ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

牡丹咲いたが・・・と、今日の誕生日の花

2006年04月29日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は曇っています。気温は13度、肌寒い感じのする朝です。
               
 咲き始めた牡丹も雨を心配してか、咲ききらない状態です。また、冬越ししたアゲハ蝶は大半が羽化して何処かへ飛び去りましたが、どのチョウも飛び立って直ぐに何処かへ行くのでなく、数回庭を飛び回った後、去っていくのを見ると、礼を言っているように思えます。 蛹から出てくる瞬間を写したいのですが、撮るには余程の根気がいるようです。いつも羽が固くなるのを、待っているアゲハチョウの姿しか拝めません。
                  
 さて、今日の誕生日の花は、バラ科の【コデマリ】です。花言葉は「努力する」とのことですが、歌人 鳥海昭子さんは、
        心身を 労して生きて 逝きにける
            母が好きだった コデマリの花
と、詠まれております。鳥海さんのコメントは、少し長めですが画面上に流します。

<
十一人の子を産み、飢饉に耐え

戦争を乗り越えて生きてきた、

母の八十七年の人生は

ほんとうに

幸せだったのでしょうか。

コデマリの花を見ると、

切ない思いがあふれてきました。

           鳥海昭子


牡丹の手入れ法を教えて・・・と、誕生日の花

2006年04月27日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は小雨です。もうすぐ晴れてくるとの予報で、8時の気温は10度です。
 牡丹の花は、4月30日が誕生日の花ですが、我が家の牡丹は、直径5センチほどの蕾の先にピンクの花びらが覗いてきました。明日にでも開花しそうです。
 当初は5~6輪細い木ながら見事な花を咲かせていましたが、今年は只2輪のみ。冬になれば移植し、1~2年かけて若返らそうと考えているところです。注意する点がありましたら、どんな事でも教えて下さい。

 さて、今日の誕生日の花は、マメ科の【フジ】で、花言葉は「恋に酔う・懐かしい思い出」とのことです。鳥海昭子さんは、
        千年の藤の花房ながくして
               千年の音 ひそめてゆらぐ
と、詠まれています。

<
東京・調布にあるお寺の境内に

「千年藤」と呼ばれるフジが

花の房を長くして

風に揺らいでいました。

その風情は、まるで千年の音を

潜めているようです。

          鳥海昭子













山手線転覆事故を防いだ運転手さん!と今日の花

2006年04月25日 | 車・交通機関ほか
 奈良・田原本は晴ですが黄砂が今日も非常に多いです。気温は13度でした。中国へ損害金の請求書送ります。(笑)
さて、尼崎での福知山線列車転覆事故から1年です。数日前からこの悲惨な事故を思い起こす報道がされるなか、きのう山手線のレールが盛り上がっているのに運転手が気付き非常停止したとの報道に接した。脱線の危険性もあったとか・・・。
報道内容は、原因とか、JR職員の対応の仕方が悪いの良いのや、病人が出たの出ない等であったと思います。(ノブトはJRになんの縁もありませんよ!JRをかばう気も持ち合わせていないですよ)

 報道機関の中の一社でも、
 異常を察知し列車を止め事故を未然に防いだ運転手の行動について、賞賛している報道がありましたでしょうか。
 職務上当然の行為だから賞賛に値しないのでしょうか?
 当然すべき事が出来ないために、悲惨な事故が起こっているので・・・・? 
 世間から褒められた運転手は、やる気を無くすのでしょうか?
 日本人は付和雷同で、集まれば烏合の集と化す人種なのでしょうか?

