ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

こぼれ生えのホウセンカと今日の花

2006年10月31日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は雲一つ無い好天、庭の気温は11度で暖房が欲しい気がしないでもありません。皆さん、お変わりありませんか。明日は11月(霜月)で、年賀状が発売です。
 周囲のノイズに惑うことなく、足を地に付けて進みたいものです。しかし、「ノブト」は周囲の雰囲気に同調して、ヨタヨタと歩を進めている状況です。
   これは菊と一緒に咲くこぼれ生えで大きくなったホウセンカです。夏に種を落とし、涼しくなったいま咲いていますが、自主独立心の旺盛な行動に「ノブト」は呆れています。「もっと、周囲の空気を読めよ!」と・・・・。

  さて、今日の誕生日の花は、キク科の【オケラ】です。この花の名前の由来については諸説ある様なので割愛したいと思います。歌人 鳥海昭子さんは、
        愛らしく小さく白い花をつけ
                オケラは高く茎伸ばしたり
と、読まれています。鳥海さんのコメントは、いつも通り画像上で流します。
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古くから食用、

薬用に親しまれてきた花です。

秋の日差しが高く伸びた

オケラを照らす

おだやかな風景を見ると、

オケラの若葉の

ごま和えの料理自慢をする人を

思い出すのでした。

          鳥海昭子

同期生会と、クヌギ根元のキノコと、今日の花

2006年10月29日 | 友達・知人ほか
  奈良・田原本は曇りで、午後には晴れるとの予報です。現在の気温は17度、静かな日曜日の朝を迎えていますが、皆さん、お変わりありませんか。
 昨日は毎年行っている職場の同期生会が隣町であり、参加しました。大半が定年退職し、当初いた72名の同期生も今残っているのは16名のようで、来春には全て退職してしまいます。月日の移り行く速さを実感しますが、お互い健康で毎年会って酒を酌み交わしたいものです。同期生というのは本当に良いものです。
 「俺も毎年来るからお前も来いよ!」と言う声。「おう、死ぬまで毎年来るは。達者でなっ!」と言う声を背に会場を後にした「ノブト」でした。

  これは昨年10月13日「私は悩む他」で紹介したクヌギですが、その鉢の苔を破ってキノコが生えてきたので撮りましたが、毒キノコなのでしょうか?
 完成した雑木盆栽も良いですが、このように種を蒔いて育てるのも楽しいものです。この様にキノコという付録も付いて来るのですから・・・・・。
  さて、今日の誕生日の花は、モチノキ科の【ウメモドキ】で、花言葉は「明朗」です。この花の名前の由来は、葉や枝ぶりが梅に似ていて、 実のつき方も小さな梅のように見えることからとか、赤い実が紅梅の蕾に似ているから付いたともいわれているようです。 ちなみに、梅はバラ科でモチノキ科ではありませんのでお間違えの有りませんように。歌人 鳥海昭子さんは、
        つぶらなる 赤き実の照るウメモドキ
                    さわやかにして神無月ゆく
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上で流します。

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ウメモドキの

かわいらしい赤い実が

秋の日に照らされています。

さわやかな十月も、

もう終わりです。

          鳥海昭子


今の柘榴と、今日の花

2006年10月27日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本はうす曇りで気温は15度。肌寒い朝ですが、皆さんお変わりありませんか。日本ハムの優勝・高校での世界史履修問題・東京での刃物男に警官3名負傷事件等々、ネタ切れに事欠かない日が続いています。
 ●野球も、キャッチボールという基本が何よりも大切なように、どんなことでも基本が大切ではないでしょうか。
 ●高校の世界史履修問題にしても、「必要ない」と思えば現場から意見具申すべきで、駄目なら規定に従がって教えるべきでしょう。
 ●警官負傷事件についても、現場に出る前に「刃物を振り回している」と分かっているなら、「さすまた」等を何故持って行かないのでしょう。
 事件事故すべてについて、携わる人が「基本」を無視しているか、おろそかにしているからではないかと「ノブト」はニュースに接して感じました。「さすまた」については、下の「さすまたとは・・・」をクリックして下さい。
「さすまた」とは・・・
これは、我が家の柘榴で、今年は8個実を付けました。日毎に赤く色付きましたが、まだ割れてくれません。3年目でやっと実を付けましたが味はどうでしょうか。楽しみです。ご存知でしょうが、枝の一部が棘状に変化しますので、植える場所にはご注意下さい。私は知りませんで、時々指を怪我しています。 これも事前に調べるという基本を怠ったためでしょう。(笑)

