ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

生えてきた猿の腰掛?と、誕生日の花

2007年10月18日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本はすっかり秋となりました。皆さん、お変わりありませんか。
何年前か忘れましたが、庭で大きく育っていた月桂樹の幹が腐ったので切り倒したのです。この夏、この樹の株を覆い茂っていた茗荷の葉を刈り取ったところ、その株に大小14個の「猿の腰掛?」と呼ばれるキノコが生えていたのです。先ずはご覧下さい。

 このキノコは煎じて飲用すれば癌に効くと聞いていますが、ノブトの将来を案じて生えてくれたのでしょうか。大事に育てていきたいと思っています。胞子は何処から飛んで来たのでしょう。不思議です。


 さて、今日の誕生日の花はユリ科の【ホトトギス】で、花言葉は「永遠にあなたのもの」とのことです。この花の名前の由来は、花片の斑点が鳥の「ホトトギス」の胸の模様に似ることから付いたそうで、歌人 鳥海昭子さんは、
    尋ねても言うてもならぬ事がある
          花ホトトギス 風にうなずく
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上に流していますのでご覧下さい。

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口に出しては

いけないことがあるのかと

自問していると、

ホトトギスの花がまるで、

「そのとおり、そのとおり」と

言うように風に揺れて

うなずいてくれました。

          鳥海昭子


先日のリコリス咲きましたと、誕生日の花

2007年10月12日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴天ですが午後には曇りとの予報です。ずいぶん朝夕冷え込むようになり、秋めいて来ましたがお元気でしょうか。ノブトは変わりなく過ごしております・・・・が、身体が「変化に付いて行けへん」と言っております。
 前々回の画像の左端で 花芽が出ていたリコリス が咲きましたのでUPします。来られた方はどなたも「まぁー、珍しい彼岸花!」と言って見てくれています・・・・。
これは花茎が伸びてきたところです。(10月6日撮影)

満開に近い状態で10月10日撮影しました。咲き切った花はあまり好きでありませんので撮りませんでした。

画像で少しお遊びを・・・・・。


 さて、今日の誕生日の花はキンポウゲ科の【シュウメイギク】別名、キブネギクで花言葉は「忍耐」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
      路地裏の空き家の庭に咲きながら
            シュウメイギクは何 偲ぶらん
と、詠まれています。鳥海さんのコメントはいつもの通り画像上です。

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京都北部の貴船に

多く見られることから、

「貴船菊」ともいうそうです。

空き家の庭に咲いている

シュウメイギクを見つけました。

以前の主をしのんで

咲いているように思いました。

          鳥海昭子


ヘンシーン!と今日の花

2007年10月06日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴天で最高気温は26度との予報です。台風15号(クローサ)の動き も心配なところですが、皆さんお変わりありませんか。朝夕めっきり涼しくなりましたが、郵便局から年賀状の予約ハガキも届き、月日の過ぎ行く早さに驚いているノブトです。
 話しは変わりますが、先日ブロック塀に打ち込んでいる釘に、逆さまでぶら下がって変身を始めたばかりのアゲハチョウの幼虫を見つけました。子供の夏休みの自由研究ではありませんが、少しだけ記録したのでUPします。
 これは幼虫が蛹になり始めたところですが、もっと楽な姿勢で変身すれば良いのにと思ってしまいます。

 この写真は上の写真の約1時間後写したもので、僅かながら身体が曲がってきたようです。

 さらに4時間後見てみると、この様な姿に変わってきました。形は完全な蛹の姿になりましたが、ブロック塀の色に似せるため緑色が少なくなっているようです。

 段々と緑の色が消え目立たない色に変わってきています。幼虫には目が無いとノブトは思うのですが、どの様にしてこの場所を選び、変態した場所の色が分かるのでしょう。すごい能力を持っていることに感心と驚きのノブトです。

さらに上の写真から17時間後の姿はこの様に色がブロック塀の色になってきました。すばらしい変身に改めて頭が下がります。上の写真と見比べて下さい。
 
 年内に羽化して飛び立つだろうと予測していますが、冬を越すのであれば可哀相に思ったので雨除けをしてやりましたが、有り難迷惑と思っているでしょうか。


                                     おしまい                              
 さて、今日の誕生日の花はヒユ科の【ハゲイトウ】です。花言葉は「不老不死」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       ハゲイトウの葉むら燃え立つ今日の日を
               誰か訪ねて来る予感あり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上をご覧下さい。

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夏の終わりから晩秋にかけて

赤や黄色に

色づく葉が美しい。

炎のように赤く燃え立つ

ハゲイトウを見ていると、

何かいいことがありそうな

予感がしてくるのです。

           鳥海昭子





富士カメラ4

ヒガンバナ咲いたけど、誕生日の花の金木犀は・・・・

2007年10月02日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
  奈良・田原本は晴れで、今日の最高気温は24度との予報です。お変わりありませんか。急に涼しくなったり暑さがぶり返したり、気温の変化についていけないノブトです。

 これはヒガンバナの球根を庭に植えているのがやっと咲いてくれました。また暑いためホウズキが芽を出し葉を茂らせ始めていますが、いつ植えたか覚えの無いリコリスも花芽をニョキッと出し始めました。
 草花の根元は、買って1年で駄目になった中国製の大きな簾を粉砕機で切り砕いて敷き詰めたのです。中国製品は見かけを綺麗に見せるため、有害な薬品を使っていないかと心配ですが・・・・。


  さて、今日の誕生日の花はモクセイ科の【キンモクセイ】で花言葉は「謙遜・初恋」とのことです。
 我が家の勝手口前にはお隣のキンモクセイが植えられ、毎年芳香の恩恵をノブトは受けていますが、今年はまだ花芽が僅かに出始めたところです。酷暑の影響を受けているのでしょうか。
 昨年10月13日、満開状態のを「贅沢な香りと誕生日の花」と題してUP
しましたが、やはり13日頃満開状態となるのでしょうか。歌人 鳥海昭子さんは、
      父に似る人のうしろを従いてゆく
               キンモクセイのにおう角まで
と、詠まれています。なお、鳥海さんのコメントはキンモクセイの画像上で流します。

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亡き父に似た

面影の人を見かけました。

知らず知らずのうちに

後を追っていましたが、

キンモクセイの香る角を曲がって

その人は行ってしまいました。

鳥海昭子