 信賞必罰という言葉があります。子供の躾でも犬の躾にしても、いけない事をしたとき、言いつけた事が出来た時は、その都度注意したり褒めたりして育てるのではありませんか?時機を失した信賞必罰は、害あって益なしでありませんか。
 褒められて、やる気を無くす人はおりません。一方向からばかりでなく、また報道に踊らされずに物事を見つめたいものです。

 さて、今日の誕生日の花はモクセイ科の【ライラック】別名(リラ)です。花言葉は「思い出を大切に」とのことです。まるで、この悲惨な列車事故で大切な人を亡くされた、御遺族に御贈りしたい花です。
 歌人 鳥海昭子さんは、
      忘れがたき 思い出ひとつに 重なりて
              紫ライラック庭のまんなか
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画面上に流します。

<
夫と暮らした家の真ん中に、

紫のライラックがあり、

よく花をつけていました。

この花を見るたびに

今は亡き夫や、

その頃の思い出が

よみがえります。

         鳥海昭子

                

こうしてこうすりゃ・・・・と、今日の花

2006年04月23日 | 報道・社会の出来事ほか
 おはようございます。奈良・田原本は曇っています。気温は13度、うっとうしい日曜日です。
 都々逸で、『こうして こうすりゃ こうなるものと 知りつつこうして こうなった』というのを御存知でしょうか。隣接の国であるロシア・中国・北朝鮮・韓国との間で解決しなければならない諸問題が横たわり、自己保身のためナショナリズムを国民にあおり利用している国の指導者もいます。これら解決しなければならないことを、国の指導者はいつする心算でしょう。孫・ひ孫まで、更にその先までなのでしょうか。

 この都々逸でも分かる通り、現在の状態になることを時の政治屋や指導者は、承知の上だったと思うのです。「後でする喧嘩なら先にしろ」とも言われますが、何故早く解決しようと思わないのでしょうね。「慎重に、慎重に、時間をかけて」と言われるが、未だ50~60年かける考えなのでしょうか。未だに解決しない拉致問題についても、わが国の政党でも否定する政党もあり、ましてや与党の中でさえ朝鮮人とも思える政治屋が存在していたと聞き、ただただ驚くばかりです。被害を受け不幸なのは、双方の一般国民であることを御理解下さいませんか? 政治屋さーん!!    

 さて、今日の誕生日の花は、キンポウゲ科の【オダマキ】で、花言葉は「勝利の誓い」とのことです。鳥海昭子さんの花と花言葉にちなんで、
       誓いなど 持たざるもよし オダマキの
               意志たかだかと 花のむらさき
と、詠まれています。

<
オダマキの花には、色も形も

様々あるようですが、

青紫のものに何故か

強い意志を感じて心ひかれます。

声高な「勝利の誓い」よりも、

安らかな平和を

求めたいものです。

          鳥海昭子

  

「チチンプイプイ」から・・・と、誕生日の花

2006年04月21日 | 報道・社会の出来事ほか
 奈良・田原本は曇っています。午前8時の気温は9度で、肌寒い朝です。
先日、毎日放送テレビの人気番組「チチンプイプイ~関西地区ローカル番組」で快眠十ケ条なるものを放送していたので紹介します。よく眠れないのは本当に辛いもので、睡眠に苦労されている方で、この放送を観ておられなかった方の参考になれば嬉しいです。
 一条、起床時刻を一定にする。
 二条、起床して朝日を浴びる。
 三条、昼寝を午後2時迄に15~20分間する。
 四条、寝る前はリラックスする。興奮や感情を高ぶらせる
テレビなど観ない。
 五条、無理に寝ようとしない。
 六条、眠くなるのを待つこと。
 七条、睡眠時間を気にしないこと。
 八条、寝酒はすぐ眠れるが、しないのが良い。
 九条、休日と平日の起床時刻の差は2時間以内にする。
 十条、激しいイビキや無呼吸状態のある人は医師の診断を
うける。
と、いうものでした。参考になれば嬉しいです。
参考までに、チチンプイプイのホームページURLを書いておきます。
   http://mbs.jp/puipui/index2.html

さて、今日の誕生日の花はサクラソウ科の【サクラソウ】です。花言葉は「少年時代の希望・青春」とのことです。鳥海さんの短歌は
     幼くて 抱きし希望(ねがい)いまもあり
              サクラソウ自生の 山陰にして
と、詠まれています。花と花言葉にちなんだ鳥海昭子さんのコメントは、画面上で流します。

