ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第9巻-1ラオスのけし

2006-10-11 00:06:05 | 第006巻~第010巻

■ラオスのけし(第39話) 発表1971年2月

評価    ★★★★

依頼人  CIA

ターゲット  アジア麻薬ルートを握った男”Q”

報酬    $100,000

今回弾丸発射数    2 / 通算弾丸発射数 213

今回殺害人数     11/ 通算殺害人数   196

今回まぐわい回数  3/ 通算まぐわい回数    26

<ストーリー>
CIAの依頼は「アジア麻薬流通ルートを掌握した男の殺害」。麻薬を巡るソ連GRUと米CIAの代理戦争にゴルゴは・・・

<この一言>
あとにしろ

<解説>
なかなか見どころの多い本作。
まず挙げるべきは、アジアの麻薬生産を牛耳る「将軍リー」の存在感。これが圧倒的である。ゴルゴ相手に一歩もひるまず、対等に交渉している。ゴルゴも将軍リーには一目置いていると見え、丁重な対応をしているのが印象深い。
そしてゴルゴの狙撃シーン。将軍リーから麻薬王”Q”の存在を聞かされる。その直後”Q”がリーを訪ねてくるが、リーと”Q”の会談は”Q”の影武者がとり行う。そのトリックを予見していたのだろう。ゴルゴは影武者・ソ連GRUが”Q”の待つヘリに乗り込んだ所で一網打尽、ヘリごと狙撃する。一撃で10名の殺害。圧巻である。
しかし本作の一番の見どころは全く別のところにある。ゴルゴ史上最多と思われる「1話中に3回まぐわう」という快挙を本作にて成し遂げているのだ。なかでも特筆すべきはソ連GRU女性工作員とのまぐわい。行為中に女から命を狙われるが、「あとにしろ」とつぶやき、ゴルゴ一流のテクニックで女をメロメロにしている。女は完全に戦意喪失、まぐわいに没頭する。まぐわい完遂後に、改めて全裸(※正確には、女=全裸、ゴルゴ=ブリーフ一丁)で格闘する二人の姿が哀しい・・・。
冒頭に出てくる、ゴルゴが買った女の問いかけも意味深だ。「忍者って、他国へはいると、まず女を買うんですってね!そして女との寝物語のうちに、その国の地理や風俗習慣などすっかり聞き探ってしまうんだって。ほんと?」ちなみに、ゴルゴの返答は「・・・・・・・・」

ズキューン

ゴルゴ13 (9) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>