サラ・ブライトンの澄んだ伸びやかな歌声が心地いい
「タイム・トウ・セイ・グッドバイ」。
歌が始まると、目の前に、広大な大地が現れ、
青空が広がり、燦燦と照り輝く太陽の光の下で
鳥がさえずり、色鮮やかな植物や花が映え、
涼やかな風が大木の葉を軽く揺らす。
そんなのどかな光景が、この曲の音感から感じます。
詩の意味よりも、この曲を聴くと、大自然の恵みを受けている
有り難さを感じます。心の底から元気が湧いてくる曲です。
そんな自然の中に溶け込んでいる自分を感じたまま聴くには
もってこいだと思います。まさに全身をゆだねて聴く!
自分と自然が、この音楽を通して一体となる感覚です。
映画「アマルフィ」のテーマソングとしても使われましたが、
イタリアのアマルフィ海岸は、その空と海の青さは言葉では
表現できないくらい、深みのある青です。
イタリアのナショナルサッカーチーム(イタリア代表)のユニフォームが
別称”アズーリ”(青)と言われるゆえんが良く分かります。
いずれにせよ、自然が作り出したものは、人工的に生み出した
ものとは違います。同じ青色でも、自然の中の青を人間が
描こうとしても不可能ではないかと思います。
それだけ自然の力は素晴らしいし、そんな中で生かされている
自分たちを思い耽り、「タイム・トウ・セイ・グッドバイ」を聴きました。
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