徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

大塚製薬 カロリーメイト チーズ味・フルーツ味・チョコレート味・メープル味・バニラ味

2023-09-15 23:23:22 | 
今日は燃料の同期です。












さぁ~てぇ~、そろそろぉ~、青コーナーからぁ~♫それはアレクサンダー。今は男盛りでしたっけ?
僕は20代のころ、極端に節約を心がけていまして、1食をカロリーメイト2本で済ませたりしていました。あんときゃ栄養が不足していたかもしれませんね。
基本的に1番好きなのはチーズで、たまにフルーツを食べるとすごくおいしく感じます。

僕の趣味は読書でして、もう20年くらい図書館通いをしています。図書館には、「相互貸借」というサービスがあります。それに関する話をします。
相互貸借というのは、読みたい本が収蔵されてなかった場合、ほかの図書館から取り寄せてもらえるシステムのことです。ご存じでした?
もし、行った先の図書館に読みたい本が置いてなかったら、所蔵があるほかの図書館から取り寄せてもらうよう、司書さんに頼むことができるのです。僕も通い始めのころは知らなくて、読みたい本をあきらめるしかないと思っていたのですが、何かの折に司書さんから「取り寄せできますよ」って教えてもらったのです。
なんか、どの本を買い入れるかっていうのは、ひとつの図書館だけで判断するのではなく、県内すべての図書館トータルで考えるらしいんですね。というのも、
①予算には上限がある
②書庫の広さにも限りがある
というふたつの理由があるからです。
図書館の運営は税金によって賄われています。当然その額には上限がある。なんでもかんでもバカスカ本を買っていたら、予算オーバーしてしまいます。書庫もパンクしてしまう。
なので、買う本と買わない本を選別しないといけない。んじゃどうやってより分けるのか。
ベストセラーとか、人気作家の本であれば、高い需要(頻繁な貸し出し)が予想されるので、どこの図書館でも1冊かそれ以上購入します。で、それ以外の本は、それぞれの図書館で分散して購入するのです。「ウチはこの本買うから、アナタんところはあの本を、オタクんところはその本を買ってね」というふうに、それぞれが違う本を購入するのです。
そのうえで、利用者の「読みたい本がここにはない」という不満を、貸借で補うのです。
出版後6ヵ月以上経過している本であれば、基本的になんでも取り寄せてもらえます。配送担当の公務員さんがいるのか、それとも宅配業者に委託しているのかはわかりません。
ここまで県単位で話してきましたが、特に出版点数が少ない本だと、県内の図書館には置いてないこともあり、そういう場合は県外からの取り寄せになります。僕はもっとも遠くて、栃木から取り寄せてもらったことがあります。

そんな相互貸借で、驚きの事件が起きたことがあります。ある日、藤井正雄さんの『骨のフォークロア』という本の取り寄せを頼みました。2週間後に来館し、届いていたその本を借りました。
自宅に帰って読み始めましたが、どうも内容がおかしい。絵本のことばかり書いてあって、骨の話がちっとも出てこないのです。
どういうことなのだろうと、目次やタイトルや奥付を確認してみて、ようやく理由がわかりました。
その本は、カバーは『骨のフォークロア』でしたけど、中身が岡本勝さんの『子ども絵本の誕生』だったのです。『子ども絵本の誕生』に、違う本のカバーがつけられていたのです。
これにはけっこう驚きました。
『骨のフォークロア』も、『子ども絵本の誕生』も、同じ弘文堂という出版社から出ており、そのうえどちらも「にっぽん草子」というシリーズの本でした。なので、サイズも同じなら、見た目もほぼ一緒だったのです。だから間違って取り付けられていたのです。
当然司書さんにそのことを告げ、改めて『骨のフォークロア』を取り寄せてもらいましたが、気になるのは「どの段階で取り違えたのか」です。
印刷所の段階で取り違えたのか、それとも書店か、もしくは購入後の図書館か。どの時点で中身と外側が入れ違ったのか、それが少し気になりました。

