■アメリカンドリーム(第383話) 発表1982年6月
評価 ★★
依頼人 エルマン・プレイリーの妻パティ
ターゲット エルマン・プレイリーの胸につけたコイン
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 2,082
今回殺害人数 0/ 通算殺害人数 4,234
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 102
<ストーリー>
アメリカの大物歌手「エルマン・プレイリー」はベトナム戦争の後遺症に悩まされ、ステージにも立たず放蕩の日々を送っていた・・・
<この一言>
・・・
<解説>
アメリカの大物歌手「エルマン・プレイリー」は、ベトナムからの帰還後、ベトナムシンドロームに悩まされステージに立つことも出来ず、放蕩の日々を送っていた。エルマンの拠り所は、ベトナムで彼を救ったコイン。ベトコンが放った弾丸がエルマンの胸を直撃したが、コインが弾丸の貫通を防ぎエルマンは九死に一生を得る。以来、エルマンは片時もコインを肌身離さずにいた。
プレイリーのマネージャー「モーリス」は、プレイリーをステージに立たせようと、プレイリーの妻「パティ」に協力を依頼する。パティはプレイリーとの離婚を決意したが、モーリスの依頼を受け入れ、ゴルゴに接触する。
パティの依頼を受けたゴルゴは1キロ離れた地点より、プレイリーのコインを狙撃。コインを狙撃されてふっきれたプレイリーはパティの説得もあり、ステージ復帰を果たす。
さりとて見所の無い短編。90年代に発表されたゴルゴ・シリーズは、各ストーリーのテーマが専門性を帯びてきているが、本作はオールドスタイルの”劇画”的展開である。内容に違和感があり調べてみると、本作は1982年発表。82年に発表された作品は52巻~55巻あたりに収録されているが、本作は17年の歳月を経て1999年に単行本第114巻に収録されたのである。何故、これほど発表から単行本収録まで時間がかかったのだろうか・・・
本作では「1000m」の長距離狙撃が描かれているが、これまでの長距離狙撃ランキングを記す。
①第42巻-2『海神が目覚める』1,500m
②第7巻-1『AT PINHOLE』1,020m
③第27巻-2『60日間の空白への再会』1,000m
③第48巻-3『ゼロの反撃』1,000m
③第114巻-3『アメリカンドリーム』1,000m
⑥第110巻-3『冷血キャサリン』800m
⑥第51巻-2『橋は崩れた』800m
⑧第18巻-1『動作・24分の1』700m
⑨第83巻-2『シビリアン・コントロール』600m
⑩第11巻-1『ROOM No.909』500m
⑪第22巻-1『スエズの東』400m
ズキューン
<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>
>エルマン・プロイリーって・・・そのままですね
プレスリーの晩年って、こんな感じだったのでしょうか?アメリカン・ロックには明るくないもので・・・
>いにしえの法に依りてのレーザー狙撃は入りますか?
悩ましい質問ですね!レーザー狙撃銃の射程距離ってどんなもんなんでしょう?素人ではレーザー中でも遠距離狙撃は難しいのでしょうか?
エルマン・プレイリーって・・・そのままですね(笑)。幾多の人物が実名出演している本作ならば、問題はないのでしょう。>本作は1982年発表~17年の歳月を経て収録
やはり、“プレイリー”というのがマズかったのでは(大笑)
本日の一句「射撃距離、自慢は初期の、作品か」
いにしえの法に依りて
のレーザー狙撃は入りますか?