ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

満開のケールと今日の花

2007年04月30日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴天です。朝7時の気温は13度でしたが、最高気温は25度との予報です。皆さんお変わりありませんか。ゴールデンウイークと騒がしいですがノブトはダイヤモンドイヤーを過ごしているため、これらの報道については煩わしく聞こえます。

 これは 去る18日のブログで、「ケール(青汁)のところでアゲハチョウガ羽化した」と紹介したそのケールの花を今日はUPしました。今が盛りと咲いていますが、丈を測ってみましたら2㍍80㌢ありました。これほど大きくなるとは知りませんでした。種を採り栽培してみようと考えています。


これは上の画像を加工したものです。画像加工サイト(DUMPR)を使って加工しています。

  さて、今日の誕生日の花は、ボタン科の【ボタン】で、花言葉は「風格」とのことです。「牡丹」の原産国は中国だそうで、わが国には奈良時代に渡来してきたそうです。
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』と言われるように、昔から美の象徴として扱われていますが、我が家のボタンは花を付けませんでした。
 でも、芍薬は蕾を膨らませているので今から楽しみで、咲きましたらUPしたいと思っています。歌人 鳥海昭子さんは、
     あるなしの風にゆれつつ白牡丹
               神々しくて清々しくて
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上に流します。

<
かすかな風に揺れている

白いボタンは、

神々しくまた清々しい。

その姿に息をのみ、

祈る気持になってしまいました。

花言葉の「風格」を感じさせます。

           鳥海昭子

西洋十二単満開と、今日の誕生日の花

2007年04月24日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴れていいますが夕方には雨との予報です。お変わりありませんか。私は相も変わらず元気にしております。しかし、今年の我が家の梅は実つきが悪いようなのですが皆さんの梅は如何でしょうか。急に暖かくなったと思うと平年気温に戻ったりした関係で、ミツバチ等が虫媒花出来ないうちに花が散ってしまったのでは・・・と、ノブトは思ったりしています。

 昨年の4月19日、我が家の「西洋十二単」をUPしましたが、今年も咲きました。今が満開の状態です。ご覧下さい。西洋十二単は葉が地面を覆い隠すように広がるので、他の雑草が生え難い様で助かっています。花の色は写真よりもっと強い紺色なのですが何故か白っぽく写っています。

 さて、今日の誕生日の花はムラサキ科の【ワスレナグサ】で、花言葉は「私を忘れないで・誠の愛」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
     振り向けば勿忘草(ワスレナグサ)の色冴えて
                 明日のために咲くと思えり
と、詠まれています。

<
オオイヌノフグリなどと

命名された花がある一方で、

ワスレナグサという

ロマンチックな名前を

つけてもらえた花もあります。

人気の秘密は

名前にもにもありそうです。

鳥海昭子


アッ!!見たわね!と、誕生日の花

2007年04月18日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本の朝は曇っています。午後には雨との予報で午前7時の気温は8度少しあります。アメリカと長崎に於いて凶悪事件が発生しましたが、皆さん、お変わりありませんでしょうか。

 これは、ビニール覆いをしていたケール(青汁の菜)に、アゲハチョウの蛹を保護していたのですが、見ると羽化していたのです。あわよくば羽化の瞬間をと考えていましたが既に遅しで、見た時は羽化した後だったのです。
 まるで綺麗な左の眼で「アッ! 見たわね!」と言っているようでした。
           やっとのことで体勢を立て直したところで、この時は飛び立つ力はなく羽根が硬くなるのを必死に願っているように見えたものです。
           時折このように羽根を閉じたりゆっくり広げたり、誕生と春の陽気が嬉しくてならないようにノブトには見えたのです。蛇足ですが、このケールは去年ノブトの仲人さん(宇陀市室生区)から貰ってきたもので、丈は3メートル位になり現在黄色の花が付いています。
 
 さて、今日の誕生日の花は、ツツジ科の【キリシマツツジ】で花言葉は「燃え上がる愛」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、この花に因んで
       さん然と燃え立ちあがるものごころ
                  キリシマツツジ咲ける高原
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上で流します。

<
キリシマツツジがいっせいに

花を開いた様子が、

花ことば「燃え上がる愛」

を思い起こさせます。

キリシマツツジが咲く

高原を歩いた若かりし日を

思い出します。

         鳥海昭子

目に青葉・・・と、今日の花

2007年04月12日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴れています。9時30分の気温は16度です。皆さん、お変わりありませんか。ノブトは相変わらず達者にしております。