<
「少年時代の希望」や夢は、

大人になった今は

表立っては言いませんが、

山陰に自生している

サクラソウのように、

強くしぶとく

胸のうちに生きています。

鳥海昭子

                

西洋十二単咲きかけました

2006年04月19日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は曇りです。気温は9時では14度でした。今まで「十二単」とばかり思っていたのが、正式には「西洋十二単」だそうで、咲き始めたのでアップしました。
 「西洋十二単」は園芸種で、「十二単」というのは山野に咲く野草とのことで、西洋十二単より花も葉も控えめな薄い色のようでした。 知らない事ばかりです・・・。
                               
 さて、今日の誕生日の花についても驚きで、一つ賢くなりました。
今日の誕生日の花は、キク科の【ヤグルマギク】です。花言葉は「教育」とのことです。大阪のkunta-shellbyさん、お分かり頂きましたでしょうか?

 私は今まで「ヤグルマソウ」とばかり思っていたのですが、別に「ヤグルマソウ」というのがあるそうで、葉が矢車に似ているところから付いた和名で、深山の湿り気あるところに生える多年草とのことでした。
 ヤグルマギクは、元々小麦畑に咲いていた雑草で、花が矢車に似ていることから付いたそうです。

 歌人 鳥海昭子さんはヤグルマギクにちなんで、
      何ごとか 何ゆえか 胸の空(から)まわる
                    矢車菊の 淡い青いろ
と、詠まれています。

<
なぜか思っていることが

空回りするような日があります。

ヤグルマギクをじっと見ていると、

花は何かを教えてくれます。

            鳥海昭子

ヤグルマソウの写真です。拙い説明より一目瞭然と思います。


春を喜ぶ山椒の若芽と、今日の花

2006年04月17日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は快晴です。7時30分気温は10度で、久しぶりの好天で気持ち良い朝を迎えたところです。 庭の細い山椒の木の若芽の先に付いた蕾を紹介します。「親の意見とナスビの花は万二に一つの無駄は無い」との諺に匹敵するほど、我が家の山椒は無駄花が無いので、佃煮作りが楽しみです。
 去年は「これが有ったら食がすすむ」と言って喜んで食べてくれた母も、ミキサーでお粥状にした食事をするようになった今では、昨年の母の言葉はもう聞けなくなってしまいました。
          
 さて、今日の誕生日の花は、ケシ科の【ハナビシソウ】です。花言葉は「希望」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       がく二つ ほつりほつりと落ちしより
           羽化するごとく 芥子(けし)はひらきぬ
と、詠まれています。コメントは、画面上で流します。

<
蕾を包んでいた萼(がく)が落ち、

花咲く瞬間に立ち会えた喜びは、

すなわち希望につながるのです。

まるで蝶が羽化するように

あでやかに開花する

ケシ科の花です。

           鳥海昭子

             

アゲハ蝶の羽化

2006年04月15日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は曇りです。10時の気温は12度で、時折小雨の降る土曜日です。
 昨日、塀に昨年の秋からビバーグしていた蝶の蛹から、アゲハ蝶が羽化したてのを見つけました。少し早いのではと心配しましたが、後で戻ってみると飛び立ったのかいなくなっていました。我が家にはまだ十数匹の蛹が羽化を待っています。いずれも庭の山椒の木、ライム、スダチの葉で育ったもので、羽化するのが楽しみです。

 さて、今日の誕生日の花は、フウロソウ科の【ペラルゴニウム】で、花言葉は「決心・篤い信仰」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
     訳もなく さみしいのです
        祈り篤き 友の窓辺のペラルゴニウム
と、詠まれています。

<
大病を患って

入院しているときに、

病気の回復を一心に

祈ってくれる友がいました。

窓辺のペラルゴニウムを

見ていると彼女を

思い出すのです。

   鳥海昭子

                 

ギックリ腰なったらしんどいよ!

