忙しい時ほど、ゆったりした音楽を!

2012-01-09 09:27:50 | 音楽療法

新春を迎えて、いかがお過ごしでしょうか?

激動の2011年も終わり、また新たな気持ちで

新たなスタートを切った方もいらっしゃることでしょう。

さて、この時期は、年頭の目標を掲げ、勢い込むときでも

ありますが、くれぐれも無理をなさらないようにお願いします。

仕事が忙しいのは、当たり前といえば当たり前なのですが、

「忙しい」の”忙”の字は、心が亡びるという意味だそうです。

仕事に忙殺されると、余裕がなくなり、自分のことも他人のことも

見えなくなってしまいがち。

こんな忙しい時こそ、音楽の力で精神的に安定した状態を

取り戻すことが大切になってきます。

私だって、忙しい時になんか、音楽なんて聴いてられやしない、と

思ったことも幾度もありますが、忙しさでハイテンションになった時こそ、

ゆったりとしたテンポの気持ちの休まる音楽に

耳を傾けることに集中すると、逆に仕事への集中心が高まる

こともあります。1日のうち、ほんの5分でもいいと思います。

この心が休まる音楽として、私はモーツァルトの

「ピアノ四重奏曲第1番」と「ヴァイオリン協奏曲第4番」を

おすすめします。

この2つは、間違いなく心が落ち着きます。

前者は、ピアノのやさしい調べと弦楽器のミックスがとても

まろやかな風味を出しています。

後者は、協奏曲ですから、オケも登場しますが、そのオケの

軽快なバックに乗って、ヴァイオリンのソロ演奏が、

鳥が青空に舞うように優雅で軽快で明るい風景をイメージ

させてくれます。春の匂いもします。春風がほほをやさしく

なでる感触も音で感じます。ヴァイオリンのソロは、全編

高音なので、心も温まってきます。まるで、半身浴をしている

みたいにジワジワと温まってくる感覚があります。

ピアノのやさしさとヴァイオリンの温かさをぜひとも

味わって、明日への活力としてみませんか?

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