ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

また咲いた柘榴の花と誕生日の花

2006年10月01日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は小雨が降り始めました。予報では夕方からとのことでしたが少し早くなっているようです。庭の気温は17度で、「靴下履こうかな」と少し思いましたが、まだ履いていません。

  これはご存知のザクロの花です。(昨日撮影)
 昨年に続き、今年も狂い咲きとも言える花を咲かせました。今年は、初夏に咲いた花に8個程の実を付けましたが、まだ、その実も熟さないうちに花を咲かせたのです。ザクロはこの季節、どの木も花をつけるのでしょうか。
 「ノブト」は、この花の色加減?が少し苦手なのです。(花を見ると心臓が一瞬ドキッと何故かするのです)どうもスミマセン。(笑)

  さて、今日の誕生日の花は、マツムシソウ科の【マツムシソウ】です。花言葉は「風情・健気」とのことです。
 この花の名前の由来については、寺社の巡礼が用いる鉦(仏具のかね)のことをマツムシといい、この鉦(かね)の形と、マツムシソウの花後の形とが似ていることに由来しているとか、また、「マツムシ」が鳴く頃、咲くので付いたとの説もあるようです。なお、ここで言う「マツムシ」については、「昔はスズムシのことをマツムシと読んでいた」との説明もありましたので付け加えておきます。歌人 鳥海昭子さんは、
      むらさきのマツムシソウは高原の
                  靄(もや)に滲んで 朝を待ちいる
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上を流します。

<
秋の高原に美しく

かれんな花をつける

マツムシソウ。

その淡い紫が朝方立ちこめた

もやの中ににじんで、

水彩画のように静かでした。

          鳥海昭子