その本は「ブッカー」ってやつで接着されていました。ブッカーってのは、ラミネート加工みたいなやつで、のりが付いた透明のフィルムでカバーと本体をくっつけるものです。接着がけっこうしっかりしてるので、本の背の部分以外はカバーが密着した状態になります。
だいたい昔の図書館の本は、カバーが捨てられて中身だけのことが多いんですけど、最近のはわりとブッカーによって留められています。このブッカーでカバーを留めると、もう外すのが難しくなるんですよね。
カバーと中身が入れ代わっていた本は、その後どうなったのでしょうか。処分されてしまったでしょうか。それとも、なんとかカバーを外して、カバーなしの本として引き続き、ただしタイトルを改めて収蔵されることになったのでしょうか。
ずっと図書館通いしてると、本に感情移入しちゃうというか、「本の行くすえ」を考えちゃうんですよね。
なんか気になります。本の運命。

森永乳業 アロエヨーグルト

2023-09-08 23:37:49 | 
今日は薬にもなる植物のヨーグルトです。




アロエとヨーグルトの組み合わせは革命的でしたよね。固くてすっぱいヨーグルトではなく、柔らかくてまろやかなヨーグルトに合わせたのが正解でした。発売されたのは1990年代でしたか。あまりにも売れ行きがよかったので、一時期は姉妹品のアロエゼリーってのもあったんですけど、そちらはすぐになくなりましたね。
んで昔広末涼子がCMしてたんですけど、彼氏役の男がアロエヨーグルト食べてる広末に「ひとくちくれよぉ」って言うシーンがあって、その口調がなんか偉そうでうっすら不愉快でしたね。90年代までは男が偉そうにしてるのが当たり前でした。

口調。そう、口調の違和感に関する話をします。
もう10年くらい前になりますか。とあるファミレスに行ったときのこと。
ひとりで訪れて、2人掛けのテーブルに座りました。隣の席には20代前半くらいの女性がひとりで座っていました。山田優似の美人さんでした。
僕はドリンクバーを注文し、本を読み始めました。それから小1時間経ったころ、隣の女性が席を立ちました。目のはじでなんとなく見ていたのですが、伝票を手にした様子で、もう帰るのだとわかりました。
何気なく女性が座ってた席に目をやると、イスの上にシュシュが置いてありました。おそらく女性が滞在中に外しておいて、着け忘れたのでしょう。
レジのほうを見ると、ちょうど女性が会計を終えたタイミングでした。僕はシュシュを掴んで追いかけました。
出入り口を開け、すでに表にいた女性の背中に向かって「お嬢さん」と呼び止めました。女性は気づいて振り向き、僕は「やれやれ」と思いながら歩み寄りました。
「忘れてますよ」と言いつつシュシュを差し出すと、女性は「あ、すみません」と答えて受け取りました。
僕はその瞬間、女性の態度に違和感を覚えました。何か不自然な気がしたのです。でも、何がおかしいのかわからない。そんで「まあいいか」と思いつつ席に戻りました。
その違和感の正体がなんなのか、しばらくの間わからなかったのですが、あとになってふと理解しました。僕がシュシュを手渡したときの女性の反応。「あ、すみません」という発言。この「あ、すみません」の言い方がおかしかったのです。
どうおかしかったのか。
普通このような場合、「あ、すみません」の「あ」は、語尾が上がる「あ」になります。「あ、うっかりしてた!」とか、「あ、恥ずかしい」とかの「あ」。驚き、もしくは照れの感情がこもった「あ」です。
なのに、その女性の「あ」は、語尾が下がる「あ」だったのです。
では、語尾が下がる「あ」とは、どのような「あ」なのか。語尾が下がる「あ」は、ガッカリしたときの「あ」、予想が外れたときの「あ」です。「あ、なーんだ」とか、「あ、そんなことか」といったときの「あ」なのです。
忘れ物を届けたのだから、当然語尾が上がる「あ」になるのが自然です。なのにその女性は、語尾が下がる「あ」だった。僕はそこに違和感を感じていたのです。
「なるほどそういうことだったか」と膝を打ちつつ、当然次は「じゃあなぜ語尾が下がる「あ」だったのか?」という疑問が芽生えます。この答えはすぐにわかりました。
女性は僕に呼び止められたとき、とっさにナンパだと思ったのです。さっきまで隣の席に座っていた男。その男が自分を追いかけて、店の外までやってきた。
その状況から、瞬時にナンパに違いないと判断したのです。そういうことも充分あり得ますので、推測としてはおかしくない。
しかし、シュシュを渡された。ああ、ナンパじゃなかったのかとガッカリした。だから語尾が下がる「あ」になったのです。
そのときの「あ、すみません」は、「なーんだ、シュシュか」という感情を含んでいたのです。
おそらく女性は、ナンパしてほしかったのでしょう。隣にいた男前が追いかけてきたのです。とっさに「よっしゃー、ナンパじゃあー!」と思った。心の中で激しくガッツポーズをしたはずです。「イケメンゲットじゃー」と狂喜したのでしょう。
なのに、忘れ物を届けに来ただけだった。「なんだよ畜生、ナンパじゃねーのかよ!」とガッカリした。「期待外れさせやがってよ、シュシュなんかどうでもいいわ!つーかナンパしろよ。ついでにナンパすればいいじゃねーかよ。ナンパしろよいくじなし!」。そんなふうに思ったのかもしれません。
僕はそこまで考えて、ようやく腑に落ちると同時に、女性に対して「ナンパしてあげればよかったかな」という申し訳ない気持ちになった・・・りはしませんでした。「ああそういうことだったか」と思っただけです。
まー実際ナンパしてたら100%落とせてたでしょうけどね。でもナンパなんかしたことないし、やろうとも思わないんですよね。

