■デッド・アングル(第228話) 発表1984年5月
評価 ★★★
依頼人 国防省 & CIA
ターゲット バイール・マハダ ヨルダン国王特使
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 1,326
今回殺害人数 13/ 通算殺害人数 1,429
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 79
<ストーリー>
国防省とCIAの依頼を受けたゴルゴ。国務省からゴルゴの殺害依頼を受けた「カッツ」。アーマライM16トとレミントンを愛用するプロ同士の対決は・・・
<この一言>
・・・
<解説>
国防省とCIAからゴルゴになされた依頼は、JFK空港での「ヨルダン国王特使」殺害。一方、国務省はゴルゴの殺害を「カッツ・ドーベル」に依頼する。このカッツ、経歴がもの凄い。オックスフォード大学を主席卒業後、マサチューセツ大学でコンピューターを専攻。ライフル射撃の世界記録を持つレミントン撃ちの名手という異色の人材。
カッツは国務省のコンピューターを駆使してJFK空港におけるゴルゴの狙撃ポイントを割り出す。ゴルゴを迎撃すべく愛銃レミントンを手に待機するカッツであったが、コンピューターも予測し得なかったポイントにゴルゴが出現。ゴルゴはカッツを仕留めた後、管制塔とターミナルビルの僅かな間隙をぬって、特使の乗ったヘリを撃墜する。
JFK空港の建物配置図面を読み解きながら、狙撃ポイントを考えると非常に練られた内容であることが分かる。知的興奮を呼び起こす好作品。本作の中で、国務省部長が「国防省が保有しているゴルゴ13に関するデータは、すべて入手できる!」と語っている。その国防省はゴルゴに関する200件以上の殺害データを保有していることが 第65巻-1『メジャー・オペレーション』で明らかになっている。また、分解したアーマライトM16を組み立てるのに28秒を要することが本作で判明。
ズキューン
ゴルゴ13 (66) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★
今回はヘリコ落としてるから数人巻き込まれてしまった。珍しい。
(ターゲットはマハダ特使だけのはず)
アニメだとカッツの声が三木眞一郎氏だったので、原作よりいい男に見えた。
声優って大事ね。
ガムの音はNGですね。
日本人のガムを噛む行為と、アメリカ人のそれとは受け止められ方が違うのでしょう。スポーツ選手がガムを噛んでいるのを見ると違和感を覚えます。かくいう私も勤務中に眠さをがまんできなくなるとガムを噛んでいます。上司の目を気にしながら(苦笑)
割とソツなくまとまった短編なのに、いちいち吹きだし付きのセリフになってるガムの噛み音が気になってしょうがない!
もし俺がゴルゴだったら、カッツ・ドーベルのプロフィール・趣味・性格・嗜好まで事前に徹底的に調べあげて、デイブ・マッカートニーに゛内部にチューインガムがめいっぱい詰め込まれた弾丸゛を作らせて、あんたの口の中を狙撃して喉にガム詰まらせて倒してやる!!
……って感想ですこの作品…。
あとカッツ!お前のダサい帽子も減点対象だからな!
>部長はカッツの所に逝くことになるのでは?
間違いなく、逝ってますね・・・合掌
その後、国務省部長はどうなったのでしょうね・・・