極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

たかがサプリ、されどサプリ

2012年09月12日 | 医療健康術

 

  

【たかがサプリ、されどサプリ】

 
 

自閉症の症状のうちアミノ酸不足との関係が判明しているまれな症状が、ごく一般的なサプリ
メント(栄養補助食品)によって改善される可能性が、6日の米サイエンス(Science)誌に掲
載された研究論文で明らかになった。研究チームは、一部の自閉症患者にみられる、特定のア
ミノ酸の代謝を促進する遺伝子変異を突き止めた。こうした必須アミノ酸(分岐鎖アミノ酸、
BCAA)はヒトの体内で作り出すことができないため、食品から摂取する必要がある。今回特定
された遺伝子変異のある患者では、代謝が促進されるために通常よりも早く体内のアミノ酸が
消費されてしまい、このことが自閉症の神経行動学的症状と関係した(アミノ酸の)不均衡を
生んでいるのではないかと研究者らは指摘しているという(AFP=時事 9月11日(火))。研究を
行った米カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California, San Diego)、ジョ
セフ・グリーソン(Joseph Gleeson)らのチームは、てんかん性発作がみられる自閉症の子
もたち数人の遺伝子情報を調べた後にこの遺伝子変異を特定した。同チームによれば、人間

患者でもこのサプリメントを使用してアミノ酸の不均衡を修正することはできたが、こうし

処置が自閉症の症状を改善する治療法につながるかどうかを決定付ける十分なデータは得ら

ていない。自閉症でてんかん性発作がみられるのは患者全体の約4分の1だが、グリーソンは

うした患者は「極めてまれ」だと指摘しているが、このサプリメントが効く仕組みは不明だ
が、
今回の遺伝子変異の特定は、自閉症やてんかんの検査基準の設定に役立つとの期待も呼ん
でい
るという。

 

そうかと思えば、百万人を超え、患者が増え続けるうつ病にいま脳科学の進歩により、うつ病
の正体が明らかにされつつあり、診断や治療に大きな変化が起きている。脳の働きを画像化し
診断に結びつける先進医療が始まり、磁気刺激による最新治療で症状を劇的に改善させる患者
が続々と出てきているとか(NHK「あさいち」2012.9.12)。アメリカでは、薬が効かなか
った患者に対して、経頭蓋磁気刺激(TMS)という治療。強力な磁気を発生させる機器を、
頭の前の左のほう、DLPFCと呼ばれる部分に当て、脳を直接刺激し1回の治療は40分ほ
ど。症状が治まるまで通院で毎日続けます。ただし、このクリニックでも効果があったのは患
者の7割程度で、回復してもその状態を保つために月1回の治療を受け続けている人が多く、
米国では、この治療は2008年にFDA(米国食品医薬品局)にうつ病を対象に承認され、
現在では全米4百か所の医療機関で行われている。この治療でなぜうつ病が治るのかには、い
くつかの説があり、不安や恐怖・悲しみなどの感情を生み出すへんとう体のブレーキの役割を
するDLPFC(背外側前頭前野)を磁気刺激すると、へんとう体の暴走が止まり、うつ病の
症状が治るとする考えが有力。また、「統合失調症」については、認知機能障害に対してはい
い結果が得られないが、幻聴に対しては効果が得られるという研究があるとのこと。


そして、最新精神栄養学ではうつを食事で改善するという事例が報告されてきている。うつ病
に対する「食事療法」は、血液検査などの結果に基づき、薬も併用しながら、専門の医師の判
断によって行うもので、納豆、オクラ(電子レンジで45~50秒加熱)、山芋です。ご飯と
ともに食べると、食後の血糖値の上がり具合をゆるやかにする効果があるとのこと。

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まぁ~、今夜のところでは、デジタル技術の進展で遺伝解析や光トポグラフィー検査などの測
定装置で
こんなところまでしたのかという程度のことで了解。とはいえ、米国をはじめとする
先進諸国で行動障害
(自閉症)が増加しているというニュースは要注意だね。脳科学進展につ
いてはもう少し詳細に追跡したいと
思っていて別の思考枠で調べだしているが、精神栄養学と
は、医食同源=予防医療(あるいは予防医学)とオーバーラップし面白い。最
近はサプリメン
ト会社のCMがやたら多いが最近まで「たかがサプリ」と反発気味だったが「されどサプリメ
ント」とあっさりと転向する事態も起こりそうだ。

 

金本が引退するという。うぅ~ん、これはちょっと言葉がでないが、二年前にも指摘していた
が選手の若返りの球団ガバナンスが遅れていたが、これも1つの現れだろう。何れ藤川も通用
しなくする日がくるだろうろと思っていたが、複雑な気持ちだ。ここは、お疲れさまでした。
たくさんの勇気と、活力をもらいどうも有り難う!と、素直にいっておこう。

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