しかしなんですね、いまだに女性からのナンパってありませんね。「ナンパは男からするもの」っていう固定観念に凝り固まってて、女性はつねに受け身でいます。
みんなジェンダー・ギャップを解消して男女平等をってしょっちゅう口にしてるのに、女性のほうからナンパしようって動きが起こらないのはなぜでしょう。男女平等は自分以外の誰かが達成すべきことだと思い込んでいるのでしょうか。
個人では軽々しくできないことがたくさんありますし、毎日忙しく働いてりゃ、男女平等のための活動に参加するなんてとても考えられないのかもしれません。
でも、ナンパくらいならできるでしょ。いつまで受け身でいるつもりなのですか。いつまで男に主導権を握らせておくのですか。
男女平等を訴えるのであれば、ナンパくらいしてみせるべきです。自分から一歩踏み出すこともせずに平等を唱えるのは、自分以外の誰かに努力を丸投げするということです。それはズルい。
さらに言えばですね、女性がナンパすることを「逆ナンパ」って言うじゃないですか。その言葉もおかしいんですよね。男性がしようが女性がしようが、ナンパはナンパなんですから。わざわざ「逆」なんてつける必要ないんですよ。
じゃあなんで逆ナンパって言うのか。それは、ナンパは女性がすることじゃないって固定観念があるからです。この固定観念こそがうっすら差別的で、ジェンダー・ギャップが根強く存在していることのあかしなのですね。
女性がすることじゃないと、男性のみならず、当の女性ですら思い込んでいる。いわば、社会全体がそのように認識しているのです。
だから「逆」などという、本来なら不要な反語がついているのです。逆セクハラとかね。
「逆」という接頭語は必要ないのです。これをなくすことがジェンダー・ギャップ解消のための一歩になるはずです。
ですから女性の皆さん、女性側からナンパをして、女性がナンパするのを当たり前のことにしましょう。そうすることで、「逆ナンパ」から「逆」の文字を取り去りましょう。そうなってこその男女平等です。(ただ、「逆」の文字は取り去られるべきではありますが、セクハラは厳に慎みましょう)
女性の皆さん、自分からナンパをしましょう。僕はいつでも待っていますよ。

そういや「はぁって言うゲーム」ってのがありますよね。同じ言葉でも言い方によって意味合いが違うから、どういう意味合いの発言なのかを発声から当てるというゲーム。
こういうのが相手の気持ちをくみ取るいい練習になるんでしょうね。遊びながら気遣いのできる人間になれるゲーム。非常に有用です。
では問題です。次の「はぁ」は、どんな「はぁ」でしょうか。
「What?」
正解はストーンコールドです。
なぜかって?
ストーンコールドがそう言ったからだよ!

