サカナクションという面白い音楽
グループがいます。
昨年末の紅白にも初出場!
『ミュージック』という曲を披露して
くれましたが、この曲は何とも
いえない味わいがあります。
何ともいえないのですが、何とか
文字で表現してみます(笑)。
イントロが、テクノポップ風に
始まり、「おやっ」YMOかな?
と感じたくらい似たサウンド。
あのイエローマジック風の曲想
です。
ところが、途中から、ラップっぽい
語り口調の展開になり、
若者の悲哀を歌詞で表現!
う~ん、これは不思議!
音やリズムから歌詞に重点が
移っている。
かと感じたら、最終は、
メロディラインが美しく、
メッセージ性のある歌詞が
溶け込んでクライマックスへ。
歌い手も聞き手も興奮する
場面へと展開。
これが、この曲の”さび”の
部分、聞かせどころなのでしょう。
いろんな要素とテクが組み合わさって
いながら、しっかりと整理・編集
されているので、とても聴きやすい
感じの曲でした。
新鮮な感覚を味わえました。
そんなことを感じながら聞いて
いたのですが、この展開って、
昨年大ヒットしたドラマ『半沢直樹』
のテーマソングのサントラ盤に
似ているな、と思いました。
イントロから展開して、主旋律、
そして、さらにスケールアップして
盛り上げるメロディライン・・・・
このサントラも、”さび”は主旋律
ではなく、盛り上がるメロディライン
だと独断でかんじたのですが、
サカナクションと違い歌詞はなくても、
編曲の方法が似ているのでは?
と感じたのです。
若者のメッセージと企業戦士の
戦いというテーマの違いはありますが、
曲想が意外にも似ているのに
自身驚きました。
これは、”売れる”秘訣
なのでしょうか?