え湯をのまされたエドだけに、ゴルゴを利用するのは複雑な心境だったに違いない。エドの葛藤が理解できるゆえ、ジョージを追い込んだ展開がなおさら痛快だ。
その名を利用されたゴルゴもエドのことは許すのではなかろうか・・・。サイドストーリーものとしては出色の出来で、地味ではあるが味わい深い作品。

ズキューン

ゴルゴ13 (43) 巻掲載
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジョージもジョージで、犯罪者として刑務所に逃げ... (g10000)
2014-06-10 21:44:34
ジョージもジョージで、犯罪者として刑務所に逃げ込んでも、
過去にゴルゴが受刑者として入って来たりしますし、
真犯人を作り上げてターゲットを無罪放免にした例もあるので、結局無駄なのですがね。
ゴルゴに睨まれて逃げられる場所なんてないのでしょうね。
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