万章篇(ぱんしよう)篇 / 孟子
※ 男女の結合:弟子の万章が孟子にたずねた。「詩経に、『妻をめと
るには父母の許しを得て』とあります。これが正しいとすれば、舜
のような行為は不倫ということになるではありませんか。聖人であ
る舜が、父母の許しを得ずに妻をめとったのは、何としたことでし
ょう」「父母の許しを待っていれば、妻をめとることができなかっ
たからだ。男女が一緒に生活するのは、人間としての大切な生き方
である。父母に話したならば、舜は妻をめとれなかった。そうなれ
ば人間の大切な生き方を捨て、ついには父母をうらむ結果になる。
そこで、勝手にめとったのだ」「なるほど、当人のことはわかりま
した。しかし、舜を娘むこにした亮帝はどうでしょう。尭帝が舜の
両親に黙ってめあわせたのは、伺としたことでしょう」「宛帝も、
許しを待っていればめあわすことができないと知っていたからだ」
【解説】ここには、後世、せまく固定してしまった。"孝"の概念は
ない。男女が結びつくという自然の大道を、それより重くみている
のである。
【米国立再生可能エネルギー研究所の電化未来調査】
● 電気自動車がガソリン車より安くなる時代に!
● 2035年のEVバッテリー容量単価 200ドル以下
1月8日、米国エネルギー省NREL(National Renewable Energy Laboratory:国立再生可能エネルギー研究所)
は、広範な生活領域で電化が進んだ将来の米国エネルギーシステムについて予測を行い、2050年までに予
想される電化社会に必要な技術とコストの試算を公表している(NREL Electrification Futures Study 出典:
NREL)。この報告書(詳細、上図クリック参照)はNRELを含めた米国研究機関によって行われるEFS(
Electrification Futures Study:電化未来調査)の初回報告書となる。EFSは、将来の家財や社会インフラの
進展に必要な技術や性能の試算、電力需給の推定、社会電化の進展に対する利点・問題点の洗い出しを最
新の統計や学術文献調査、電力需要シミュレーションなどにより行うもの。今回のレポートを皮切りに今
後2年間で、交通、住宅・商業用建造物、産業など米国の全経済部門においてさまざまな調査を行う。
尚、今回の調査で以下の5つの質問に答えるよう設定している。
❶ 今日の高度エネルギー消費サービスで、どのような電気技術が利用できるのか?
❷ どのように、広範囲な電化が国家や地域の電力需要/供給パターンに影響するのか?
❸ 電化経済の需要変化に対応するため、米国の電力システムはどのように変革すればよいか?
❹ 高信頼性のクリーン電力網の運用支援に果たすべき需要側の柔軟性な役割とは何か?
❺ 大量電化の潜在的なコスト、利益、および影響とは何か?
調査では、電化に関する技術の開発速度が「遅い」「中間」「速い」の3条件で進展したとして仮定し、
それぞれの開発速度での社会電化の進展度合いを予測。「中間」の開発速度は、現時点の研究レベルで想
定される開発速度よりも速いものとなっており、「遅い」開発速度が現在想定される開発速度に対応する。
これは、電化に関する研究がどの分野においても盛んに実施されており、現時点では想定できないイノベ
ーションが生まれることで、社会の電化速度が加速することを考慮したと説明している。
交通分野では、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)や電気自動車(BEV)といった乗用車や電気ト
ラック、電気バスの各車種において車両コストや電費などを試算している。本稿では、乗用車(中型セダ
ンを想定)の試算。 BEVに搭載されるバッテリーの容量単価推移は、下図1の通りどの開発速度におい
ても低下傾向にあり、2016年時点で1kWh(キロワット時)当たりのコストが273ドル(30,199円)と推定
されているが、「遅い」開発速度では年間1%、「中間」の開発速度では年間2%、「速い」開発速度で
は年間4%のコスト下落を想定すると、2035年時点で、「遅い」開発速度で1kWh当たり200ドル(22,152
円)、「速い」開発速度で100ドル(11,152円)を見込むが、それ以降では容量単価下落が踊り場に差し掛