  さて、今日の誕生日の花は、キク科の【ヨメナ】で花言葉は「隠れた美しさ」です。ヨメナの若芽は食用となり、おいしくてしかも優しく美しいことが名前(嫁菜)の由来となっているとの説明もありました。歌人 鳥海昭子さんは、ヨメナにちなんで、
        朝冷えは来ていたるなり 初花の
                ヨメナのひとつなつかしく咲く
と、詠まれています。

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その年初めて

冷え込みを感じた朝、

ヨメナは必ず

てっぺんに花を咲かせ、

秋の深まりを教えてくれます。

庭に茂るこの花は、

山梨県の右左口(うばぐち)から

一本の根を移し植えたのでした。

           鳥海昭子
 

咲いたミゾソバと、今日の花

2006年10月25日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良は晴れていますが、スッキリした晴でなく気温は22度です。庭に植えていたミゾソバが咲きましたが、日陰のため花の色は少し薄い気がします。昨年庭に植えたところ節々から根を出し異常な勢いで増えたのには驚きました。野草は本当に強いですね。
  このミゾソバ11月15日の誕生日の花で、花言葉は「純情」との事ですが、繁殖力や種の発芽力は眼を見張るほどで、「純情」はちょっと似合わない気がしないでもありません。

  さて、今日の誕生日の花は、クマツヅラ科の【ダンギク】です。花言葉は、「忘れ得ぬ思い」との事です。人はそれぞれ忘れることの出来ない思いを持っていますが、歳を重ねる毎にその思いも増えていくようです。しかし、日常生活での物忘れも増えてきたのはどうしたものなのでしょうか。皆さんは如何でしょうか。(笑) 
 歌人 鳥海昭子さんは、ダンギクにちなんで、
         忘れ得ぬ思いの中の友なれど
                その後を知らずダンギク咲けり
と、詠まれています。

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「忘れ得ぬ思い」という

花ことばをもつダンギクが咲くと、

消息がつかめない

大切な友人を思い出します。

キクの名がついていますが、

キクの仲間では

ないのですね。

鳥海昭子


今日は24節気の霜降と、誕生日の花

2006年10月23日 | 報道・社会の出来事ほか
   奈良・田原本は気温18度、降っていた雨も今は止んでいます。今日は24節気の霜降とのことで、手紙で「向寒の候・・・」と使っても違和感の無い季節を迎えました。
 皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。「ノブト」は、のらりくらりとしながら暮らしております。
 この画像は、今日の「霜降」にイメージが合う画像と思ったので使用させてもらいました。「山の辺の道」の天理市から桜井市の間の景色ではないかと思います。遭難の心配はありませんので、お時間のある方は一度大和に御越し下さい。
 ニュースの面では、田原本の高校生による家族放火殺人事件が落ち着いたかと思うと、妊婦のたらい回し問題が発覚し、次は奈良市役所職員の病気休暇問題が取り上げ始めました。根深い問題が潜んでいるようで、かなり大きな問題に発展しそうな気配です。「ノブト」は、問題解明をどのようにするのか楽しみですが、根性の座った人間の仕業と考えられず、解決途中で小心者が自殺でもしないかと心配もしています。(その心配はないか・・・。恥が分からないのだから・・・)
 
  さて、今日の誕生日の花は、ノボタン科の【シコンノボタン「紫紺野牡丹」】です。花言葉は、「平静」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
         シコンノボタンひらきし朝のしずけさに
                  守り続ける約束があり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上で流します。
 
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シコンノボタンが鮮やかな

紫の花を咲かせました。

この花を初めて庭に植えたとき、

約束というほどでもない

約束を守り、小さい庭に花を

絶やさないことにしたのです。

          鳥海昭子


海は良いですねぇと、今日の花

2006年10月21日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は晴れています。暖かいため、マルカメムシがひっきりなしに飛来し、ガムテープで捕まえるのに忙しく更新が今になりました。皆さんお変わりありませんか。
 昨日は元職場の後輩のお誘いで、伊勢の海へ遊びに行って来たのです。

