■舞い降りた運命(第508話) 発表2003年10月
評価 ★★
依頼人 不明
ターゲット 麻薬王セベス
報酬 不明
今回弾丸発射数 14/ 通算弾丸発射数 2,962
今回殺害人数 14/ 通算殺害人数 5,359
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 118
<ストーリー>
麻薬輸送に使われるプロペラ機のメカニックをしているエリック。エリックを訪ねたゴルゴは・・・
<この一言>
チャンスは一回だけでいい・・・
<解説>
プロペラ機メカニックのエリックは、過去にパラシュートが開かない事故に2回遭遇して空を飛ぶことをあきらめ、麻薬密売に使われるプロペラ機の整備をして糊口をしのいでいた。
エリックのもとを訪れたゴルゴは、強引にエリックを飛行機に乗せ、パラシュート降下を命ずる。降り立った先は、麻薬王『セベス』の城。格納庫の前で待つようにエリックに告げたゴルゴは、城の中へ突入、セベスを仕留める。
エリックのもとに戻ってきたゴルゴは、格納庫にあるB-17をエリックに操縦するよう命ずる。エリックは数少ないB-17を操縦できるパイロットでもあったのだ。追っ手をなぎ倒し目的地に着陸した後、エリックはB-17に積まれた麻薬と武器に目がくらみ、ゴルゴに対決を挑む。エリックが秒殺されたのは言うまでもない・・・
飛行可能なB-17が高値取引されている、ということを描きたいが故に発表された作品。序盤では臆病なエリックが、最後に欲に駆られて命を落としてしまうという童話風のストーリー展開。B-17が登場したということは、将来、B-29が登場する作品が発表されるのだろうか?アジア各地に眠るゼロ戦で脱出する作品なんかはいかにも登場しそうな予感が。最近、ナチスの亡霊ものが発表されないから、メッサーシュミットが久々の登場となるのかも・・・
ズキューン
ゴルゴ13(153) 巻掲載
ゴルゴ13(156) 巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★
>エリックは~麻薬と武器に目がくらみ
あのままじっとしていたら、麻薬や武器が手に入ったでしょうに…欲に目がくらんだ人間は、どうして墓穴を掘るのでしょうか?
本日の一句「臆病は、疑心暗鬼で、早死にか」
>あのままじっとしていたら、麻薬や武器が手に入ったでしょうに…
巨万の富が手に入る寸前なのに、惜しいことをしましたね。
武器やら麻薬やらをさばくには、それなりの危険な橋を渡らないといけないので、チキンなエリックにはムリだったかもしれませんが(笑)
脚本担当は勿論ながいみちのりです(笑)一皮剥けすぎて変なところまで剥けちゃてゴルゴに抹殺されちゃいましたねぇ(笑)
ながいみちのりも一ひねりして来ましたねぇ(笑)
さすが脚本研究家だけあって、脚本家のパターンを読み切っていますね(笑)