〔ゴルフ〕ゴルフは忍耐修行の場でもある!?

2010-06-03 08:05:09 | ゴルフウイークリー
つい最近出会ったゴルファーの方々から、勉強させていただきました。
それは、ゴルフ場に行ったら、その人の日常の生活ぶり、習慣が露わになる
のでは?ということです。普段から暴飲暴食をしている人は、生活習慣病に
かかりやすいように、ゴルファーにとっては、自分の活躍の舞台でいかに
パフォーマンスを上げ、結果(スコア)を出せるかは普段の生活にかかって
いるのでは、としみじみ思いました。

まず、仕事をやっとのことでリタイヤし、60歳からゴルフを始めて、つい最近ベスト
ハーフの41を出した(バックティから)75歳の男性の話です。「成果が出るには、私みたいに遅くに始めた人間は時間がかかって当たり前」とおっしゃいましたが、ご本人は、
継続的に基本(グリップやスウィング)を体に植えつけるためにコツコツコツコツ練習
されてこられたようです。ベストハーフを出された時は、得意のドライバーがことごとく
フェアウェイをとらえ(飛距離は200Yくらい)、同伴したふたりのシングルさんが
あわてふためき、最終的にはスコアで負けたとか。バックティから41が出たということは、グリーン回りやパットは相当お上手と見ました。普通は70歳を過ぎると、ゴルフの
ほうもリタイヤされる方が多くなるのに、このめざましい結果はなぜなんでしょうか?
と考えていたら、ゴルフの結果は数字で出てくるには、ある程度の時間がかかるからでは、
と思ったのです。
付け焼刃の応急処置でその場をごまかせても、長い目で見たら成長していないこと
だってあります。その方は、愚直なまでに練習場で基本を繰り返し練習されてきたことが
お話しを聞いているうちに、わかってきました。

ふたりめは、病気を機に生活習慣や食生活を改めた人の話です。暴飲暴食をして血液が
どろどろになり、通風や軽い脳梗塞を経験された40歳台の方です。いったんはもうゴルフが
できないかもしれないと感じた彼は、一念発起して生活を180度転換!
時間のある時は、朝、愛犬を連れて2時間の散歩。時間が許せば、1日2万歩歩くことを
目標に今もそれを実行されているそうです。ゴルフのラウンドのときも、カートを
使わずに歩くことを心がけているそうです。また、食事も肉をあまりとらずに、野菜や
海の幸を中心にし、たんぱく源は豆類にしているとか。おかげで体重は、5キロくらい落ち、血液検査も良好だそうです。その彼が、昨日のラウンドでバックティから3年ぶりの
80台をマーク。普段の生活習慣と、左腕1本で軌道作りと筋力アップが図れたからではないか、と自己分析しているようです。

ゴルフは、このように日常生活や普段の練習の成果が着実に出てくるものだと実感しました
当たり前だといわれたら、それまでですが、その当たり前のことがなかなか
できないのが人間です。それにゴルフは、成果がスコアに反映されるまでに時間がかかります。成果が出ないから、あきらめて、それまでの努力が水の泡に帰すことも多いようです。
私にもそんな経験がありますから。だから、あきらめず忍耐強く!練習し、成果は出ると
信じることも大事なのではないでしょうか?
ただし、基礎をみっちり身につけるには、先生にしっかり教わって、忍耐強く続けることが
いいとは思います。