ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

奈良マラソン

2010年12月03日 | 観光・行事紹介など
 師走となりました。師走の語源は諸説ある様ですが、「師馳(は)せ月」(しはせづき)なのだそうです。昔は正月も盆と同じように祖先の霊をともらう月だそうです。お経をあげるため、お坊さん(=法師とか導師と言うでしょう)があちこちの家々を忙しく走りまわったのが語源だと言う説もあるとのこと。子供の頃は、「年末になるとなんで学校の先生が忙しんだろう」と不思議に思った事がありますが、疑問とも考えず「そうか、そうなんや」と成長してきたノブトだったようです。(笑)

 我が家は師走も正月も、特これといったことはありません。初詣も行きません。変わった事と言えば、晩酌以外に朝からアルコールを口にし、つまらないテレビを少し見たり、パソコンのフォルダーやファイルの整理したり、返礼の賀状を印刷して近くのポストへ走ったりで時を過ごすのです。

 さて、昨日の午後、ある食品販売会社の方から【奈良マラソン】応援用の組み立てメガフォンを4個も頂いた。このマラソンを協賛しているそうで、使わずにゴミとして捨てられるのが大半で無いかと思うと、「もっと有意義なお金の使い方があるのでは」と思ったりしています。  



 このマラソンは、12月5日午前8時30分から午後3時までの間、奈良市内から天理市の間で行われるもので、ノブトは応援に行く気持はありませんが、大きなイベントとして発展して欲しい気持ちでUPしたものです。高橋尚子さんも来られるようです。
 世話をする人達は寒い中で大変だろうと思わずにはおれません。また、沿道の住民も迷惑な事だろうと思いますが、参加者も楽しむ気持ちの片隅にでも迷惑している人がいることも、心の隅に置いて欲しいものです。

 これは庭の隅で育っている大根(白秋)です。土地は深く耕していますがこの様に地上部が長く伸びてきています。辛い大根をと思って白秋という大根を蒔いてみましたが、果たして味はどうなんでしょうか。 






大和の奇祭(おんだ祭)について・・・・(動画添付)

2007年01月29日 | 観光・行事紹介など
【飛鳥坐神社おんだ祭】の紹介 

 明日香村の飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)で、毎年2月第一日曜日(本年は2月4日)に行われる「おんだ祭」は、西日本における四大性神事の1つに数えられ奇祭として有名です。クライマックスに、舞台の上で天狗とお多福が演じる夫婦和合の儀式に笑いがおこります。

 1年の農作業の無事、五穀豊穣と子孫繁栄を願う行事で、村人たちのおおらかな祈りの心が伝わる祭です。 なお、拝殿での神事は午後1時30分頃の予定で、また、和合の儀式で使われた懐紙を参拝者へ放り投げますが、子宝に恵まれるとのことで参拝者が奪い合います。また、翁と天狗が参拝者の身体を竹の割った棒(ササラ)で追っかけて来て叩きますが、叩かれると御利益があるとのことです。ありがたく叩かれて下さい。(笑)・・境内は広くありません。階段も急ですので足元には充分ご注意して下さい。・・


 奈良県広報広聴課作成の映像BOXを紹介しますのでご覧下さい。
 ちなみに「西日本四大性神事」とは、(このおんだ祭の他、てんてこ祭、田県祭、綱かけ祭)だそうで、興味お持ちの方はNETでお調べ下さい。

            【飛鳥坐神社おんだ祭】←クリックして下さい。              


飛鳥坐神社(ここです)        

本日は良い天気と、今日の花

2006年12月11日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本はよく晴れています。寒いですが今日は久しぶりの好天との予報で、庭の気温は7時30分では+3度でした。霜は降りていません。
  これは昨日の夕焼け空で、奈良側から大阪方面を写したものです。右端のラクダのコブのような山が二上山(右の雄岳517,2㍍・左の雌岳472,2㍍)で、左端は葛城山(959㍍)のすそ野の夕焼け空です。右端には西に向かう夕陽に輝く飛行機雲があったのですが、画面に入れることが出来ませんでした。皆さんお元気でしょうか。ノブトは相変わらず普通に暮らしております。