かり、「速い」開発速度で2038年ごろに到達する80ドル(8,861円)が、容量単価において当面のゴールと
想定する。
● 短距離用BEV 2031年からガソリン車ライフサイクルコストを下回る
下図2は、車両コスト(長期均衡での小売車両価格)をパワートレイン別および航続距離別で比較。図中
のICEVはハイブリッド車(HV)を“含まない”ガソリンエンジン車、「PHEV 25」や「BEV 100」のよう
にパワートレイン種別の後ろに記載する数値はバッテリーでの航続距離(単位:マイル)。ICEVの車両
コストは2050年までほぼ変化しない見込みだが、PHEVおよびBEVは車両コストの低減が進むと予想。特に
航続距離25マイルクラスのPHEVは、2025年頃にガソリン車の車両コストとほぼ同程度になると見込まれ、
BEVについても先述のバッテリー価格下落に伴って車両コスト低下が期待できる。航続距離300マイルク
ラスのBEVでは、車両価格に占めるバッテリー価格の割合が高いため、開発速度の違いによって予想コス
トに大きな差が生じる。
下図3は、パワートレイン・航続距離別でエネルギー効率(Main Efficiency:燃費・電費)を比較したも
ので、PHEVのみ複合燃費(Aux. Efficiency)を示している。エネルギー効率においても今後さらに進展が
あると予想され、開発速度の違いにより差異が大きくなるが、PHEV・BEVでは最大1.8倍程度の効率上
昇がある。
下図4は、車両・メンテナンス・電気など走行に必要なコストを走行距離で割ったLCOD(Levelized Cost
of Driving:均等化走行原価)をガソリン車を基準として、PHEV・BEVの差異を示す。PHEV 25では「速い」
開発速度の場合、2026年頃にガソリン車よりも低いライフサイクルコストを達成すると想定。 シティコ
ミューターのような航続距離の短いBEV 100では「遅い」開発速度の場合でも2031年頃にはガソリン車以
下のライフサイクルコストを達成できる。また、航続距離がガソリン車クラスとなるBEV 300では、「速
い」開発速度でのみ2050年以前の2034年頃に達成できる見込みとしている。上記で紹介した乗用車分野以
外にもEFSレポートでは、住宅・商業用建造物の空調や温水器、産業の各製造工程を電化した場合のコス
トや影響を試算。
電気自動車やソーラーパネルを販売する。テスラのモデルも、他の自動車メーカーにも魅力を感じている
という。日産は日産エナジーソーラーでのゲームに乗り込む。同社は最近、屋内パネルとそのバッテリー
ストレージ製品xStorage Homeを販売するサービスを開始し、ソーラー製品を搭載した英国の住民は、電力
法案の66%を節約できという。また、同社は日産のエナジーソーラーをオールインワンのソリューショ
ンと表現。競争力のある価格オプションで、最も効率的な効率オプション、または屋上に統合されたパネ
ルを誇るデザインオプションの3つのパネルオプションを提供。日産エナジー・ソーラーのユーザーは、
太陽光発電、貯蓄、またはその両方を購入できるが、英国の住民が再生可能エネルギーの恩恵享をサポー
トする。ユーザーは日産リーフまたは、e-NV200を購入できる。日産は、日産エナジーソーラーのウェブ
サイトで、世界最大級の先進的なエネルギー会社と提携し、電気自動車蓄電池に長期安定性とリサイクル
可能材料の最大限活用を行っていくとしている。モーターリング・リサーチによると、ソーラーパネルを
最適化するために屋根のLiDARリモート解析を行う予定で。 6パネルシステムは、インストールを含め、
3,881ポンド(594,789円、約5,383ドル)。完全なソーラー&ストレージシステムは7,535ポンド(約1,171,115
円,10,589ドル)からとなる。同社の製品は、Motoring Researchによると、テスラより手頃な価格で設計さ
れる。日産ニューエナジーのウェブサイトでは、このシステム近日中に発売される予定。
【世界のトップ10のソーラーパネルメーカ:日本メーカ脱落】
2017年には約98GWの太陽光発電が、2016年には70GWの太陽光発電が導入。上位10のモジュールサプライヤ
は、約57GWの量(合計58%)を達成。これらのグループは、大部分が産業用パネルの供給者であるが、こ