 これは現在の我が家の山椒の姿で、眼が疲れたとき見ると眼も心も癒されます。1ヶ月前の3月13日に、UPしました山椒と同じものとは思えないほど変化しています。今年もいくらかの佃煮が出来そうなので嬉しいです。
 この山椒の実が地面に落ち実生苗が出来ましたが、親樹には棘がないのに実生苗には節々に棘があり、花は咲いても実は出来ません。山吹と同じく、「・・実の一つだに無きぞ悲しき」と言うところでしょうか。ノブトは身が多すぎて難儀しています。
 棘のある山椒を実を楽しみに育てている方は、お止めになる方が良いと思います。ノブトはこの実生苗に親樹の枝を接木しようと思っています。やったことが無いので成功すればブログにUPしたいと思っています。子を親に接木してもOKなのでしょうか・・・。

 さて、今日の誕生日の花は、アヤメ科の【シャガ】で花言葉は「私を認めて・反抗」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       てらてらとシャガの葉照る丘ありき
                    反抗期のわが砦でありき
と、詠まれています。鳥海さんのコメントはシャガの画像上で流したいいと思います。

<
思い起こせば

「あれが反抗期だった」と

思い当たるところが

あるものです。

シャガの葉が光っていた

田舎の丘を思い出すとき、

そのころの自分が

よみがえります。

鳥海昭子

※太田道灌の山吹伝説について
       【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋】

 太田道灌が父を尋ねて越生の地に来た。突然のにわか雨に遭い農家で蓑(みの)を借りようと立ち寄った。その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たしかった。後でこの話を家臣にしたこところ、それは後拾遺和歌集の
      「七重八重 花は咲けども 山吹の
              実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」
の兼明親王の歌に掛けて、家が貧しく蓑(みの)ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだという。
 因みに、ヤマブキは4月20日の誕生日の花です。 

昨日の田原本の桜と、と今日の花

2007年04月07日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は曇り空で気温は11度、少し肌寒く感じる土曜日を迎えました。皆さん、お変わりございませんでしょうか。先程から小雨が降り始めましたが、イタズラ好きというか、意地悪な雨さんのようです。
 我が田原本は、町役場横の寺川という川の土手に桜並木が続いています。出不精のノブトですが、昨日行ってみたのです。ご覧のように8~9分咲きとなっていました。例年この時季には土手の道を通行止めにして「桜まつり」があるのですが、今年は中止とのことです。統一地方選挙のためでしょうか。


  今日の誕生日の花はシソ科の【オドリコソウ】で、花言葉は「快活・陽気」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       踊り子草たわたわとして咲きいたり
                  手のとどかない石垣のうえ
と、詠まれています。

<
大きな病院の裏手、

はるか石垣の上に

茎がしなるように咲いている

オドリコソウを見つけました。

手の届かないところにあると、

よけいにいとおしく

感じるものです。

          鳥海昭子

今日はエイプリルフール、今年も元気なユキノシタと今日の花

2007年04月01日 | 花・園芸・趣味・嗜好ほか
 奈良・田原本は晴天で、気温は20度を越えているのか暖かいです。
今日は俗に言う「エイプリルフール」と言われますが、これは和製英語で正しくは『April Fool's Day(または All fool's day』と言うとのことです。また、嘘(人との関係を良好に保つための嘘に限りますぞ!)は、午前中にしか言ってはいけないとか・・・・。ご存知でしたでしょうか。ノブトは知りませんでした。
 謂れは、昔1年のスタートは4月1日からだったそうで、今から424年頃前のある日、キリスト教を取り仕切っていた教皇が、「1月1日を年始にするように」とヨーロッパ中におふれを出したそうです。しかし、情報がなかなか伝わらない時代のこと、1月1日に年始が変わっているのに気づかず、4月1日に「あけましておめでとうございます」と挨拶する人がたくさんいたのだそうです。
 この様に、時代の変化に気づかず、古い慣習を引きずっている人たちが「エイプリルフール!(4月バカ!)」と呼ばれたとのことです。
 『時代の変化を受け入れていない人たちに対する言葉』との説明が、あるホームページに記載されていましたが、「午前中しか言ってはいけない」事についての説明はありませんでした。

 これは昨年もUPしたことのある我が家のユキノシタです。これといった手入れもしないのに今年も綺麗な葉を見せてくれました。

 さて、今日の誕生日の花は、アブラナ科の【カブ(ナズナ)】で、花言葉は「慈愛」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       慈しみ慎み深く咲くものよ
                山畑隅の蕪の黄の花
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上で流します。

<
ふるさとの庄内地方では、

山の畑の隅に

冬を越えて残っていたカブが、

春の訪れとともに

黄色い花をつけて、

慈しみに満ちた

風情を見せてくれます。

         鳥海昭子