ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第155巻-2 再発・ギランバレー症候群

2010-09-19 10:12:06 | 第151巻~第155巻

■再発・ギランバレー症候群(第514話) 発表2004年6月

ゴルゴ13 155 (SPコミックス)

評価   ★★★★

依頼人 フィリピン警察当局

ターゲット 民兵組織の”キング” エストラーダ

報酬 不明

今回弾丸発射数     11/ 通算弾丸発射数 3,096

今回殺害人数    11/ 通算殺害人数   5,485

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数   118

<ストーリー>
持病である”ギランバレー症候群”が5年ぶりに発症。交戦の最中に右手が動かなくなり、重傷を負ったゴルゴは・・・

<この一言>
右手が動かない・・・ギランバレー症候群・・・五年ぶりか・・・

<解説>
フィリピン警察当局から民兵組織のボス”エストラーダ”殺害を請け負ったゴルゴ。山岳地帯の砦に潜むエストラーダを仕留めたゴルゴは、エストラーダの情夫”クイーン”率いる民兵の追撃を受ける。

冷徹に追っ手を排除するゴルゴであったが、民兵の放った手榴弾に照準を合わせた刹那、右手が動かなくなり手榴弾の爆発に巻き込まれ重傷を負う。

火山性の洞窟に入り込んだゴルゴは、硫黄とコウモリの糞とライターのオイルを調合して即席の催涙ガスを発生させ、クイーン率いる民兵を鎮圧、難を逃れる。

ストーリー自体は全く面白みがないが、注目すべきはやはり持病であるギランバレー症候群の発症である。これまでの発症歴は、以下の通り。
第6巻-1『喪服の似合うとき』(1970年10月発表)
第13巻-3『キャサワリー』(1972年4月発表)
第133巻-2『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』(1999年8月発表)
ゴルゴ本人が「5年ぶりか・・・」と語っていることから、前回発症は『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』と符合する。『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』では、台湾のいきつけの薬局にて漢方を処方してもらうシーンが描かれていたが、今回も台湾に向かったのであろうか・・・・・・

ズキューン

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ゴルゴ13 1-20巻 セット (SPコミックス)
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
讃美歌13番さんこんにちは。 (ペロ)
2010-09-23 16:15:38
讃美歌13番さんこんにちは。
“ここぞ”という場面で再発したギランバレー症候群。題名からして、ギランバレーを描きたかったのでしょうが、個人的にはクイーンの気色悪さが気になってしまいました。
ところで、警察側の遺族年金と依頼料を比べるあたり…本音が出てますなぁ~
本日の一句「狙撃手が、銃を離しちゃ、いけないよ」
返信する
ペロさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2010-09-23 21:19:34
ペロさん、こんばんは。
>個人的にはクイーンの気色悪さが気になってしまいました
同感です(笑)さらに、QUEENとの情事のあと、KINGが妙に納得・満足しているのも、気色悪いですね・・・
返信する
う~ん、トイレに起きたら、眠れなくなったマリヨ... (マリヨ神父)
2011-06-03 03:22:56
う~ん、トイレに起きたら、眠れなくなったマリヨ神父です(笑)
ゴルゴの短編物で、ゴルゴが窮地に陥る場面が出てきたら、そのエピソードの脚本担当は、ほぼ「ながいみちのり」と見て間違い有りません!(笑)
因みに本エピソードの脚本担当も、ながいみちのりです
返信する
マリヨ神父さん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2011-06-04 14:11:51
マリヨ神父さん、こんにちは。
>ゴルゴが窮地に陥る場面が出てきたら、そのエピソードの脚本担当は、ほぼ「ながいみちのり」と見て間違い有りません!(笑)

ながいみちのり氏、”ドS”なんですね(笑)
返信する
ゴルゴで珍しい(こいつだけ?)のニューハーフの... (レサレサ)
2013-07-28 03:57:02
ゴルゴで珍しい(こいつだけ?)のニューハーフの敵だったクィーンですけれど、話と特に関係ないのが残念ですよね。

過去作品だと「黄色いバラ」(1巻3話『バラと狼の倒錯』登場)なんかは、意外な性がちゃんと話に係わってたし、
他にも何話か忘れたけど「ある女性が標的の愛人→標的はレズビアンで女性。」とかってのもあったのに、
クィーンは「エストラーダの愛人の女」にしてもほぼ無問題だったし。
返信する

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