Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

NHK「フルスイング」

2008-01-28 16:38:10 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 NHKテレビ土曜日夜9:00から「フルスイング」と言う番組が放映されています。

中央大学野球部OB。選手として南海に入団後、故障で引退。打撃コーチとして30年間ロッテ、ヤクルト、ダイエー、中日、オリックス、千葉ロッテと6球団で指導し59歳で高等学校の教師となった 高畠導宏 氏をモデルにした番組です。

コーチの経験を、学校教育に活かして欲しいと言う校長の励ましに応え、体当たりで子ども達に接する姿に、毎回身震いしながら見入っています。

第1話は、教育実習の出来事。
「大きな耳・小さな口・やさしい目」が、テーマでした。
答えは子どもが持っているんですよね。「聞く耳・励まし・待つ心」を持つことも大切だと教えてくれます。

第2話は、全国制覇を目指す剣道部の話。
「才能とは、逃げださないこと」が、テーマでした。
結果を求める指導者の思いと、師を仰ぐ子どもの成長から
大人が逃げたら子どもはどうなるか、考えさせられる番組でした。
「やり続けること」の重要さと「逃げださないこと」の大切さを教えてくれます。

人を育てる3つの力
「待つ力」「信じる力」「夢見る力」だと、高畠さんは言っています。
「夢が生きる力になる」
「あきらめちゃいかん」と本気で語ります。
61歳で逝去された実在の先生の生き方をじっくり学びたいと思っています。

NHKのホームページhttp://www.nhk.or.jp/dodra/fullswing/をご覧ください。
是非。是非。

楽しくなければ学校じゃない・・・

2007-05-21 07:37:51 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄5月16日衆議院第二議員会館 第一会議室で開催された民間教育連盟の勉強会に参加しました。

内閣官房副長官 下村博文代議士の「教育再生会議の議論の状況について」報告をいただいたり、岡山市の朝日塾中学高等学校長、沖縄尚学高等学校長、帝塚山学院中学高等学校長、麹町学園理事長らによる、私学改革についてのパネルディスカッションなどが行われたので参加しました。

下村博文代議士は、日本青年会議所『教育部会』の仲間でありました。当時は議会議員で、塾の経営者という事でしたが、氏のご活躍が励みになります。

娘がお世話になっている仙台市の「常盤木学園高等学校」の松良先生もお見えになっていて、いろいろお話しをしました。
「常盤木学園高等学校」のホームページのトップに掲げられている言葉が、タイトルの言葉です。

『楽しくなければ学校じゃない。
  面白くなければ授業じゃない。』

私のHPのトピックニュースにも登場いただいています。
松良先生の学校経営のセンスが表れた言葉だと納得しますが、
公立学校の先生方に肝に銘じて欲しい言葉だと思います。

通学する全ての子ども達に『面白い授業と、楽しい学校生活』を提供する努力が今必要なのはないでしょうか。

私立学校は学校経営者の厳しい目の元で、先生方が努力する土壌がありますが、公立学校には、責任の所在や、目的意識がなくても学校運営できてしまう土壌があるのではないかと感じています。

子どもは財産です。国の財産です。

教育が変わろうとしていますが、教育者も変わらなければ意味がありません。

面白い授業と、楽しい学校生活。ここに子どもの興味や、やる気が加われば多くの問題が解決される気がしました。




三重県家庭教育推進協議会 投稿文

2007-03-23 09:24:02 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄三重県家庭教育推進協議会の会長という立場もいただいております。
本年度最後の会議が行われて、その際に18年度の報告書への投稿文を提出してきました。県内市町、他県の教育委員会へ配布されるもので、皆さんの目に触れる機会もないのでここで紹介します。

「地震予知」から学ぶこと
                               後藤 光雄

「後10秒で、震度7の揺れが起こります」と、テロップが流れる・・・
あなたならどうしますか?

震度5以上の地震が起こると毎秒7㎞のスピードで伝わる初期微動と毎秒4㎞のスピードで伝わる主要動のずれを利用して、例えば100km離れたところが震源の場合「後11秒で震度○の揺れが起こります」といった地震予知が、今年の9月以降システム化されると2月末に報道されました。

 10秒しかない・・・。10秒あれば・・・。あなたはどう考えますか?

 10秒あれば火も消せる。家具、電燈など落下や飛散するものから身を守る安全な場所を見つけることも出来ます。
地震の起きる時間、あなたのいる場所によって対応が変わってきます。
家族そろった食事の最中・・・勝手知る我が家?あるいはレストラン?
幼稚園、学校、会社それぞれに活動している時間帯・・・部屋の中?外?
その通勤通学時間の途中だったら・・・電車、車の中?歩いているときだったら?
就寝中だったら・・・我が家?旅先?

