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徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

サンヨー製菓 モロッコフルーツヨーグル

2021-09-10 22:43:22 | 
今日は駄菓子の定番のひとつ、ヨーグルです。




パッケージのどこにも「フルーツ」の文字がないのに、正式名は「モロッコフルーツヨーグル」なのだそうです。
甘酸っぱい味もですけど、グラニュー糖か何かのシャリシャリがまたいいですよね。
これ食べるのにはヘラみたいな小さな木のスプーンを使うんですよね。そのスプーン、子供のころは、むき出しの状態で輪ゴムで止められて、ヨーグルの箱の上に無造作にポンって置かれてました。今考えると不衛生ですが、駄菓子、および駄菓子屋なんてそんなもんでしょう。昔は賞味期限切れのやつも普通に売ってましたからね。
で、今回はショッピングモール内にある駄菓子屋さんで買ったんですけど、木のスプーンがひとつひとつフィルムで包装されてました。たかだか1個10円程度のお菓子のために、店員さんがわざわざスプーンを包んでくださっていたのです。頭が下がりますね。

これね、5年くらい前の話なんですけど、枕カバーを買いに行ったんですね。それまで使ってたやつがボロボロになったのです。
ホームセンターの寝具のコーナーに行って、枕カバーを探しました。ですが、どうしても見つからないんです。ふとんカバーとかシーツとか、近いものはあるんですけど、いくら探しても枕カバーだけがない。
よくよく見ていると、ピンときました。ふとんカバーの並びに、「ピローケース」と書かれてるやつがあって、これが枕カバーのことではないかと気づいたのです。店員さんに確認してみたら、やはりその通りでした。枕カバーは、いつの間にかピローケースになっていたのです。
なんなんでしょうね、こういうの。昔から使われてきた、慣れ親しんだ言葉を捨てて、英語に置き換えるという風潮(まあ、カバーも英語ですけど)。なんだよピローケースって、勝手に名前変えてんじゃねーよって思っちゃいましたよ。
日本語より英語がカッコイイって考え、戦後からずっとありますけど(戦前にもあったのかもしれませんけど、そのへんはよく知りません)、最近はだいぶ薄まってきたと思ってたんですよね。でもそうじゃなかった。いまだその流れは生きていたんです。
尊敬はリスペクトになっちゃいましたし、反応はリアクションになりましたし、罵倒・侮蔑・中傷は、全部ひっくるめて「ディスる」に置き換えられてしまいました。
いずれはすべて英語になってしまうのでしょうか。こうなったら東京03の角田よろしく「もっともっとアメリカになれ!」(「USA」)って開き直っちゃったほうがいいのかもしれませんね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
9日、緊急事態宣言を19都道府県で今月30日まで延長することが決定しました。現在の感染者数や病床使用率からしたら当然そうなるだろうとは思っていましたけども。
24時間営業だった牛丼屋やファミレスの、真夜中の灯りが懐かしいですね。

こないだガリガリ君を買ったら、パッケージに当たりスティック交換手段が書いてありました。以下に記します。

①ベタベタするので良く洗って乾燥させて、
②それでもベタベタするかもしれないので、ラップフィルムやビニール袋に入れて、
③買ったお店で早めに交換してください。

この中の②は、以前はなかった手順ですね。「ベタベタする」のを問題としていますが、明らかにコロナ対策。当たり棒を受け取る店員さんに対する配慮ですよね。
具体的には、コロナの感染確率を下げるためではなく、「感染するんじゃないか」って不安にならないための配慮です。むき出しのアイスの棒を手渡されたら、「じかに触るのは大丈夫かな」って気になっちゃいますよね。口付けたやつですから。
いくら家できれいに洗って乾かしていたとしても、受け取る側にはそれがわからない。ひょっとしたら洗わずに持ってきたのかも、という疑いを払拭できない。
だから、そんな不安にさせないように、何かに入れて持っていきましょう、ということですね。コロナは当たり付きアイスにも影を落としているのです。
ところで皆さんは、アイスの当たり、ちゃんと交換してますか。僕はね、大人になってからだんだん交換するのが恥ずかしくなってきましてね。なんか嫌じゃないですか、自分が食べたスティック持っていくの。
だからね、今は「当たりませんように」って祈りながらアイス買ってるんですよ。当たっても交換しづらいし、どうせなら子供に当たり引いてほしいですからね。
当たったけど交換せずに、ずっと保管してるスティックもあります。捨てるのはなんかもったいないんですよね。いらないんですけどね。
ちなみにガリガリ君は今、サワー味が発売中。けっこうおいしいですよ。