2006年04月13日 | 生活一般のこと
 奈良・田原本はうっとうしい曇り空です。
 自慢じゃありませんが、4年ほどなっていなかったギックリ腰になりました。でも、今回は軽度なので助かっています。
   最初なったのは、起床し洗面している時でした。
   2回目は、あぐらをかいて新聞を読んでいる時クシャミして、
   3回目は庭でしゃがんで草をむしっている時だったのです。
このように、腰に負担をかけている時に発症するようなので御注意下さい。

 最初ギックリ腰になった時は動けず、このまま一生終るのかと真剣に思ったものです。でも、今では違います。4回目ともなると、前兆が分かります。(自慢することですか?ノブトさん!)
 なんとなく腰に鉛の塊を載せたように感じたら、腰に負担をかける姿勢はしないようにするのと、冷シップをお勧めします。
 残念ながらギックリ腰になってしまったら、只々安静にして下さい。身体をドーナツのように輪にして横たわることです。半日から1日横になっていれば治まるので安心して下さい。なった時は決して暖めてはいけません。面白いことに、こんな時に限ってクシャミが出るのですが、何故かはこのベテランでも分かりません。

 今日の誕生日の花はモクレン科の【モクレン】だそうです。花言葉は「自然への愛・恩恵」とのことでした。私は、モクレンと言えば白いモクレンのことと思っていましたが、それは(ハクモクレン)と言うもので、モクレンと言うのは写真のを言うと書いていましたが、全く知りませんでした。
 歌人 鳥海昭子さんは、
        お祭りの当屋の庭の大モクレン
               百千万の声あげにけり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画面上に流します。

<
「当屋」とは「頭屋」とも

書きますが、祭りや神事を

つかさどる家です。

その庭にある大きなモクレンの

木に咲いた花から、祭りに沸く

大勢の村人の声が

聞こえてくるようです。

           鳥海昭子

              

頂いた雉の卵と、今日の花

2006年04月11日 | 友達・知人ほか
 奈良・田原本は雨が降っています。夕方にかけて更に強くなるとの予報です。朝7時30分の気温は、15度でした。

 昨夜、御近所から珍しい物を頂いたので紹介します。それは雉の卵です。
生まれて初めて手にしたのです。田舎暮らしなら、なんとかして雛に孵すことにトライしたでしょうが、育てられる環境と知識も無く胃袋に納まることになりそうです。雉の種類は分かりません。
 鶏卵が長径58ミリなのに対し雉の卵は45ミリ位で、短径は鶏卵が45ミリなのに対し37ミリ位で大きさの違いは写真をご覧下さい。白いのが鶏卵(Lサイズ)です。

 鶏卵を手にすると殻の割れる心配が先に立つのに比べ、雉の卵を手にしても割れる心配が全くしないのです。この殻を自分で割って出て来る、雉の雛の強さを思い知らされた気がします。写真でも特徴の全てを捉えていませんが、色も、模様も本当に美しいものでした。何故か食べるのがもったいない様な気がする頂き物でした。

 さて、今日の誕生日の花は、キク科の【ミヤコワスレ】で、花言葉は「忘れ得ぬ人」とのことです。この名前の由来は、承久の乱(1221年)で佐渡に流された順徳天皇が(1197~1242)、この花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとのことです。
奈良へ昭和天皇が行幸された時、お泊りになられた「奈良ホテル」で、お部屋にこのミヤコワスレを生けられたという報道があったのを思い出しました。
 歌人 鳥海昭子さんは、
       忘れいし 人の顕(た)ちきて 歩をとどむ
                  都忘れの 花のむらさき
と、詠まれています。

<
遠い昔に別れた人を、

ふと思い出すことがあります。

それは「忘れ得ぬ人」の

花言葉を持つミヤコワスレの花を

見つけたときかもしれません。

           鳥海昭子