長くて、くねくねしている道のり。それが人生さなんて、
達観するつもりはありませんが、タイトルどおり、
ビートルズのこの曲が、なぜか今日は脳から聞こえてきます。
隠れビートトルズファンとして、”イエスタディ”や”レットイットビー”など
をそらで歌えますが、この”ザ・ロング・アンド・ワインディングロード”は、
ポールが作曲し、バックにオケ、主に弦楽器を入れているのが
特徴で、ビートルズナンバーとしては異色です。
ですが、このくねった道のりが映像にくっきりと浮かんでくるのです。
なかなか思うようにならない、それだからこそ生きている実感が
もてるのだとポール・マッカートニーは歌いたかったのでしょうか。
恋愛でも仕事でも家族でも、自分の選んだ相手、選んだ道が
険しくても、遠回りでも、目的に向かって努力していく生き様が
尊いのだ! と訴えている気がします。
とうとうと歌うポールの声を感じながら、人生の哀感に触れる
思いを、このビートルズナンバーは伝えてくれているのでしょう。