極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

今夜もテクがてんこ盛りⅡ

2019年05月23日 | 時事書評

   

                                                                                                   
5.公冶長  こうやちょう 

ことば ----------------------------------------------------------------------------
全28章のほとんどすべてが人物批評である。
「人に禦る(あたる)に口給をもってすれば、しばしば人に憎まる」(5)
「道行なわれず、俘(いかだ)に乗りて海に浮かばん」(7)
「回や一を聞きてもって十を知る。賜や一を聞きてもって二を知る」(9)
「われいまだその過ちを見て、内にみずから訟むる者を見ず」(27)

 
----------------------------------------------------------------------------------
 1
 孔子は公冶長をこう評した。
「あの人物なら娘のむこに選んでもよい。なるほどかれは獄につながれた。しかし、本人が罪
を犯したとはどうしても思われない」
そして実際に、孔子は自分の娘を公冶長にとつがせた。

<公冶長〉 公冶は姓、長は名。鳥のことばを解したため、役人にあらぬ嫌疑をかけられて一時
役獄されたという伝説がある。

子謂公冶長、可妻也、雖在縲紲之中、非其罪也、以其子妻之。/子、公冶長を謂わく、妻(めあ
)わすべきなり。縲紲(るいせつ)の中(うち)に在りと雖(いえど)も、其(そ)の罪に非(あら)ざる
なりと。其の子(こ)を以てこれに妻わす。

Confucius talked about Gon Ye Chang,
"He is eligible to marry. Although he was imprisoned by misunderstanding, he was completely innocent."
Thus Confucius married his daughter to Gon
Ye Chang.


 

 ● 今夜の一冊

東日本大震災以降も日本各地に大きな地震が頻発しているが、熊本、大阪北部、北海道東部な
ど、発生地はランダム。しかし、政府や地震学者は「南海トラフ」「首都直下」など特定の地
震だけを対象にして「●年以内の発生確率は●%」という占いレベルの警告を発するだけが現
状。いま求められているのは、「根拠と実効性のある地震予測技術の確立」。有料会員約五万
人に向けて「MEGA地震予測」を毎週発信する著者が、近年の画期的な研究成果を世に問う。
実際に測位衛星で地球の変動を観測・分析すると、地球が日常的に変動している様態が分かっ
た。2011年の東日本大震災の前と後では、日本列島は大きく変動───岩手県、宮城県、福島
県の太平洋岸は東日本大震災で大きく沈降したが、その後は元に戻ろうと隆起を続ける一方、
秋田県および山形県の日本海側は、震災以後沈降を続け───ている。日本列島全体が、201
2年10月ごろから大きく変動しているのだ・・・・・・

目次

第1章  地震に関する常識」を疑う(地震は予測できない?;地震は活断層が原因? ほか)
第2章 地震の「前兆検知」への挑戦(「MEGA地震予測」の基本システム;独自の観測点
    を設置 ほか)
第3章 「ミニプレート」が動くから地震が起きる(熊本地震で「ミニプレート」に着目する;
    日本列島を八つのクラスタに分ける ほか)
第4章 日本列島はこの先、どのように「動く」のか(北海道・青森県;東北・北関東 ほか)

村井俊治
[ムライシュンジ] 1939年生まれ。東京大学名誉教授(測量工学)。地震科学探査機構(
JESEA)取締役会長。東京大学生産技術研究所教授、国際写真測量・リモートセンシング
学会(ISPRS)会長、日本測量協会会長などをつとめる。2013年にJESEAを設立
し、以来、毎週メルマガとアプリで「MEGA地震予測」を発信し続けている。

 これが4k・8kの動画表示されることがわたし(たち)の目標ですとね。



 

 May 18, 2019




西南極のほぼ4分の1が不安定化】

5月18日、リーズ大学による研究によると、西南極氷床の約4分の1が不安定になっており、融解速度
は以前の25年の5倍にもなると地球物理学的研究レターで公表。それによると、わずか四半世紀の間に
、氷の薄層化が西南極大陸で急速に広がり、その地域の24%が影響を受けるようになった。 25年にわ
たる衛星高度計の測定値と地域の気候モデルを組み合わせることで、英国極地観測モデリングセンタ
CPOM)は大陸全体の積雪と氷の変化を追跡。同グループは、南極大陸の氷床が場所によって最大122
m(400フィート)まで薄くなったことを発見。最も急速な変化は、南極西部で起きる。そこでは、海の
融解が氷河の不均衡を引き起こす───影響を受けた氷河が不安定である───それらは降雪によって
得られるよりも融解と氷山の分裂によってより多くの質量を失ったことによる。

