郷愁の心を表現?弦楽四重奏曲1番byチャイコフスキー

2011-04-23 16:13:39 | 音楽療法

チャイコフスキーという偉大な作曲家は、一体どんな人だったの

でしょうか?

バレエ音楽、オペラ、交響曲とさまざまな音楽を編み出していますが、

弦楽四重奏曲も、とても味があります。

ドボルザークやスメタナ、シベリウスなど、故国を懐かしみ愛している

切々とした思いを作った作曲家と同じように

郷愁を誘うやさしい弦楽四重奏曲を作っています。

その中で、1番は、とても情感たっぷり! 彼自身の熱い思いややさしさが

溢れ出ているような気がします。

途中で出てくるビオラのソロは、中国の音楽と間違いそうになるほど

牧歌的な匂いもします。そのバックで、弦だけをつまびく音が効果音として

しみじみとして故郷を懐かしむ感覚に引き入れてくれるようです。

震災でふるさとを離れ、ふるさとへいつ戻れるのかを知りたくて

心に痛みを抱えた方がたくさんおられます。

そんな痛みにも、感情の発露となる音楽だと思います。

故郷にしても、愛する家族にしても、別れは過酷なものですから、

どうか時間をたっぷりかけて癒していただけることを

お祈り申し上げます。


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