 この写真は釣り場へ向かう途中で、朝日に照らされた海面を写しました。朝7時から午後2時まで釣りましたが午前中全く釣れず、T氏と缶コーヒー(120-)を賭けて釣果を競ったのですが、満足できる釣果となりませんでした。(大潮で良いと思ったのですが・・・。)
 結局引き分けに終わってしまいましたが、次回は正月用の「睨み鯛」釣りを計画するとの事で、リベンジに努めようと思っています。

   さて、今日の誕生日の花は、リンドウ科の【オオヤマリンドウ】で花言葉は「正義」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
         高原の草丈を己の丈と決め
                 オオヤマリンドウ咲きいたりけり
と、詠まれています。

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多くの植物は、

自らの丈を周囲の草花と

合わせるように成長します。

オオヤマリンドウも

五十センチほどに育った

周囲の草花と背丈をそろえて

咲いていました。

鳥海昭子


田圃の橋杭岩?と、誕生日の花

2006年10月19日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は気温13度です。晴れで日中は暑くなりそうですが、皆さんお元気でしょうか。私の家の南側に広がる田圃の稲も刈り取られ、稲藁の束が南紀の橋杭岩の様に並んで立っています。南紀の海に並ぶ橋杭岩を連想させてくれます。
  写している時、たまたま近鉄電車田原本線が通過し、見苦しいところを隠してくれました。今日はなにか良いことがありそうです。(阿呆なノブトの独りごとでした)

 橋杭岩の紹介(クリックして下さい)
  さて、今日の誕生日の花は、タデ科の【オオケタデ】で、花言葉は「思いやり」とのことです。なお、花の名前の由来については諸説あるため、書くのを止すことにしました。歌人 鳥海昭子さんは、
        オオケタデ 塀越えて咲き
                 一人住む あなたの声の明るく聞こゆ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上に流します。
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塀を越えて垂さがるように

オオケタデの向こうから、

明るいあなたの声が

聞こえてきました。

いったいどなたが

いらしているのでしょうか。

        鳥海昭子


孫からの近況報告(FAX)と、誕生日の花

2006年10月17日 | ふるさと 他
  奈良・田原本は晴れています。今の気温は16度ですが、今日も暖かくなりそうです。皆さん、お変わりありませんか。「ノブト」は相変わらず平々凡々と過しておりますのでご安心下さい。
   この写真は、大阪の水族館「海遊館」の写真です。私も二度見学しましたが、小学3年生になる私の愛孫が、秋の遠足で海遊館へ行ったことを、一昨日FAXで報告してくれたのでUPしたいと思います。
 月に二度は来てくれるので逢っていますが、FAXは久々であったため嬉しく、文面も楽しい内容であるので紹介することにしました。(孫に叱られるかも分かりませんが・・・)文面は忠実に再現していますので、その点お含み置きください。

じいじ、 ばあばへ♥  
今 りなの家の前では、モンキ-がでたという事で
大さわぎになっています。もう一りん車ほとんどのれます。
こんど行ったときには、のれたらいいな!きたいしといてね!
きのう、わたしとママで、コーヒーゼリーを家でつくりました。
パパも ママも りなも「おいしい」といいました。
金曜日にえん足にいきました。海ゆう館に行きました。
まずさいしょに、船にのりました。そして1時間のりました。船にのって
いるときに、エイしってますか。しってるよね!エイを見たのです。
ほんとうですよ! そして、つぎに、おべんとうを食べました。
二だん弁とうにいれてます。  ※(あたりまえ)~と書いて二本線で削除
たべたらつぎに海ゆう館に行きました。
ジンベーザメやイルカ クラゲ ほかにも いろいろいました。
そして、帰る時間になったので、電車にのって帰ってきまし
た。・・・・・では、さようなりー
           
            りなより

犬(ハナ) ママ  パパ  りな(本人) ばあば  じいじ~が並んだ絵を書いてくれました。

  以上ですが、これは大切な「ノブト」のお宝です。
 もちろん、スキャナーで読み込みパソコンに大切に保存しています。来た時は、お猿の話や遠足の楽しかったことを機関銃のようにしゃべって教えてくれることでしょう。今から楽しみです。(笑)
         さて、今日の誕生日の花は、秋の七草の一つであるキク科の【フジバカマ】です。名前の由来は薄紫色の花弁の形が袴に似ているところから付いたそうで、花言葉は、「あの日のことを思い出す」ということです。歌人 鳥海昭子さんは、
         些細なることにてありき本日の
                   ためらい捨ててフジバカマ咲く
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、いつも通り画像上で流します。
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秋の七草の一つですが、