こでは住宅用ソーラーパネルを取り上げる。JinkoSolarはこのリストの第1位。EaglePERC 60は住宅用製
品としてトップ。 パネル変換効率18.3%と300Wを上回まわる。 太陽電池の技術基盤は「単結晶パッシベ
ーションエミッタリアコンタクト(PERC)。Trina Solar 'DuaMax Twin'は第2位、世界で2番目に大き
な太陽電池パネルサプライヤーである同社は、世界で最も低価格の太陽光発電プロジェクトであるメキシ
コの2¢/ kWh 104MWプロジェクトに参加。 また、DuoMax Twinは世界で最大22.5%の効率。第3位、カナ
ダソーラー'60セルスタンダード。専門的には、どの製品よりも多くのCanadian Solarをインストール。効
率は平均で16-17%。第4位、JAソーラー「JAM6-PERCIUM」、JAソーラーは、世界最大の太陽電池メー
カーでもあります。 数週間前、monPERCの住宅用ソーラーパネルで19.97%という最高の定格効率を達成。
今のところ、 18.35%のPERCIUM Solar Cellベースのパネルで 「解決」する必要がある。ジャパンソーラ
ーは、2013年にmonoPERC太陽電池を使用して20%を打ち破っている。第5位、韓和Qセル「Qピークデュ
オ」 Hanwha Q-Cellsはソーラーパネルを作る。 半減太陽電池や6つのブスバーなどの技術を導入。最近の
ラスベガスでのソーラーパワーインターナショナルでは、ブラックシリコン、PERC、ダイヤモンド配線、
ブラックシリコン5バスバー(5BB)、マルチバスバー(MBB)、ダブルグラスモジュールなど GCL-SI
は技術が特徴。第6位、 LONGi 'LR6-60PD' LONGiは、2016年に最も急成長したパネルメーカー。第7位
Suntech 'Tigoスマートモジュール' Suntechは2008年から2012年まで世界最大の太陽電池パネルメーカー。
2012年にソーラーパネルの価格破壊し破産している 。以上、下表のごとトップ10を掲載。
【省力化・省エネ篇:水田水管理省力化システム「水(み)まわりくん」】
1月17日、積水化学工業は、太陽電池の電気で自立動作し、時間や水位に応じて自動開閉する水田用給
水栓「水(み)まわりくん」を1月22日から本格販売開始する。給水栓の開閉のために水田に行く回数を
減らして水管理作業を省力化できる。価格は11~13万円前後(タイプにより異なる)。同社製の水田用給
水栓「エアダスバルブ」の上部に設置する制御装置。スケジュール管理と水位センサー管理を組み合わせ
てバルブの開閉を管理できるため、例えば雨天時における必要以上の給水防止や高温障害対策の夜間かん
がいの実施などが可能になる。
本体つまみで各種設定を行うタイマー型、スマートフォン画面から設定できるリモコン型、特定小電力無
線により遠隔監視・操作できる遠隔操作型の3タイプを用意した。遠隔操作型は、水位センサーの情報を
クラウドサーバーに蓄積し、日間・週間・月間でグラフ表示できる。「官民連携新技術研究開発事業」「
次世代農業水利システム実証調査」「革新的技術緊急展開事業」などの国の政策に基づき、2015年度から
福井県、岐阜県、長野県、滋賀県、山口県、北海道などの水田で同製品の実証実験や試験導入を行い、効
果が確認できたことから本格販売を開始した。今後は、新無線通信技術であるLPWAなどを用いた遠隔操作
型自動給水栓および各種水位・水温センサーとの連携したシステム、その他営農管理システムと連携する
システムなどの開発を進めていく。
● 彦根から吉野まで2時間(往復4時間)
昨日は、午前8時に自宅から名神彦根IC→近畿道(吹田)-羽曳野IJ-八木→吉野まで約2時間の距
離、親戚の見舞いに車を走らせる。便利なものだ、高速道路をノンストップで疾風することができること
にあらためて時代の変化の大きさを再確認する。時代は大きく変化している、そんな訳でブログは書けな
かったので、今日はこれから町内の新年会があることもありこの、ブログを書いている。かきながら「エ
ネルギーフリー社会」はすぐそこまで(あと15~20年程度で)やってきていることも再確認した。い
や、これは、私が生きていれば夢ではないだろうと。