〔ゴルフ〕ハーフトップとスピンの効いたショットは紙一重

2010-06-05 10:44:04 | ゴルフウイークリー
今日の練習は調子が出ませんでした。左腕1本練習は、やればやるほど
難しさが分かってきました。それというのも、悪いクセがしみついている
ためでしょう。

左腕1本で球を打つ際、ヘッドの重さを感じて上からボールに落としていく。
そして、ひじを素早く畳んでいく。これを文字どおりやってもボールが
ハーフトップすることがあります。これは、やはり手だけで1連の動きを
やろうとしているせいでしょうね。軽いというか少ないながらも、右へ
左への体重移動と、それに連動した腰や肩の回転を伴わないと、
ボールがフェースにしっかり乗りません。手だけが先走っても、こねるだけに
なってしまう。逆に言えば、手打ち脱却には、この練習がいいということです。

そんなことを考えながら、今度は両手でウェッジの50Yショットを練習しました。
すると、今回は、左ひじが低い位置で畳めないのか、浮いてしまっているのか、
ハーフトップで球が強く出たり、あるいは、ダフったりしました。本当に
スピンの効いた球は10球に1球くらいと散々でした。ヘッドを上から入れたつもりでも、
手だけ使うか、腕と体の動きが連動しているか、この差でショットの良し悪しが
すぐに出ますね。マットだと、ソールが滑ってくれるので、多少ダフっても、
球は止まりますが。
ボールに対してヘッドを上から入れて、さらにヘッドを低く出していく。この基本動作は
まだまだ未完成です。
あきらめず、根気強く取り組んでいくしかなさそうです。
これができて、フィニッシュまで最後まで振り切っていく。
そうでないとアイアンのショットも上達が望めませんね。

今日は、少しマイナーモードで練習終了です。

〔音楽療法〕アルゲリッチの軽快なタッチ

2010-06-05 08:20:31 | 音楽療法
音楽界の人ならマルタ・アルゲリッチというピアニストはどなたでも
ご存知でしょう。アルゼンチンの人で、ピアノの才能は超素晴らしいと
感じました。特にモーツァルトの『2台のピアノのためのソナタ K.375』
を聴くと、驚きがあったのです。

この曲は、第1楽章は、出足からアップテンポの音の連続です。男性ピアニスト
とユニゾンで弾いたところ、それからソロのところ、いずれも
独特のタッチがあります。素人判断ですが、徐々に音を強くしていくクレッシェンドの
箇所では、いきなり強くなっていくのではなく、彼女のデリケートなタッチで、ものすごく
何段階にも強さを弾き分けていて、速さの中に繊細さがあり、その分、軽快な曲なのに、
透明感を感じてしまいます。不思議な経験でした。

アルゲリッチの指先には、ものすごく微妙な強さを数10以上も打ち分けられる
繊細さが宿っているのではないかと思えます。ゆったりした曲ではなく、こういう
アップテンポの曲だから、真価が発揮できるのでは?
単に軽いというより、指先にコントロールするアイコンが何種類もあり、瞬時に
それを使い分けている異次元の感覚を味わえたのです。
感動しました。