Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

6月議会 反対討論

2013-07-02 10:41:10 | 議会活動
6月28日 採決の後閉会となった 鈴鹿市議会6月定例議会の議案のうち
市長の退職手当の特例に関する条例の制定について、反対しましたので
採決前に討論した内容を記載します。

議案の内容は、
3年かけて一般職員の退職金が15.1%カットされていくことに、
同じ思いを共有したいという市長の申し出で、
特別職報酬等審議会を開催して、
特別職退職手当の15%カットは妥当であるが、今就任期間の特例として扱うことが
妥当であるという意見書に沿って、
特別職退職手当金を15%カットする条例を制定するという議案でした
 
以下討論内容です


すずか倶楽部の後藤光雄です

議案第35号 市長等の退職手当の特例に関する条例の制定について
反対の立場で、討論に参加します。

4月22日に6人と5月16日8人の出席を得て開催された
特別職報酬等審議会の議事録を見ると、
答申通り、市長・副市長の
退職手当の引き下げということに対する議論が行われています。

審議会の意見を聴いて、市長が判断するという流れからすると、
問題はないといえるのでしょうが、

条例で、特別職
つまり、市長・副市長・教育長・常勤の監査委員、及び水道事業管理者の
5役6名の退職手当の特例を定めるものとする。とするのであれば、
該当する6人の退職手当がいくらからいくらになって、
所得税がいくらかかり、手取りがいくらになる
という説明があるべきだと思います。

審議会の意向を聴いて市長が判断することですから、
この審議会の答申については、
市長以外の特別職の退職手当の額に対する意見を聞きたいとは思いますが
特に反対するものではありません。

しかし
総務委員会での議案第35号の審議の中で、
鈴鹿市の財政状況を考慮して減額するということだが、
特別職全員でいくらの減額になるのか、という質疑に対して、
即答できずその場で計算をしている状況


審議会の中で、
特別職の退職手当が、いくらが、いくらになるのかという数字の提示は
されなかったのか という質疑に対して、
審議会の中では、数字の提示はなかったという回答

議事録には
市長の退職手当が19,044,000円が16,206,444円になるという事と、
副市長も同じ減額率になるということが記録されていますが、

19,044,000円の15%引き、つまり0.85をかけると16,187,400になります。退職手当の計算は、月額に100分の450を乗じて15%引き下げると
100分の382.5になると説明しておきながら、
金額の説明の時は382.95になるということで16,206,444だと
説明されています。

月額1,058,000に100分の450をかけて任期4年で19,044,000になり、
その15%カットつまり0.85をかけると16,187,400になるのに、
審議会議事録は16,206,444となっている。

このような状況、
審議会委員に訂正の連絡が必要になった状況での、
議案に対する判断はできないという理由と、
もう少し真剣な取り組みをしてほしい
ということで
今回私はこの議案に対して反対します


採決の結果は、賛成多数で議案が通過!! でした


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