キングオブコント2021 優勝予想

2021-09-07 21:47:22 | 雑文
暑さが緩み、いくらかすごしやすい今日この頃、コントの頂上を決める笑いの祭典、キングオブコントの優勝予想をいたします。
コロナに感染したことにより、準決勝に残っていながら出場を辞退したジャングルポケット。決勝までの間にファイナリストの中から感染者が出たらどうなるのでしょうか。
また、今大会は即席ユニットでのエントリーが認められており、チョコレートプラネットとシソンヌのユニット「チョコンヌ」が参加。注目されていましたが、準決勝敗退となりました。あと、間寛平と村上ショージのユニット「ヤギとひつじ」も準決勝敗退。よく残りましたね。結局即席ユニットはみんな決勝に残れませんでした。
ちなみに決勝戦の放送日はまだ未発表です。

ファイナルに残ったのは以下の10組。


うるとらブギーズ
蛙亭
空気階段
ザ・マミィ
ジェラードン
そいつどいつ
男性ブランコ
ニッポンの社長
ニューヨーク
マヂカルラブリー


この中から僕が予想する優勝第1~第3候補は次の通り。


①蛙亭・・・岩倉美里から改名した、コントにかける熱量が高いイワクラと、あまりやる気が感じられない中野のコンビ。初出場ですか?実力は充分なので第1候補。

②空気階段・・・去年は惜しいところまで行った空気階段。ネタの質の高さはもはや申し分なしでしょう。本当はこちらが本命なのですが、あえて第2候補にしたくなりました。

③ザ・マミィ・・・岡野陽一を彷彿とさせるクズキャラの酒井(見た目も似てますよね)。キャラが立っているので、どれだけキャラを活かせるかが面白さにつながってくるでしょう。ところで酒井にせよ空気階段のもぐらにせよ蛙亭の中野にせよ、最近のお笑い芸人ってクズキャラブームですよね。ラランドのニシダとかね。


ほかのファイナリストにもひとこと。


うるとらブギーズ・・・何度もファイナル行ってるうるとらブギーズ。今年で3年連続ですかね?もっと売れてもいいと思うんですけど、なぜかパッとしない。充分優勝狙える位置にいると思います。

ジェラードン・・・お笑い界には「ジェラードンとネルソンズの区別がつかない問題」がありますが、西本がいるのがジェラードンで、まんじゅうがいるのがネルソンズです。男くさいネタをやるトリオ。面白いとは思いますけど、優勝するイメージが持てません。

そいつどいつ・・・空気階段、蛙亭、ザ・マミィ、あとファイナル残ってないけど、かが屋、ゾフィーらの後にぴったりつけてるコント師、というイメージのそいつどいつ。勢いで一気にまくって優勝、という筋書きもおおいにあり得ます。

男性ブランコ・・・知らないのでノーコメント。

ニッポンの社長・・・独特の世界観は持ってるんだけど、面白さという点では今一歩という印象。去年からの成長がみられるか。

ニューヨーク・・・まだ出んの?売れっ子なんだから出なくていいじゃない。個人的には好きなんだけど、万人受けするタイプじゃないから、優勝は難しいかと。

マヂカルラブリー・・・史上初の3冠狙い。獲ってもおかしくないと思いますけど、個人的には獲ってほしくないです。


皆さんもよろしければコメント欄から優勝予想にご参加ください。第1~第3候補まで予想可とさせていただきます。今回も当たっても何も出ません。
gooブログのコメントフォームには名前とタイトルとURLの入力欄がありますが、これらは必須じゃなくて、コメントだけでも投稿できるはずですので、お気軽にお寄せください。

越後製菓 ふんわり名人 きなこ餅・チーズもち

2021-09-03 22:41:56 | 
今日は名人級のお餅です。






これって煎餅の一種なんですよね?お菓子史上最高のふんわり感。マシュマロ越えしてます。
桃太郎侍に斬られる前に食べましょう。爆笑問題の田中さんもお好きだそうですよ。
本日は第38回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは相原コージの『相原コージのなにがオモロイの?』(全1巻・小学館)です。単行本はコンビニコミックの形式で出版されてまして、現在は入手困難かもしれません。kindle版も出てますので、なんならそちらで。
ウソか誠か、ギャグ漫画家として長年活動してきながら、「何がオモロイのかわからなくなった」という相原さんが、連載の「面白い・面白くない」をネットでアンケート調査し、その結果に基づいて次回作を描くという、徹底して読者の感性におもねった実験的ギャグマンガです。
相原さんは、歳を取ったことで「今の笑い」が理解できなくなったが、アンケートにそってマンガを作れば、自分にも今の若者にウケるマンガが描けるはずだと踏んでいたらしいのですが、いざフタを開けてみると、面白半分に「面白くない」に投票する人が続出し、その結果にキレた相原さんが、アンケートを完全無視した独自の世界観満載の作品展開を行うという、誰も予想していなかった流れを見せ、マンガのみならず、「マンガの周辺の出来事」も含めてひとつの作品と言えるものに仕上がった、マンガ史に残る一冊です。
んでね、この単行本に応募券が付いてましてね。応募券をハガキで送った先着1000名に、相原さんが描き下ろしのマンガをプレゼントするっていう企画を、刊行時に行っていたんです。もし1000通集まらなかったら、企画はなかったことになる、ということわり付きでした。
僕はこれに応募したんですけど、マンガは届きませんでした。先着に洩れたのか、それとも1000通こなかったのか。一体どちらなのでしょう。真相をご存じの方、いらっしゃいましたら教えてください。

