■再発・ギランバレー症候群(第514話) 発表2004年6月
評価 ★★★★
依頼人 フィリピン警察当局
ターゲット 民兵組織の”キング” エストラーダ
報酬 不明
今回弾丸発射数 11/ 通算弾丸発射数 3,096
今回殺害人数 11/ 通算殺害人数 5,485
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 118
<ストーリー>
持病である”ギランバレー症候群”が5年ぶりに発症。交戦の最中に右手が動かなくなり、重傷を負ったゴルゴは・・・
<この一言>
右手が動かない・・・ギランバレー症候群・・・五年ぶりか・・・
<解説>
フィリピン警察当局から民兵組織のボス”エストラーダ”殺害を請け負ったゴルゴ。山岳地帯の砦に潜むエストラーダを仕留めたゴルゴは、エストラーダの情夫”クイーン”率いる民兵の追撃を受ける。
冷徹に追っ手を排除するゴルゴであったが、民兵の放った手榴弾に照準を合わせた刹那、右手が動かなくなり手榴弾の爆発に巻き込まれ重傷を負う。
火山性の洞窟に入り込んだゴルゴは、硫黄とコウモリの糞とライターのオイルを調合して即席の催涙ガスを発生させ、クイーン率いる民兵を鎮圧、難を逃れる。
ストーリー自体は全く面白みがないが、注目すべきはやはり持病であるギランバレー症候群の発症である。これまでの発症歴は、以下の通り。
第6巻-1『喪服の似合うとき』(1970年10月発表)
第13巻-3『キャサワリー』(1972年4月発表)
第133巻-2『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』(1999年8月発表)
ゴルゴ本人が「5年ぶりか・・・」と語っていることから、前回発症は『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』と符合する。『戦域ミサイル防衛 TMD幻影』では、台湾のいきつけの薬局にて漢方を処方してもらうシーンが描かれていたが、今回も台湾に向かったのであろうか・・・・・・
ズキューン
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過去作品だと「黄色いバラ」(1巻3話『バラと狼の倒錯』登場)なんかは、意外な性がちゃんと話に係わってたし、
他にも何話か忘れたけど「ある女性が標的の愛人→標的はレズビアンで女性。」とかってのもあったのに、
クィーンは「エストラーダの愛人の女」にしてもほぼ無問題だったし。
>ゴルゴが窮地に陥る場面が出てきたら、そのエピソードの脚本担当は、ほぼ「ながいみちのり」と見て間違い有りません!(笑)
ながいみちのり氏、”ドS”なんですね(笑)
ゴルゴの短編物で、ゴルゴが窮地に陥る場面が出てきたら、そのエピソードの脚本担当は、ほぼ「ながいみちのり」と見て間違い有りません!(笑)
因みに本エピソードの脚本担当も、ながいみちのりです
>個人的にはクイーンの気色悪さが気になってしまいました
同感です(笑)さらに、QUEENとの情事のあと、KINGが妙に納得・満足しているのも、気色悪いですね・・・
“ここぞ”という場面で再発したギランバレー症候群。題名からして、ギランバレーを描きたかったのでしょうが、個人的にはクイーンの気色悪さが気になってしまいました。
ところで、警察側の遺族年金と依頼料を比べるあたり…本音が出てますなぁ~
本日の一句「狙撃手が、銃を離しちゃ、いけないよ」