今では絶滅危惧種に

指定されているそうです。

なんのためらいもなく、

咲いているように見える

フジバカマ。

それにひきかえ

あれこれ悩む自分がいます。

         鳥海昭子

※参考(ご存知でしょうが)
秋の七草~、 ハギ · キキョウ · クズ · ナデシコ · オバナ(ススキ)· オミナエシ · フジバカマです。


今が盛りの白菊と、誕生日の花

2006年10月15日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は晴れです。今の気温は18度で、めっきり涼しくなり静かな日曜の朝を迎えておりますが、みなさんお変わりありませんか。
 国連では北朝鮮に対する決議が通り、日本からは全ての船が追い出され入港出来なくなりました。北朝鮮の一般国民の方は本当にお気の毒です。
 独裁犯罪国家が犯罪を犯していると、自覚出来なくなればどうしようもないですね。見ても見えない眼を持ち、脳はあっても、まともな考えが出来なくなってしまえば白痴国家としか言い様がなく、誠に困ったものです。
 自尊心がことのほか高いそうで、亡命をしたくても出来ないのでしょうか。家庭で躾されていない子供の将来を見ているようで、今からでも世界が一丸となってアホ息子の躾をしなければならなくなったようですね。
 馬鹿息子の次なる手は、国連脱退というところでしょうか? 六十数年前、似たような行動をした国家が有りましたが、忘れてはいけないことです。
   この菊は、わが家の庭で咲いている白菊です。赤とか、白、黄色があったのですが、なぜか無くなってしまいました。(笑)
 それにしても心が癒される白菊で、芳香をお届けできないのが残念です。菊は11月3日の誕生日の花です。

  さて、今日の誕生日の花は、キク科の【シオン】です。花言葉は「追憶・遠くの人を思う」とのことです。この名前の由来については、(本草和名(ほんぞうわみょう・918)には、漢名紫苑(しおん)という記述があり、そのまま音読みにされてシオンという和名が生まれました。)との記載がありました。歌人 鳥海昭子さんは、
      戦死公報 とどきたる日の 新妻と
                庭のシオンが濡れて揺れいき
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上で流します。

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夫の戦死を知った新妻の

震える背中と、

風に揺れるシオンの花。

戦時中に繰り返された

光景が忘れられません。

        鳥海昭子



贅沢な香りと誕生日の花

2006年10月13日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は薄曇りで、気温は16度です。天気予報は晴れとのことですが、陽が現れるか疑わしいような天候です。えりはなさん、ニューヨークへ無事着いたでしょうか。軽飛行機のビルへの衝突では「またテロかいな!」と案じましたが、テロでなく事故のようで安心したところです。
  これは今を盛りと咲いているお隣のキンモクセイです。1987年当時、桂三枝さんが宣伝していた業者が建てた家ですが、どの家にもキンモクセイが植えてありました。
 何故か、わが家のは根付かず枯れてしまいましたが、両隣のNさん・Iさんのは順調に育ち、勝手口とガレージ入口から、毎年この時季に芳香を無料で提供してくれています。紹介したのは、Nさん方のものです。(笑)
  キンモクセイは10月2日の誕生日の花で、花言葉は「謙遜・初恋」です。鳥海さんがキンモクセイにちなんで詠まれた短歌が、「ノブト」は気に入りましたので敢えて紹介しますが、
   ● 父に似る 人の後ろを従いてゆく
            キンモクセイのにおう角まで
というものです。「父に・・」でなく、「元カノ」なら、まるでストーカーで警官のお世話になるかも・・・。(笑)


  さて、今日の誕生日の花は、シソ科の【サルビア・別名ヒゴロモソウ】で、花言葉は、「燃える思い・知恵」とのことです。「燃える思い」の味わいは「ノブト」には縁遠く、かわりに「燃える屍」体験が忍び寄って来ているのでしょう。 きっと・・・。(笑)
歌人 鳥海さんは、
       サルビアの蜜吸いに来る少年の
                   甲高い声「コノ花アマイよ」
と、詠まれています。
 鳥海さんのコメントは画像上で流します。

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「この花甘いよ」・・・・・

少年の甲高い声が聞こえました。

今でもサルビアの蜜を

吸う子がいるのかと

懐かしくうれしい気持になり、

来年もサルビアを咲かせようと

思ったのでした。

   鳥海昭子