 国は、全国約1,000箇所に備えた観測所のデータを瞬時に分析して地震予知するシステムを構築しています。
あなたが、どこにいても危険告知を受けられるシステムを構築するのは、地方自治体の役目でしょう。
私たちは、自分や家族の命を守る方法を、自分達なりに準備をしておく必要がある。
地震が治まったら、近所の人たちと助け合い生活の確保、復旧の役目も必要です。

物の準備だけでない、心の準備、場面予想した備えが必要だと教えられている気がします。
30年以内に60%の確立で起こるといわれている東海・東南海地震。この太平洋プレートのズレ以外の地震も起こりえます。まして内陸の直下型の地震では、地震予知することも出来ない。
大切なのは、地球の時間と人類の時間の違い。地球と人間社会の関係に気を止めて考えるみること。(これが、本来学校で学ぶべき最大で最低限のことだ!)
子供たち、ひいては人類の未来を守るために、今何をしておかなければならないか、自分のレベル(自助)から家族、近所のレベルまでぐらい(共助)は、親の務めとしてしっかりしておく必要があるということだと思います。

 そうすれば子どもが置かれる状況が随分といい方向に変わってくれる気がします。

ご卒園おめでとうございます。

2007-03-20 00:14:31 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄 3月16日に第一さくら幼稚園、3月19日に第二さくら幼稚園の卒園式がありました。
 ご卒園おめでとうございます。
子どもの成長、喜びの姿を見ることはご両親にとっても本当に嬉しい事と思います。
私たち教師にとっても本当に嬉しく、そしてありがたいことです。
 私たちも成長させていただきました。
子ども達、皆様に未来に幸せあれ!と祈ります。

 私は、公務のため両日とも欠席でした。
そこで、ご両親に宛てたメッセージをお渡しさせていた出来ました。
お読みください。

 ご卒園おめでとうございます。

 大きな地震、東海・東南海地震が30年以内に60%の確立で起こるといわれています。
今秋から、『あと、○○秒で大きな揺れが来ます』という地震予知もされるようです。
100km離れた震源だと、最初の揺れから大きな本震まで11秒の差が生じる事がわかっています。
わずか10秒で身を守ることができるかが問われるわけです。

 今、部屋の中、外、街の中、店の中で大きな地震に襲われたら・・・
足元や、頭上からの落下物まで、(阪神大震災では固定されていない家具、テレビなどが飛び交ったと聞きます。)気を配れる子どもに育てておかなければならないときが来たわけです。
そのために、まずお父さん、お母さんがこういった意識を持って『自分の命を自分で守る能力』を身に付けてください。

 所用で、卒園式を欠席させていただきました。
卒園にあたって、お話しさせていただきたいことをメッセージに代えましたので、お読みください。

 子どもが、育つには、食事・運動・休養が必要です。
よく食べる、よく動く(身体も頭も)そして、良く眠るというサイクルが、身も心も育ててくれます。
TVは見ないに、こしたことはありません。いろんな害が報告されてきています。
大人になったらできることと、子どもがしておかなければならない事をはっきりと認識してください。

 よく食べて、よく動いて、よく眠る事を文科省も『早ね・早起き・朝ご飯』運動として推進しています。
子どもの時間と大人の時間をうまく分けて、早寝をさせてください。
 
 絵本の読み聞かせは、一つの話を一週間繰返して。
教育学者シュタイナーは、絵本の読み聞かせは一週間繰返してから次の話にしなさいといっています。
一週間読み続けると毎回違った所で、違った発見があります。
子どもが喜んで繰返し聞くように、読み手も楽しんで繰返してあげてください。

 子どもには、全てが新しい発見です。私たち大人にとってあたりまえの事も、発見なのです。
子育てを、子どもと一緒に、もう一度発見する喜びを楽しんでください。
自分の人生を楽しめる子どもに育ってくれと願うのならば・・・
親のレールに乗せることばかりではなく、親も子どものレールに一緒に乗ってみるのも一つです。
知人のカウンセラーが、子どもの成績を上げるには、子どもの担任、子どもの好きな教科、嫌いな教科、友達の名前等を知る事だと言いきっています。