伊藤園 お~いお茶 ほうじ茶

2023-09-01 23:35:05 | 
今日は呼びかけです。




内田春菊さんが『私たちは繁殖している』で、食事のときは緑茶を飲まないようにしているという話をしていました。どういうことかというと、以前内田さんが喫茶店でアルバイトをしていたころに、体調が悪くなったので病院に行くと、「体内にほとんど鉄分がない」と診断されたそうなんですね。
内田さんはそこで、カフェインは鉄分の吸収を妨げるということを知ったとのこと。喫茶店でまかないを食べる際、必ずコーヒーを飲んでおり、そのため鉄分不足になっていたのだそうです。
「日本人=飲み物は緑茶」というイメージがありますから、だったら昔の日本人はみんな鉄分不足だったのか?と気になった内田さんが調べてみると、昔は緑茶は高級品で、庶民はほとんど飲むことができなかったそうで、ほうじ茶が一般的だったということが判明。ほうじ茶はカフェインレスなんですね。
僕もそれを知って以来、食事の際はほうじ茶、ジャスミン茶、ルイボスティーなど、カフェインを含まない飲み物を選ぶようにしています。

爪の話をします。爪、および健康情報の常識の話。
20年くらい前、何かのテレビ番組で、「爪切りはお風呂のあとにするのがいいです。入浴後は爪が柔らかくなって切りやすいですから」という話をしている人がいました。美容関係か何かの、専門家の人でした。
僕はそれを聞いて、疑問に思いました。「入浴後は切らないほうがいいんじゃないかなぁ」と。
なんでかというと、入浴後は爪がふやけて膨張するからです。平常時より、少し大きくなる。なので、そのときに爪を切ると、切りすぎになってしまうおそれがあるのです。
「これくらいの短さでいいだろ」という感覚で切ってしまうと、しばらくして爪が縮んだとき、「これくらいでいい」という長さよりも短くなってしまう。深爪になってしまうのです。爪が縮むことを見越してやや長めに切るという手もありますが、それだと理想の長さに合わせるのが難しい。
だから、爪切りは入浴後にしないほうがいいのではないか、と思ったのです。専門家と真逆のことを考えたのですね。
したら最近、テレビにまた美容関係の専門家、たぶん20年前とは別の人が出ていて、「爪はお風呂のあとに切ってはいけません。爪は入浴直後は膨張してるので、切りすぎてしまう」と話していました。
20年前と、真逆のことを言っていたのです。
僕は、やっぱり自分は正しかったと思うと同時に、専門家もけっこうテキトーなことを言うんだなとも思いました。
常識的に考えればそうなんですよね。お風呂に入ると、爪は水分を吸ってふやける。ふやけたときは、通常の長さではない。通常でない状態だと、正確に切ることはできない。
専門家の意見を聞くまでもなく、普通に考えたらわかることです。しかし、自分では何も考えず、専門家がそう言うのだからと、盲目的に信じる人たちがいます。
危険ですよ。少しは自分で考えることをしないと。
自分で考えられる範囲には限度があって、それこそ専門家でしかわからない領域というのがあります。だから専門家の声に耳を傾ける必要も出てくる。
ですが、一方的に従うだけでいいのでしょうか。専門家でなくても、自分の頭で考えられることもあります。自分で考えられる範囲は自分で考えないと、頭を働かせることができなくなってしまいます。
だから自分で考えてみることが必要になってくるのです。専門家に頼ってばかりではいけない。
爪を切るべきタイミングくらいなら、専門家じゃなくてもわかりますよ。自分で考えられる範囲は自分で判断しましょう。

それにしても、美容情報や健康情報は、少し前に「これが常識」と言われていたことが簡単にひっくり返されますね。以前の常識とまったく違うことが新しい常識になる。専門家の言ってることがコロコロ変わる。
医療も日々進歩してますから、新しい知識に基づいて常識が書き換えられるということもあるのでしょう。でも、それにしてもと思うのです。
「この間まで言ってたことはなんだったんだ」って誰も指摘しないじゃないですか。そうやって声を上げないからいーかげんな専門家がのさばってるんじゃないんですか?
もうちょっと声を上げるか、いーかげんなこと言ってる専門家は相手にしないようにするとか、そういう対処をしないと、好き勝手言われっぱなしになっちゃいますよ。間違ったこと言っててもなんのお咎めもなく、仕事をもらえ続けるなんて、どう考えてもおかしい。
いーかげんな発言で延々金儲けをさせてしまうことになるのです。「前に言ってたことは間違ってました、すみません」って訂正&謝罪をしない専門家は爪を剥ぐとか、そういうことをしないと。
爪~爪~腕に女キ~ズ♫