徳丸無明のブログ

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日本アクセス ブルーダイヤモンドアーモンド 塩味ロースト・燻製風味

2023-10-27 23:30:54 | 
今日は青くて砕けないヤツです。






メイド・イン・アメリカ。ナッツ類は、ナッツそのものよりも、表面についてる塩のほうがメインだと思っています。食べ始めたら止まらない、いつまでもボリボリやっちゃう香ばしいヤツ。

かつてコミックボンボンという雑誌がありました。1981年創刊で、2007年に廃刊になった、児童向けマンガ雑誌です。
講談社が、小学館のコロコロコミックに対抗する形で発刊し、両誌は長らくライバル関係にありました。
子供のころ愛読していましたが、当時はガンダム情報、ガンダムマンガがメインで、スーパーマリオやロックマンなどのゲーム作品のコミカライズもありましたね。あれ、ボンボンでしたよね?コミカライズはコロコロにもあったから、混同しちゃってるのかも。
ガンダムといえば、当時はSDガンダムが流行ってまして、よくカードダスを買ってました。プラモデルも多少。懐かしい・・・。
カードダスって今、プレミアついてるんですかね?実家にまだ残ってるはずですが。
オリジナル作品だと水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』なんかが載ってました。あと『温泉ガッパドンパ』みたいなお色気ものとか。御童カズヒコの絵柄っていかにもマンガマンガしていて、今見ると稚拙そのものなんですけど、子供のときはけっこう刺激的でした。永井豪の作品もあったかな。
あ、それから『OH!MYコンブ』ね。リトルグルメ、マネして作ってみたことが、あったような、なかったような。秋元康が企画・監修であったことは、長じてから知りました。
雑誌に最も勢いがあったころはコミックボンボン増刊号と、デラックスボンボンという、2種類の別冊も出しており、大元のボンボンと合わせて月に3冊も刊行していました(僕の記憶違いでなければ)。
父方の祖父母が自宅の近所に2人で住んでいまして、ちょいちょい遊びに行ってたんですが、おばあちゃんが僕と弟のためによくボンボンを買ってくれていたんですね。でも、毎号似たような表紙だし、お年寄りということもあって、間違って同じ号を買っちゃってることがよくありました。ボンボンだけじゃなく、コロコロもでしたけどね。
中学あたりからすっかり興味を失っていたのですが、いつの間にかなくなっていたのですね。
このボンボンには、赤塚不二夫のマンガがずーっと載ってまして、『天才バカボン』(『平成天才バカボン』だったかもしれません)が連載していた時期もありました。
んで、これはあまり知られていないことなんですけど、ボンボンに載ってた『おそ松くん』か『バカボン』の中で、イヤミが「パシェー」っていうギャグをやってたんですよね。「パシェー」ってのは、「シェー」の発展形ギャグです。「シェー」よりもさらに強いのが「パシェー」。ポーズは「シェー」と同じですけど、「パシェー」のほうが飛距離が高いのです。「シェー」は有名ですけど、「パシェー」はほとんど知られてないでしょ。ボンボンにはあったんですよ。
そしてマンガとともに読み物のページがありまして、その中で読者になぞなぞを募集するというコーナーがあったんです。読者が送ってきたなぞなぞにバカボンのパパが答える、という体裁になっていました。もしパパがなぞなぞに答えられなかったら景品を進呈するというルールでした。景品がなんだったかは覚えていません。
僕はそのコーナーになぞなぞを応募して、採用されたことがあったんです。それが何年何月号だったかも覚えていません。
細部の記憶が曖昧なのですが、僕のなぞなぞは、確かこのように掲載されていました。「めがあるのにまゆはなく、はながあるのにみみはなく、はがあるのにくちはないものってなーんだ?わからなかったらお年玉くれ~!」。
まずお断りしておきたいのは、僕は普通になぞなぞを送っただけで、「わからなかったらお年玉くれ~!」などとは書いていなかったということです。勝手に付け足されていたのですね。うっすら名誉を傷つけられてしまったのです。そして、掲載されたのが何年何月号だったか覚えていないと言いましたが、お年玉ということは、おそらく1月号だったのでしょう。バックナンバーをお持ちの方、いらしゃいましたらご確認ください。
ちなみにこのなぞなぞ、ほかの本にあったのをまんまパクったもので、自分で考えたわけではありません。子供だからしょうがないですよね。
んで、そのなぞなぞにバカボンのパパが答えていました。「残念だけど、答えがわかったからゲンコツしかあげないのだ。答えは花。芽があって葉があるのだ」。
僕は、掲載され、バカボンのパパとやり取りできてうれしく感じると同時に(このコーナーを作っていたのは編集者で、赤塚不二夫はいっさいかかわっていなかったでしょうし、目を通してもいなかったのかもしれませんが)、「正確には花じゃなくて植物なんだけどなぁ」と思いました。はな(花)は問題文の中に出てますから、それが答えっていうのはちょいと不自然ですよね。
なぞなぞに答えられてしまったので、掲載されたにもかかわらず、景品のたぐいは送られてきませんでした。児童向け雑誌なのにそのへんはシビアでしたね。
なので、景品をもらうため、「花じゃなくて植物です」という反論のハガキを送ろうかと真剣に考えたのですが、母親から「意味はほとんど同じなのだからそんなことをしても受け入れてもらえない」と諭され、断念しました。これでよかったのか?

あとですね、ボンボンで納得いかなかったことがありまして、読者プレゼントで、抽選じゃなくて先着何名様っていうのがあったんですよ。そんなの、東京に住んでなきゃ当たんねーじゃんって思ってましたよ。東京の読者優遇じゃねーかって。地方は雑誌の販売日も遅かったですしね。
コミックボンボンについてもっと語りたい気もしますが・・・これ以上思い出せないですね。
バカボンのパパとなぞなぞ合戦をした、そんなほろ苦い思い出です。
パシェー!!


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