相原さんと言えば『コージ苑』と『さるまん』が代表作ですが、僕はどちらも好きじゃないんですよね。作品のノリにどうしてもノレなくて。
でも『漫歌』は好きですよ。あの面白さには素直に同調できます。あとは『かってにシロクマ』とか『文化人類ぎゃぐ』なんかもいいですね。
あ、それと『ムジナ』ね。『カムイ伝』好きが高じて描いたっつってますけど、個人的には本家越えしてると思います。
『真・異種格闘対戦』はねえ・・・。試みはよかったと思うんですけど、動物が腕ひしぎ逆十字とか決めちゃったりしてさあ、そういうことじゃないじゃんって思うでしょ?
しかしまあ、これだけギャグ漫画家として息が長いというのは驚異的なことです。よくも壊れずにここまで・・・と、感嘆せずにはいられません。
ひょっとしたら、この先にまた読者を驚かせるようなギャグマンガを発表してくださるかもしれませんね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
本日菅ちゃんが自民党総裁選に出馬しない旨を表明しました。その理由を「コロナ対策に専念するため」と説明しましたが、このままじゃ衆院選に勝てないって判断ですよね。
僕ね、菅政権は長期になるんじゃないかって思ってたんですよ。菅ちゃんは前任の安倍ちゃんと同じで、「恥知らずという意味で肝が太い」タイプですから。だから安倍ちゃんみたいにのらりくらりを貫いて、長々と総裁の椅子に居座り続けるんじゃないかと思ってたのです。
実際には安倍ちゃんほど恥知らずでも肝が太くもなかったということですね。もちろん良い意味でですよ。
次の総理、僕の一番の理想は石破さん、現在出馬を表明している中では河野さんですが、岸田さんでもまあ悪くない。菅ちゃんよりはずっとマシですね。

渋谷に開設された若者向けワクチン接種会場。予約なしで接種できるのをウリにしていましたが、大勢の若者が押し寄せ、予定数を上回ったため、接種を断られる人が続出、「密ができてる」「人流を増やしてる」などの批判も相次ぎ、すぐさま抽選に移行しました。
これは明らかにデータの読み間違い、もしくは軽視ですね。若者はワクチン接種に否定的と言われています。しかしそれはあくまで、ほかの世代と比べて否定的な人の割合が高い、ということでしかありません。若者全体で見たら、接種を希望している人の総数はかなりにのぼるはずです。
この事実は、「若者は接種をしたくない」という、肌感覚レベルの話ではなく、データを虚心坦懐に眺めれば簡単に理解できることです。「近頃の若者は」という年寄りの愚痴がありますよね。この「今の若者は〇〇だ」という言明は、多くの場合において事実ではなく、なんとなくそう思い込まれているだけだったりします。
データによる裏付けがあるわけではなく、根拠や証拠があるわけでもなく、なんとなく程度の感覚で作られている、若者に対する年寄りの認識。これを「俗流若者論」と呼びます。(俗流若者論についての詳細は「ブルボン チョコあ~んぱん」(2021・5・1)をご覧ください)
「若者は接種をしたくない」というのは、明らかに俗流若者論ですね。
「若者はほかの世代と比べて接種に否定的な割合が高い→若者は接種に否定的な人が多い→若者は接種をしたくない」・・・というふうに、事実がどんどん単純な理解にすり替わっていたのです。渋谷の接種会場の混乱は、この単純な理解が引き起こしていたのですね。

野々村真の近況が気になる今日この頃。野々村真と言えば「世界ふしぎ発見!」ですよね。「ふしぎ発見」一本で芸能界に生き残ってきました。いや、正確には「ふしぎ発見」以外の仕事もあったんでしょうけど、ほとんど「ふしぎ発見」のイメージしかないんですよね。だから「世界ふしぎ発見!」の人と断じてもいいと思います。
僕が子供のころ、1990年代からすでに野々村真は「ふしぎ発見だけの人」でした。それからおよそ30年。野々村真は、その間もずっと「ふしぎ発見だけの人」であり続けたのです。
これは驚異的なことです。もはや野々村真こそが「世界ふしぎ発見!」だと言っても差し支えないでしょう。
ところで「ふしぎ発見」と言えば板東英二もそうですよね。「水曜日のダウンタウン」において、「キレる老人」の狂気をありありと示してくれた坂東。
すでに芸能界に彼の居場所はないのかもしれませんが、あの我の強さというのは、本人の性格によるものではなく、老化によって作り出されてしまったものかもしれないのです。
歳を取ると脳機能が衰えて、子供のように自己中心的になることがあるそうです。坂東もそうなのかもしれません。つまりあの狂気は老化現象の一種ということです。あくまで可能性の話ですけどね。
え?コロナと関係ない話すんなですって?こまけーこたぁ気にすんな!