  さて、今日の誕生日の花は、ヤドリギ科の【ヤドリギ】で花言葉は「困難に打ち勝つ」とのことです。大きな落葉樹の梢で鳥の巣のように丸い草の塊の様に見えるのをご存知の方も多いと思います。私が知っているのは、天理市長柄運動公園西側の南北に走る道路を、南に2~300㍍行った道端のケヤキの大木に何個かヤドリギがあったのを覚えていますが、はたして今も有るのかな? 町名では名柄町武蔵と思っていますが・・・。
 歌人 鳥海昭子さんはヤドリギに因んで、
         今生のわれは寄生木(やどりぎ)ヤドリギの
                    冬を不思議に青く茂れり
と、詠まれています。

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いま生を受けているわが身も、

かりそめの

姿なのかもしれません。

寄生されている木は

葉を落としているのに、

青々と茂った

ヤドリギを見ていると、

そんな気持になってきます。

         鳥海昭子

田圃の橋杭岩?と、誕生日の花

2006年10月19日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は気温13度です。晴れで日中は暑くなりそうですが、皆さんお元気でしょうか。私の家の南側に広がる田圃の稲も刈り取られ、稲藁の束が南紀の橋杭岩の様に並んで立っています。南紀の海に並ぶ橋杭岩を連想させてくれます。
  写している時、たまたま近鉄電車田原本線が通過し、見苦しいところを隠してくれました。今日はなにか良いことがありそうです。(阿呆なノブトの独りごとでした)

 橋杭岩の紹介(クリックして下さい)
  さて、今日の誕生日の花は、タデ科の【オオケタデ】で、花言葉は「思いやり」とのことです。なお、花の名前の由来については諸説あるため、書くのを止すことにしました。歌人 鳥海昭子さんは、
        オオケタデ 塀越えて咲き
                 一人住む あなたの声の明るく聞こゆ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上に流します。
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塀を越えて垂さがるように

オオケタデの向こうから、

明るいあなたの声が

聞こえてきました。

いったいどなたが

いらしているのでしょうか。

        鳥海昭子


奈良盆地は秋雨と、誕生日の花

2006年10月05日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は秋雨が静かに降っています。気温は20度ですが、皆さんお変わりありませんか。「ノブト」は数日前からの軽度の「ぎっくり腰」も治まり元気を取り戻しました。
    これは「無料画像掲示板」から拝借した、葛城山から見た奈良盆地南部の画像です。畝傍山・耳成山は分かるのですが、香具山が分かり辛いです。多分、この畝傍山に隠れているように思います。高架の道路は南阪奈に接続している国道24号です。南阪奈を利用しますと1時間で関西国際空港へ行くことが出来ます。画面右側のゴルフ練習場のフェンスを見て、農家の方が「夜間の明るい水銀灯のため作物の生育が狂う」と言っていたことを思い出しました。(笑)
 前方が東方、左方は北です。秋の大和路も捨てたものでは有りません。ぜひお越し下さい。

  さて、今日の誕生日の花は、タデ科の【イタドリ】で、花言葉は「回復」とのことです。
 イタドリの名前の由来は「痛取り(いたどり)」の意味で、痛みを取るからとされています。擦り傷、切り傷などに柔らかい若葉をもんで患部に塗ると出血を止めて、痛みを和らげる作用があるとされますが、実際には小さな傷の出血を止める程度との説明でした。「ノブト」は知りませんでした。と言うのはイタドリとは誰も言わず「イタンポ」と呼んでいたからではないでしょうか。
 それより、山里で育った「ノブト」は、サクラの枝を擦って皮をむいた円筒に、底と蓋を付けて容器を作って中に塩を入れ、見つけた若いイタンポの皮を剥いて塩をつけ食べたのを、春になると思い出しています。(笑) 
  歌人鳥海昭子さんは、
       ほろ酸(ず)ゆく ほろ青くさく イタドリの
                   茎かむ此処はふるさとの野辺
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上で流します。

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ふるさとの野辺で

イタドリを見つけました。

子どものころにしたように

ひょいと茎を折って口に含むと

ほのかに酸っぱく青臭く、

懐かしい風景が

よみがえってくるのでした。

           鳥海昭子


三輪山とハローワークと今日の花

2006年09月07日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は、昨夜来からの雨も上がり青空が見えています。気温は23度です。和歌山県南部地方は大雨で野池の放水に出た方が亡くなったとかの報道もあります。注意された上での行動でしょうがお気の毒です。

