極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

忙中閑録 B

2011年01月23日 | 日々草々


だめだった 英検忘れ リベンジと 回転寿司の 寒ブリ二貫





自治会の総会も無事終わったものの新体制の
会長の挨拶は過疎化などで人口の50%以上が65
歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的
共同生活の維持が困難な「限界集落化の進行
の危機感を滲ませたものとなった。その話の
引き合いにだされたのがNHK放送番組の『消え
た家主を追え~都会で急増“迷惑”空き家~』
だ。

住宅地として人気の高い、東京都世田谷区や
杉並区。今、家主が不在で放置されたままの
空き家が増え、ゴミの不法投棄、火事の危険
など、付近の住民の暮らしを不安に陥れてい
る。この10年で東京都内の空き家はおよそ1.5
倍に増え、10万戸を超えているという話。問
題は家主だけではなく、子供毎年3千人消え
ているというのだ。

向こう三軒両隣」の人間関係が崩壊するの
を手を拱いているだけでは共同体意識が消滅
し“社会”が瓦解する。そこで3年前より「
世代間交流」運動を自治体として取り組んで
きたという説明があった。これは重篤な問題
で大袈裟に表現すれば“富の源泉”の喪失を
意味している直感した。勿論“富の源泉”と
はと「金、銀ではなく国民の労働である」と
言いたいのではない。労働の未然つまりは、
労働の環境的側面の重要性を直感した。即ち、
いま支えているこの日本の生活水準が維持で
きないという危機。「共同体の資質」の劣化
乃至は崩壊に伴い「労働の資質」の劣化乃至
は崩壊を惹き起こすと
言いたいのだが、この
ことはこのブログでそれらしいことを書いて
きたので屋上屋を避ける。

 

Apple社の「App Store」、オープンから2年半で
百億ダウンロード突破したという。iPhone/iPod
touch/iPad
用アプリを配信・販売する米Apple
オンラインストア「App Store」のダウンロー
ド数が、米国時間の1月22日に100億件に到達
したという。App Storeは2008年7月に「iPhone
3G
」の発売と当時にオープンした。サービス
開始から3日でダウンロード数が1,000万件を
突破。その後も9ヵ月で10億件、1年11ヵ月で
50億件とペースを落とすことなくダウンロー
ド件数を伸ばしてきた。現在のサービス提供
地域は世界90ヵ国、登録アプリ数は350,000本
を超えるとのこと。当然の成り行きというこ
とで特別記載することではないのだが『デジ
タル革命』の到来のお先棒を担いできた者と
しては、これに学び新たなビジネスチャンス
を積極的に提案して行きたい(※連載中「
覧室|デジタル革命
」)。



【熱水式バイオエタノール製造技術】

木質材の主要成分は、セルロース、ヘミセル
ロースおよびリグニン。木質中でセルロース
分子は整然と配列し、その間にヘミセルロー
スやリグニンが充填し強度の源。この中で、
糖化・発酵により輸送用液体燃料のエタノー
ルに変換できるのは糖で構成するセルロース
とヘミセルロース。従来は、糖化速度は高速
で高い発熱反応であり、反応の制御が困難で、
糖の過分解が進行し発酵を阻害する物質を生
じ収率が低下する硫酸法が主流。

そこで過分解が無く、環境負荷の少ない酵素
糖化法が注目されているが、酵素で糖化する
ための前処理が不可欠とされる。硫酸等の化
学薬品を大量に用いる必要がなく環境調和性
に優れた水熱・メカノケミカル処理法は、加
圧熱水を用いて選択的に木質の構成成分の分
解・分離を行うことが可能だ。加圧熱水の温
度を上昇させ、140~230℃ではヘミセルロー
ス由来のキシロース等の糖類が溶出し、さら
に230~260℃でセルロース由来のグルコース
が溶出する。メカノケミカル処理では、粉砕
エネルギーにより木質を微細化するとともに
効率的に結合切断・形成する。




川崎重工は2010年10月6日、比較的前処理が
簡単な稲わらを原料とし「熱水式バイオエタ
ノール製造技術」を用いてバイオエタノール
の製造に成功したと発表している(農林水産
省の「ソフトセルロース利活用技術確立事業」
の一環)。従来から用いられている硫酸や酵
素を使用せず、熱水を用いて処理を行うため、
製造コストが低減できる。さらに熱水の条件
を変えることで、稲わら以外のソフトセルロ
ースも糖化処理が可能となるという。同社の
プラントの製造バイオエタノールで走行実証
試験を行い、自動車の安定走行と同エタノー
ルの自動車燃料基準を満たすことを確認。
2012年度まで製造コストの低減を目指した実
証試験を継続し、商用化に向けて1リットル
あたり40円以下の製造コストが実現できるシ
ステムの確立を目指している。ここでも日本
はトップランナーを走っている。

表 川重方式




凄い技術をもう1つ行こう。どうせこれから
懇親会だ。ほんまに疲れています。

東京農工大学大学院 工学府機械システム工
学専攻の岩本薫特任准教授は、流れを脈動さ
せ再層流化することによって乱流摩擦抵抗を
低減する技術を開発、気体や液体を管内で輸
送する際のエネルギーを最大約58%削減でき
るという
。管路流体のほか、天然ガスや水素、
二酸化炭素などの気体の輸送にも適用可能で、
流体を駆動するポンプの制御方法を変更する
だけで簡便にシステムを構築でき、配管への
熱損失も大きく減少することから断熱効果も
向上させることができる。
click here


実験装置は,ポンプ,曲がり部,段差から構
成され,ポンプの回転数をインバーターで制
御,周期的に変化させて脈動流を作成。時間
経過に伴い脈動流が発達し,乱れの無い層流
へと変化します。その結果,およそ100秒後か
ら流量が増加し,同じ駆動力でより多くの流
体を輸送することができるという。

わたし(たち)はこれをさらに表面エネルギ
ー設計で動力エネルギーなしで物質移動を考
えており、今回の成果はその実現に向けての
大切な実証実験だととらえている。

                 

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