徳丸無明のブログ

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もへじ 香ばし枝豆せん

2023-12-29 23:44:47 | 
今日はグリーンビーンズ・チップスです。




もへじの商品は普通のスーパーにはあまり置いていませんね。こちらはカルディで発見しました。
枝豆を使ったせんべい。素材を生かした、シンプルな味。
前にのぶ小池が「いろはに千鳥」で、「もへじで番組1本やってもいい」って言ってました。
おい小池!ナイスアイディア!

食欲の話をします。みんな誤解してるんじゃないかって話。
夏になると、夏バテで食欲なくす人いるじゃないですか。すると周囲は、そんなグッタリしてる人を見て、「そんな時こそしっかり食べて体力つけないと」って励ますでしょ。たくさん食べることこそが夏バテを吹き飛ばすという言い分です。
それね、間違ってますよ。
人間のカロリー消費って、半分以上(たしか6,7割)が「身体維持」なんですよね。血液を循環させたり、臓器を動かしたり、皮膚を代謝させたりといった、身体機能を維持するために使われるカロリーが、1日当たりの消費カロリーの半分以上を占めるのです。
あとは運動とか、頭使ったりとかね。スポーツやってる人とかであれば、運動に占めるカロリー消費量の割合高くなるんでしょうけど、特別体動かさない人であれば、身体維持のほうが割合が高い。
で、この身体維持において重要なひとつが、「体温を一定に保つこと」です。
人間は恒温動物。つねに36.5度前後を維持しないといけない。体温は、カロリーを燃料とすることで生まれます。
冬になれば気温が低くなり、体の熱が奪われやすくなる。奪われやすいということは、燃料をガンガン燃やさないと、一定の温度がキープできなくなるということです。
つまり冬になると、体温維持のために必要な燃料(カロリー)の量が増えるのです。夏は少量で体温が維持できたのが、大量に燃料を投入しないといけなくなる。
当然ながら、夏はその逆になるのです。体温維持に必要な燃料の量が減る。
特に近年は温暖化のため、夏場は気温が体温を上回ることもあります。そういうときっていうのは、気温によって体が暖められるので、カロリーをあまり燃やさなくても体温が維持できるのです。場合によっては、むしろ熱を下げなきゃいけないくらいになる。それが熱中症ですね。
夏バテは、このような時期に起こります。それはつまり、他の季節であれば体温維持に必要であったカロリーがいらなくなった状態のことです。
食欲がないというのは、体が、「今はあまりカロリーを必要としていないから、食べる量をおさえてくれ」というメッセージを発しているということなのです。だからそのメッセージに答えて、カロリー摂取量を減らすのが正解なのです。
なのにみんな、「無理してでも食べなきゃ」って言いますよね。なんでそんな体に逆らうんですか。
僕は夏になると食欲が落ち、中華料理のような濃くて油っこいものが喉を通らなくなります。冬になればお腹が空きやすくなり、食べる量も増えます。
体が発するメッセージに素直に従っているのです。それで何の問題もなくすごしています。
夏になると食欲が落ちるのは、体からの、「あまり食べないでくれ」というメッセージなのです。なぜこのメッセージを聞こうとしない人が多いのでしょうか。

日本人って、カゼを引いたときにもそーゆー反応しますよね。食欲ゼロなのに、「無理してでも食べなきゃ」って言う。
カゼのときに食欲なくなるのは、体がウイルスとの闘いに注力しているからです。食べ物消化している場合じゃないから食欲をシャットダウンしている。
そんなときに無理矢理食事をとれば、ウイルスに対応していた人員を、消化・吸収に回さなければならなくなる。
体からしてみれば、「余計なことすんな!」って話ですよ。
素直に体の言うこと聞いてればいいんです。人間は脂肪の中に栄養を蓄えられますから、しばらく食べなくても問題ない。
なんかね、今はもうそうでもないのかもしれませんけど、昔の日本人は、とにかく「無理するのが偉い」って考えがちですよね。頑張ることはいいことだ。苦労を乗り越えるのが偉い人、みたいな。
高度経済成長期のマインドなのでしょうか。それとも戦時中の、「欲しがりません勝つまでは」イズムでしょうか。
ただ単に体のメッセージに逆らってるだけなのに、それが正しいことと思い込んでいる。過労死も起きるはずですよ。
だからね、とにかく体の言うこと素直に聞いてこなかったことがツケとなって、もろもろの問題を引き起こしているんじゃないかと思うんですよ。食欲だけにとどまらずね。
体の声に耳を傾けましょうってことです。何が必要で、何が必要じゃないか、体はちゃんとメッセージを発してます。
それをちゃんと聞き、素直に従う。それが健康のカギなのです。
メッセージに逆らい、無理をしてはいけない。夏バテのときは食事を減らすのが正しいのです。
それを「体を壊すよ」などど言ってはいけません。本当にカロリーが必要なら、ちゃんとお腹が空きます。お腹が空かないということは、体がカロリーを求めていないということです。
「無理をする美学」によって、体の声を無視するのはやめましょう。体が発する、ああしてほしい、こうしてほしいという声に従わなければ、体調は悪化するばかりです。無理をすることが健康につながるのではない。
日本人は、長らく「無理をすること」(=体に逆らうこと)を美学としてきました。もうそういうド根性マインドとはおさらばすべきです。
体のメッセージに素直に従い、無理はしない。それが人のあるべき姿です。
ド根性、さらば。
ピョン吉、フォーエバー。