 この写真は「ハローワーク桜井」の写真です。先日、奥方が定期的に行かなければ失業保険貰えないとの事であったため、妻を送り届け用件が終わるのを待っている時に撮ったものです。
 パートで失業保険を掛け、辞めて僅かな保険金を貰う為には、月に何回も出頭して(求職情報を閲覧し、出頭したという)確認印を職員に押してもらわないといけないそうです。
 62歳の人間に若者同様、規則だからと一律の扱いをするのは如何なものでしょうか。職員は、口では「貴女の歳なら求人無いでしょう」と同情するような口振りで話す人もいるようです。
 分かっていながら規則だからと、弱い立場の人間に一律な命令をし、「守らなければ支給を止める」と脅しのような職務を平然と行っているハローワークには腹立たしい気持で一杯です。
 写真のハローワークの看板を見て、つい日頃思っていることを思わず書きましたが、画面中央のなだらかな山をご覧下さい。三輪素麺でも知られている奈良県桜井市の三輪山です。この山全体が御神体という事をご存知でしょうか。 
 月初めの月次祭には、商業関係の方が遠方よりお参りに来られています。詳細は下線の付いた「三輪山について」をクリックして下さい。
                  三輪山について

   さて、今日の誕生日の花は、ユリ科の【コルチカム】別名(イヌサフラン)で、花言葉は「回顧・努力」とのことです。私は栽培したことはありませんが、葉が出ないうちに花が咲くそうで球根を机の上に置いていても花が咲くとのことでした。歌人 鳥海昭子さんは、
       イヌサフラン名のさみしくて近づけば
                    涙をつつんでくれそうな花
と、読まれています。

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どうして名前に

イヌをつけられたのだろうかと

不思議に思う花があります。

そのひとつである

イヌサフランは、

小さくかれんな花なのです。

鳥海昭子


阿波踊り報道と誕生日の花

2006年08月14日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は昨日夕立がありました。雨は久しぶりです。田畑はもちろん、野の草木もホッとしたことでしょう。雷もあり早々にパソコンも電源を切った次第です。一夜明けた今日は、厳しい真夏の日に戻っています。しかし、今迄よりは過ごし易いです。

 故郷、徳島では恒例の阿波踊りが始まりました。男踊りは阿波男の逞しさが伝わりますが、女踊りの踊り子さんは阿波女と言うより、日本女性の良さ全てが出ているように「ノブト」は思っています。
 先ずは、徳島新聞の記事を紹介しましょう。下線付きの「新聞見出し」をクリックして下さい。36万人もの人出との報道です。
真夏の乱舞 覆う熱気 阿波踊り、初日の人出36万人
  また、一昨日紹介しました「眉山」のロケも始まったとの報道もありますので合わせて紹介しますので、同じくクリックして下さい。。
にぎわう演舞場を撮影 映画「眉山」ロケ始まる

  さて、今日の誕生日の花は、ナス科の【ホオズキ】です。花言葉は「自然美」とのことです。女性が化粧で美しいのは・・美だろうと、どうであろうと素敵なことと思っていますよ。 歌人 鳥海昭子さんは、
     包むとは かく美しく つつましく
               ホオズキ朱く色づきはじむ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントはいつもの通り画像上をご覧下さい。

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ホオズキが

赤く染まってきました。

実をそっと包んでいる様子の

美しさと、

自然の営みの優しさに、

ほおっと安らぐのです。

        鳥海昭子


小説「眉山」の映画化と、今日の花

2006年08月12日 | 観光・行事紹介など
  口を開けば「暑い」としか出ない昨今ですが、お元気でお過ごしでしょうか。これだけ暑いと集中出来ず、3回4回と最初から書き始めており、「今日は止めよう」という気持で半ば投げやり状態となっている「ノブト」です。下書き投稿で保存するのを、何度も忘れている次第です。
 故郷・徳島市は今日から阿波踊りが始まります。昼間から鳴り物の音が聞こえているのではないでしょうか。また、さだまさし原作の小説「眉山」のロケも阿波踊りに合わせて行われるようです。
 今まで何度か眉山の紹介をしましたが、画像上にカーソルを置きますと説明がでます。更にクリックしますと【映画「眉山」を応援しよう】のページへリンクしますので、ストーリーの説明・監督のメッセージ・キャストの紹介等について書かれていますのでご覧下さい。

吉野川の川の向こうの山が眉山です。クリックしますと、映画「眉山」支援委員会(映画「眉山」を応援しよう)のページへリンクします。
 さて、今日の誕生日の花は、ユリ科の【オニユリ】です。花言葉は、「荘厳」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       ひとつ咲き 次々に咲くオニユリの
                人寄せつけぬ荘厳さあり
と、詠まれています。コメントは画像上で流します。

