■地獄からの生還者(第159話) 発表1979年3月
評価 ★★★
依頼人 不明(レッドウッド・シティーの富豪)
ターゲット 新興宗教”人民寺院”ジェームス・サーマン・ジョーンズ教祖
報酬 不明
今回弾丸発射数 15/ 通算弾丸発射数 1,005
今回殺害人数 22/ 通算殺害人数 914
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 74
<ストーリー>
「キース大尉」は自ら率いる特殊部隊をゴルゴに殲滅させられた過去を持つ。ゴルゴへの復讐を誓うキースに新興宗教教祖殺害の命令が下る・・・
<この一言>
俺がここへ押し込まれた時・・・すでにだれもいなかった・・・
<解説>
1973年、ベトナムでアメリカ陸軍特殊部隊を率いて捕虜奪還作戦を展開した「キース大尉」はゴルゴに遭遇、部隊を壊滅させられ自らも右目を失ってしまう。ゴルゴへの復讐に燃えるキース大尉は新たに特殊部隊を編成、「悪魔の軍団」と呼ばれるまでに部隊を鍛え上げた。
1978年、キース大尉率いる「悪魔の軍団」に、新興宗教”人民寺院”の教祖「ジェームス・サーマン・ジョーンズ」殺害の命令が下る。同時期、娘をジョーンズ教祖に手込めにされた富豪がゴルゴにジョーンズ教祖の殺害を依頼する。南米ガイアナの”人民寺院”拠点で、ゴルゴとキース大尉は鉢合わせ、またしてもキース大尉率いる特殊部隊はゴルゴに殲滅させられてしまう。
二度にわたりキース大尉率いる特殊部隊を全滅させるターミネーター・ゴルゴのアクションが圧巻。一方のキース大尉がゴルゴへの怨念にかられ、特殊部隊を鍛えあげるシーンも鬼気迫るものがある。
本作は、1978年11月17日に発生した新興宗教”人民寺院”の教祖「ジェームス・サーマン・ジョーンズ」以下923名が集団自殺をした事件を題材にした作品である。この事件を機に、『カルト』という言葉ができたという・・・
ズキューン
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実際の「人民寺院」事件では、視察を行ったアメリカの議員も射殺されてしまったそうですね。
この事件は、劇画をきっかけに調べて、実際にもっと、とんでもない事件だったんだな、と知りました。
>劇画をきっかけに調べて、実際にもっと、とんでもない事件だったんだな、と知りました。
私もです。ウィキペディアに詳細が載っていたり、YouTubeに関連動画があったりと、事件の衝撃度が今日に引き継がれていますね。