ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

贅沢な香りと誕生日の花

2006年10月13日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は薄曇りで、気温は16度です。天気予報は晴れとのことですが、陽が現れるか疑わしいような天候です。えりはなさん、ニューヨークへ無事着いたでしょうか。軽飛行機のビルへの衝突では「またテロかいな!」と案じましたが、テロでなく事故のようで安心したところです。
  これは今を盛りと咲いているお隣のキンモクセイです。1987年当時、桂三枝さんが宣伝していた業者が建てた家ですが、どの家にもキンモクセイが植えてありました。
 何故か、わが家のは根付かず枯れてしまいましたが、両隣のNさん・Iさんのは順調に育ち、勝手口とガレージ入口から、毎年この時季に芳香を無料で提供してくれています。紹介したのは、Nさん方のものです。(笑)
  キンモクセイは10月2日の誕生日の花で、花言葉は「謙遜・初恋」です。鳥海さんがキンモクセイにちなんで詠まれた短歌が、「ノブト」は気に入りましたので敢えて紹介しますが、
   ● 父に似る 人の後ろを従いてゆく
            キンモクセイのにおう角まで
というものです。「父に・・」でなく、「元カノ」なら、まるでストーカーで警官のお世話になるかも・・・。(笑)


  さて、今日の誕生日の花は、シソ科の【サルビア・別名ヒゴロモソウ】で、花言葉は、「燃える思い・知恵」とのことです。「燃える思い」の味わいは「ノブト」には縁遠く、かわりに「燃える屍」体験が忍び寄って来ているのでしょう。 きっと・・・。(笑)
歌人 鳥海さんは、
       サルビアの蜜吸いに来る少年の
                   甲高い声「コノ花アマイよ」
と、詠まれています。
 鳥海さんのコメントは画像上で流します。

<
「この花甘いよ」・・・・・

少年の甲高い声が聞こえました。

今でもサルビアの蜜を

吸う子がいるのかと

懐かしくうれしい気持になり、

来年もサルビアを咲かせようと

思ったのでした。

   鳥海昭子