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花びらを強く反り返して、

次々におおぶりの花を咲かせる

オニユリには、

花ことばにも言われるような

「荘厳」さを感じるのです。

         鳥海昭子


帰省時の大阪湾の景色と誕生日の花

2006年07月24日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は曇りです。天神祭りですね。何年前だったのでしょうか、長男夫婦が宮崎で暮らしていた時、孫の顔を見に行った帰り、伊丹空港から難波への連絡バスの中から船渡御を見たのを思い出しました。
 今日は今月上旬に徳島へ帰省した時の景色を紹介したいと思います。画面上にカーソルを移動しますと写真の説明が出ますのでご覧下さい。
「いつもお世話になっている南海淡路ラインのフェリーです。この航路でスナメリが時々見えるそうです。なお、フェリー会社のホームページで割引券をプリントアウトして乗船券発売所へ提出しますと15%の割引があります。但し、割引中止の期間もありますのでご注意下さい」

  さて、今日25日の誕生日の花はキク科の【ヒマワリ】です。花言葉は「あなたはすばらしい・崇拝」とのことです。この花は見るだけで元気が沸いてきますね。最近病気見舞いに使う方が多いと聞いています。歌人 鳥海昭子さんは、
     大輪のヒマワリ仰ぎ
         先生と私と立って写っています
と、詠まれています。鳥海さんのコメントはいつもの通り画像上で流します。

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先生が育てた

ヒマワリの下での記念写真・・・。

ヒマワリは、見上げるほどに

大きく育ちました。

花ことばの「崇拝」によって

花の大好きな先生への

尊敬の気持ちをこめなした。

        鳥海昭子


時間待ちに困って談山神社へと、今日の花

2006年06月16日 | 観光・行事紹介など
  奈良・田原本は朝から晴れています。気温は30度になるとの予報です。
 昨日、妻が失業保険の手続きの一つ、ハローワークでの講習会参加ということで送って行きました。所要時間は2時間半とのことで、時間待ちのため雨降るなか、談山神社へ行きましたので紹介します。
 私は神社仏閣はあまり興味を持っていませんが、「談山」という名は、中大兄皇子と中臣(藤原)鎌足がこの地で国の将来を語り合ったところから付いたそうです。
 境内の案内板には、『山内には談山神社の前身である妙楽寺を中心に多数の堂舎が営まれ、今も数多くの貴重な文化財が伝えられています。春は桜・秋は紅葉が美しく、故事にちなみ蹴鞠祭が毎年春と秋に古式ゆかしく催されます』と書かれてありました。
 十数年前、東京のお客さんを明日香村と談山神社へ御案内した事が有りますが、紅葉が沢山あり非常に喜んでもらいました。紅葉の時季に来られれば喜んで頂けると確信しています。どうぞお越し下さい。また、談山神社目前には観光ホテルもあります。
 以前、県内で居ながら大晦日に家族と、このホテルで宿泊したことがあります。元日丁度仕事でこのホテルから早朝出勤したのですが、元旦の祝膳を早朝であるにもかかわらず作って下さったのを懐かしく思い出していました。
 写真は、右側手前のの大きな建物は重文の「神廟拝所」で定慧(じょうえ)和尚が白鳳8年に父、鎌足公供養のため創建した妙楽寺の講堂で、塔の正面に仏堂をつくる伽藍の特色をもち、内部壁面には羅漢と天女の像が描かれている。現存のものは寛文8年に創建した塔婆で、現存のものは享禄5年の再建再建したとの説明書きがありました。
 奥の十三重塔はもちろん重文で、定慧和尚が父の供養のために白鳳7年に創建した塔婆で、現存のものは享禄5年の再建である。木造十三重塔としては現存わが国唯一の貴重な建造物であるとの説明書きがありました。


 さて、今日の誕生日の花はシソ科の【ウツボグサ】で、花言葉は「協調性」です。歌人 鳥海昭子さんは、このウツボグサにちなんで、
         ウツボグサの花をつまみて吸いたりき
                   幼き日々の淡き甘さよ
と詠まれています。

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幼いころ、

山野をかけめぐり、

花を見つけてはミツを

吸ったものです。

大人になった今でも

ミツを吸うと、その淡い甘さに

幼い日々が不意に

よみがえります。

鳥海昭子