徳丸無明のブログ

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伊藤園 リラックスジャスミンティー

2024-05-25 23:14:27 | 
今日は脱力茶です。




ジャスミンティーでリラックス。リラックスしたくなくてもジャスミンティー。
うそくせー話をします。うそくせー、なーんかうそくせーって話。
レストランや喫茶店に滞在していると、普通の飲食利用者じゃないお客さんを見かけることがありますよね。商談や保険の説明などのビジネス関係や、勉強目的で長時間滞在してる人とかね。
ごくまれに、うさんくさい話をしている人がいたりします。ネズミ講とか、宗教の勧誘とかです。僕も見かけたことがあります。
あるとき、競馬の儲け話をしている人がいました。30代くらいの男の人が、同じく30代くらいの男の人を勧誘していたのです。
なんでも、「自分の仲間が必ず当てる方法をあみだした」「オッズが下がるといけないから、限られた人にしか教えない」のだそうで。つまり、とっておきの競馬必勝法があるけど、それは広く知られてはいけないから秘密にしてある。いくらかのお金を支払えば明らかにできる、という話でした。
あまりにもうさんくさい、いかにも詐欺という話なのですが、勧誘されてる側の人はすっかり信じちゃってて、「おぉ~」とか言ってたんですよね。紹介料、キッチリだまし取られてしまったのでしょうか。
なんか、なんとなくですけど、こーゆーのって、だます側の手口が狡猾かどうかよりも、だまされる側が単純かどうかが重要なんじゃないかって気になる出来事でした。

あと、勧誘とは違うのかもしれませんが、オカルトっぽい話をしていた人もいました。20代くらいの男女が、やはり20代くらいの女の人に話していたのです。
なんでも、自分たち(あるいは、自分たちの仲間)は陰陽師のようなもので、超能力みたいなのを使えると。それで、鬼を飼っていると。鬼は、使い魔みたいなものなのだと。
そして、未来を見ることもできるのだと言っていました。仲間のひとりが、その能力を信じなくなったら、悪霊に苦しめられるようになった。信じるようになったら治まったと。
こちらも、話を聞いていた女の人は全面的に信じているようでした。しかしこれ、何が目的かわかりません。
自分たちは特別な能力を持っているのだと信じ込ませておいて、操ろうとしているのか。金銭を要求するための布石としてそのような話をしていたのか。
でもひょっとしたら、全部本当の話で、純粋におしゃべりを楽しんでいただけなのかもしれません。だとしたら、一度鬼を見せてもらいたいものです。

うそくせー話、書いてみたら意外と短かったので、喫茶店絡みでもうひとつ。
近所の喫茶店に滞在していたときの話です。僕の隣の、2人がけの席に、50代くらいのおばさんが座っていました。
最初はひとりで資料の整理みたいなことをしていたのですが、途中で20代くらいの女の人がやってきました。するとおばさんは、タロット占いを始めました。
占いはひと通り、30分くらい行われ、終わると、女の人は帰っていきました。
女の人が帰った後も、おばさんはそのまま残っていました。するとしばらくして、次は30代くらいの女の人がやってきました。
おばさんは、またタロット占いを始めました。途中、「私いつもここでやってるから」というセリフが聞こえてきました。
どうやら、自分の店舗を持たないタイプの占い師さんだったようです。今はネットやSNSで客を募集できます。依頼がきたら、「どこそこの喫茶店で何時から」と予約を入れる。占ってもらう側の人は、まずはひとりで入店して、普通に注文する。予約時間になったら占い師さんの席に移る。占いが終わったら自分の席に戻る。このような流れになっていたようです。
これならテナント料はかかりませんから、経費が安く上がります。うまいこと考えたものです。ネットとSNSが普及した時代ならではだと思いました。
ただ、その後何度かその店を訪れたのですが、その占い師さん、2度と見かけることはありませんでした。
「いつもここでやってる」というのは、ウソだったのでしょうか。お店の人から、「ここで商売をしないでくれ」と閉め出されたのでしょうか。あるいは、ほかの喫茶店に移ったのでしょうか。
喫茶店をねじろとする占い師。明日はあなたの町に現れるかもしれません。
ヒーッヒッヒッヒ。


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