偕楽園公園センターでは「能面と祭り面展」が催されていた。
この催しは毎年行われている。
数年前だったか能面展を見て写真を沢山撮ってきた。
写真を整理していると不気味に感じて怖くなったことが有った。
茨城で能を公演することはなく何故面を造るのだろう?
世話役の人に尋ねると面を造ること(面を打つ)が趣味だった。
その後、面を打つ現場を見学した。
大勢の人が和気藹々面を打つていた。
面は鬼神・老人・男・女・霊の5種類に大別される。
女面、少年面、青年面は一部を除いて何れも白塗りの厚化粧、
引眉で、お歯黒を付けており、何れも能が成立した
時代の習慣を残したものである。
『翁』の面は特徴的で、他の能面と異なり、
眼が全てくり抜いてある。
般若(はんにゃ)は 嫉妬の度が極めて強く、鬼のような形相になった女性。
良く見ると女性的な眉が描いてある。
蛇、真蛇、般若より更に鬼度が増したもの。
なお蛇は歌舞伎の「道成寺」の専用面である。
元々能面を演じるものは男性のみに許されていたが
昭和23年に女性の能楽協会加入が認められた。
なんてすごいですね、興味は持ってますが
大変な作業でしょうね。
無機質な印象もありますが、不気味な印象も。
これを制作する人の心はどうなのだろうか
それぞれのご解説よく解ります。
じっくり観察すると なかなか味わい深くて面白そうですね。
ところで、これらはただ作る楽しみのためにだけに作られたものなんでしょうか?
単純に 能舞のために存在すると思い込んでいました。
この場所で
販売する事は、あるのですかね?
素晴らしい作品の数々ですね。
映像の中で見る能面と実際に見る物とは
感じ方が違うのではないでしょうか?
面は見る角度で表情が変わりますね。
薪能を一度いかちゃんと観たことがあります。
一度だけ現場を見学しました。
檜の分厚い板から作っていました。
鑿で削るので時間はかかるようでした。
楽しそうに削っていました。
能に使う面造りと思っていました。
不気味に感じましたが造っている人たちは楽しそうです。
蓼食う虫も好き好きですね。
久し振りに公園センターへ行って見ました。
面にも気迫がこもっていますね。