また、大規模なパイン島とThwaites氷河を含む大規模な氷の大部分の流れが、調査開始時の5倍の速さ
で氷を失っていることを発見。南極の氷床の高さの8億以上の測定値が1992年から2017年の間にERS-1、
ERS-2、EnvisatおよびCryoSat-2衛星によって記録。これと並行し、RACMO地域気候モデルを使用して、
同じ期間に降雪のシミュレーションを正確作成( すべてのデータはオンラインで自由利用できるる)。
つまり、これらの測定により、氷床の高さの変化を、降雪量の減少などの気象パターンによるものと、
氷を食い尽くす海水温の上昇などの気候の長期的な変化によるものとに分離できる。さらに。南極大陸
の一部は、氷床は驚くほどの量だけ薄くなっており、気候変動影響と天気の影響を示す。同グループは、
測定された表面の高さの変化と降雪量のシミュレートされた変化とを比較し、氷河の不均衡が原因であ
ると考えている。降雪量の変動が一度に数年間広い面積にわたって小さな高さの変化を引き起こす傾向
を発見。氷の厚さの最も顕著な変化は何十年も持続してきた氷河の不均衡の信号と観ている。

どのくらいの雪が降っているかを知ることは、衛星記録内の氷河氷の根本的な変化を検出に役立。間伐
の波が南極大陸で最も脆弱ないくつかの氷河に急速に広がり、損失が地球海面を上昇させている(1992
年以来のレベル上昇)。さらに、西南極には世界の海面を4 m(13 ft)上げる氷であり、大陸の東側で
はさらに多くの量を保有───それは約61 m(200フィート)になる。これは、将来この地域の氷がど
れくらい速く下降するかということで、今世紀以降の予測を改善するのに役立つかもしれない。、また、
これは、衛星ミッションが地球がどのように変化しているかの理解す役立つ。 極地は、過酷な環境で
あり、地上からのアクセスが困難で宇宙からの観測は、気候変動の影響を追跡するための不可欠なツー
ルであるとグループの責任者はこう話している。






【エネルギータイリング事業篇;豪州の革命的ソーラー酪農場】


オーストラリアの酪農場は、太陽光発電で「牧草から出荷」の施設を制御されている。 世界中の人々は
何年もの間乳牛の倫理的取扱いが課題であったが、そして1つとして、Bosske Architecture社は問題解決
の実証中にある。 同グループは、西オーストラリア州Northcliffeにロボットによるクリーマリーを備え
た新しい太陽光発電の酪農場施設を設計。世界で唯一の酪農生産施設であるBannister Downs Dairyは、
100KWの屋根に設置されたソーラーパネルで、「牧草から出荷まで」の施設全体に電力を生み出し、大
規模な施設として稼働している。酪農場の豪華な外観は、農業部門の長い歴史に敬意を払いながら、同
時に乳牛の安全・安心をコアとして倫理的で持続可能な牛乳生産システムを提供。複合体全体は、一日
を通してソーラーパネルで覆われている。

新しい浮遊酪農場で毎日260ガロンの牛乳を生産

家族経営の垂直統合生産として「牧草から出荷まで」の施設を設計し酪農を行っている。事業はは、一
般の参観者にオープンし、乳製品の生産と倫理的な搾乳の実践を紹介。同社ビルは、搾乳、加工、瓶詰
め、包装がすべて一箇所で行う酪農場およびクリーマリー施設で、世界唯一の施設。この施設には最先
端のロボットによる搾乳やその他の大規模処理装置を収容。管理スタッフと農場労働者カフェと一般的
な機能エリア/スペースなどすべての処理区域への展覧会のギャラリーそして観覧のギャラリーとなって
いる。本館は、地方と農村の理念にもとづき、大規模な最先端処理されており、正面(納屋)はその周
囲を包み込み、納屋は境界曲線をたどり、背後の工場を視覚的に包みこんでいる。レベル1のパブリッ
クビューイングギャラリーに沿っており、訪問者が搾乳、加工、包装から発送までの一連の牛乳生産が
体験できき、乳製品は、一日24時間、牛のための自発的搾乳され、牛群分析は、牛の健康状態の分析と
維持に役立つ回転式ロボット搾乳機によっり行われる。

重要な集水、貯蔵、および現場での適切な再利用が、100KWの屋根に取り付けられたソーラーパネルと
同様に設計に組み込まて、工場内には、メインの酪農場から南のローディングドックまで、その他のプ
ログラムが生産ラインに供給されるまで、直線的な一連の部屋で稼働。作業の透明性───労働者と訪
問者の両方から認識でき、インテリアプランニングでは、農場の見通し、施設全体の明確な経路探索、
および視覚的なつながりを優先しながら、食品加工に関する簡潔で技術的な法的要件をすべて満たす。
納屋は、入口で典型的なオーストラリア小屋のプロフィールから搾乳の終わりに向かって伝統的な切妻
の納屋に移す。ファサードはその道に沿ってねじれ、風景に面したダイナミックな高さを作り出しなが
ら、その変化する機能的プログラムに順応する。赤のアルマイト処理されたパネルは、一日中、建物の
外観を濃い赤から紫色、そして鮮やかな金に変化する。 

 
【エネルギー通貨制時代 97】
 Anytime, anywhere ¥1/kWh  Era
 

 蓄電池事業編: 次世代型マグネシウム二次電池用正極材の開発に成功

5月22日、東京理科大学の研究グループは、次世代マグネシウム二次電池用の新しい岩塩の開発に成
功したことを公表。環境に優しく「携帯可能な」エネルギー源として、風車とソーラーパネルは有望な
代替手段だが、外部要因による出力レベル変動はその信頼性を危うくするが、資源配分や経済性の観点
から高エネルギー密度の二次電池の開発が急がれている。逆イオン化学容易にする電極の新しい材料(
金属化合物)を合成することで、次世代の二次電池の正極材料として使用される可能性が高い岩塩タイ
プの合成に成功する。最も普及している携帯用エネルギー源である電池は、アノード、カソード、電解
質の3つの基本的な構成要素は化学反応の相互作用に関与、それによりアノードがカソードにより吸収
される余分な電子(酸化)を生成し(還元)、結果として酸化還元反応プロセスをもつ。電解質はアノ
ードとカソードとの間の電子の流れを妨げるので、電子は優先的に外部回路を通って流れ、それにより
電流または「電気」の流れを開始。カソード/アノード中の材料がもはや電子を吸収/放出できないと
き電池機能を消失する。

しかし、特定の材料では、反対方向に流れる外部の電気を使用して化学的性質を反転させることができ
、材料が元の状態に戻る可能性があり、このような充電式電池は、携帯電話やタブレットなどの携帯用
電子機器に使用されているものと似ている。同グループはコバルト置換MgNiO2を合成。これにより、
新しいカソードに望ましい結果条件───多価マグネシウムイオンを可動イオンとして使用するマグネ
シウム二次電池に焦点を当て、次世代の二次電池では高エネルギー密度が期待される───を示す。最
近では、マグネシウムの毒性が低くそして逆反応を実施が容易であることから、高エネルギー密度の充
電式電池のアノード材料として有望視されてきたが、これを実現するに、適切な相補的カソードおよび
電解質がなく困難になっていっいた。

標準的な実験技術を基に、「逆共沈法」を用いて新規塩を合成。水溶液から、新規な岩塩を抽出するこ
とに成功。構造を調べる───抽出された塩の格子イメージング───に中性子とシンクロトロンX線
分光を相補的に使用。すなわち、粉末試料に中性子またはX線を照射したときに生じる回折パターンを
調べ、その結果、特定位置で強度特徴ピークが生じさせ、同時に、適切なカソード材料に必要な可能性
のある「充放電挙動」を示す岩塩型について理論計算とシミュレーションを実施し、100の対称的に区
別された候補の中で最もエネルギー的に安定な構造に基づいて、岩塩構造におけるMg、Ni、Coカチオン
の配置を決定
する。また、構造解析とは別に、マグネシウム充電式電池用のカソード材料としての岩塩
の電気化学的性質の理解に、いくつかの条件下で三極セルと既知の参照電極を用いて充放電試験を行い、
Mg組成とNi / Co比に基づいて電池特性を操作できることを見出す。これらの構造的および電気化学的分
析により、カソード材料としての岩塩に最適な組成を、さまざまな周囲条件下での信頼性とともに実証
した。合成された岩塩の特徴について、正極材料としての利用には優れた可能性がある。

現在、二次電池産業は、主に、自動車や携帯機器の蓄電に使用されるリチウムイオン電池によって支配
され、これらの電池のエネルギー密度と貯蔵には上限があるが、新しいマグネシウム二次電池は、将来
の研究開発を通じて、高エネルギー密度の二次電池としてリチウムイオン電池を凌駕する可能性を秘め
ていると主張するよう限界は単なる機会でもう少しにはきっと実現できると楽天的話している。


  Apr. 25,  2019 






【ヒト組織を受け入れる免疫不全ブタモデルの作成に成功】

5月22日、慶應義塾大学医学部の研究グループは、外科的手法で免疫不全状態が調整できるブタモデ
ルの開発を成功できたことを公表。加えて、本技術を用いることで、バイオ3Dプリンタを用いてつくり
上げたヒト細胞由来の人工血管の有効性・安全性を検証している。ヒト細胞由来の再生医療等製品の有
効性や安全性の検証には、マウスやラットに比して、ブタのようなヒトと大きさが近い実験動物を用い
た前臨床試験(移植試験)が望まれていたが、ヒト細胞由来製品をブタに移植した際に生じる異種免疫
反応の制御が難しく、ブタでの前臨床試験は困難なものとされていた。今回作成に成功した免疫不全ブ
タモデルは、ヒト細胞由来再生医療等製品の有効性、安全性を検証でき、加えてブタ体内でヒトの臓
器をつくり上げる研究にも役立つと期待されている。

この分野も躍進著しいですが、概念分析をして方向性を考えてみたいとおも;つているのですがこれも
百名山踏破計画と同じで夢のまた夢ですよね。

  ● 今夜の一品

 パーソナルグッズ事業:パーソナルクーラー

これから、クーラーの『温度設定争い』が勃発する会社やご家庭が多くなる季節。パーソナル
クーラーは、超音波で発生するで水の気化熱を利用し使用者の周りの空気だけを冷やし、さら
に加湿・空気清浄いてくれ、消費電力はわずか(例:5ワット~)なポータブルな小型クーラ
ー。


 

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