 私は、人生は山登りだと思っています。
目標に向かって、一歩づつ・・・。足を滑らす事もある。こける事もある。何処を歩いているのか、
目標を見失う事もあるかもしれない・・・
それでも歩きつづけると、思ったルートと違ったルートで、登りきる事もある。

 子どもに夢を持たせることです。夢があれば、少々の事は我慢ができるようになります。
歯を食いしばった分だけ強くなれるんです。子どもの頃の夢、思いが人生を決めてくれることもある。
と、信じています。

 第二さくら幼稚園で、お子様に出会えたご縁を、本当にありがたいと思っています。
私たち教師は、子ども達からいろんなことを学びながら成長させていただいています。
このご縁をいつまでも大切にしてゆきたいと思っています。
どうか、お元気で!! いつでも遊びにきてください。                

少年よ大志を抱け!

2007-03-04 04:18:32 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄読みにくいとのご指摘をいただいていたテンプレートを変更してみました。
いかがでしょう

Boys, be ambitious !
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.

クラーク博士の『青年よ、大志を抱け!」に続く言葉の一説です。
「青年よ、大志を抱け、それは、金銭や我欲の為にではなく、また名声という空しいものの為であってはならない。人間として当然備えていなければならない、あらゆることを成し遂げるために、大志を抱け!」

本当にクラーク博士がこういったかどうかは定かではないようですが・・・

目標を、大志を抱きにくい世の中にしてしまった責任を感じる1人として

少年たちが、それぞれに夢を抱けるように。
少年たちに、夢を託せるように。

していかなければならない。と
Boys, be ambitious !
の言葉に触れて、改めて決意しました。

Boys, be ambitious like this old man !

こう言ったという説もあります。
「この私のように・・・・」

いじめの根っこ

2006-11-20 10:30:30 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄漫画家ジョージ秋山さんが、「浮浪(はぐれ)雲」でいじめについて語っています。

―いじめの根っこは、なんだかわかります?

遺棄でんす

死体遺棄。これは思い罪でんす。
しかし、生きてる人間を遺棄する。
これはもっと重い罪です。

ですけどお咎(とが)めは受けません
その罪は見えませんから。


どうして人は・・・
いじめなどというものを・・・

自我です。

自我とはねぇ
人を妬(ねた)み嫉(そね)み、
ひとを蔑(さげす)み、
ひとを虐(しいた)げ、
ひとを辱(はずかし)め、
ひとに憤(いきどお)る・・・・
これらの念でございます。

これは人間だれでもございます。

この念は 生きるための力となってます。

子どもたちは、
この念がとても強いんですねぇ。

その自我の念を満足させるには・・・・

そうです。
その対象となる相手が必要なんです。

先生、私は
子ども達を預かる立場のものとして・・・
どう・・・・

慈悲です。

慈悲とは、
他人のかなしみを
いつくしむ ということです。

これよりほかにはございません。―


人が大人になるためには、
幼児期の砂いじり
小学校高学年での団体活動(団体スポーツなど)
中・高校生での ボランティア活動’(無料奉仕)
20歳ころには、生きること、世の中、人間についてなど 語り合うこと
この4つの時期を経験すべきである。

という話しを伺ったことがあります。

社会性、自我のめばえ、思いやり、共生、責任・・・

望ましい環境で、子どもは自分なりに育つものだという教え。

最近は、砂いじりの段階で、場所を取り合い、素直かけたと
大人がしゃしゃり出る光景ばかり。

人として育っていないのかもしれない
『こころ』が・・・



いじめの実態調査!?

2006-11-10 06:35:29 | 教育
鈴鹿市議会議員 後藤光雄11月2日の中日新聞 三重版に
「鈴鹿の小中学校・いじめの実態 市調査」
学校環境見直し・・・とありました。

「いじめは、人間として許されず、傍観も許されない・・・」
市長!いじめってなに?人を比較しているのは誰?

秘密厳守を条件に記名式でアンケート。
子どもは、そんなに単純でバカじゃない。

子どもの世界は、大人の世界の「かがみ」です。

大学入試一辺倒、最優先させる高校教育の原因は
大学入試制度に問題があるのではないでしょうか。

「4年間遊んできても、大学出の方がいい」
この言葉の裏には、「高校出よりも」が隠されている。

一人ひとりの「個」を見ない、認めようとしない
そんな大人の世界が、子ども達に映っている。

いじめは悪い!!と報道するTV局
人を馬鹿にして、笑いを撮っているのは、TV番組でしょ。

TV報道・ゲーム インターネット 携帯電話の世界から
3ヶ月隔離をしたら・・・
子ども達の世界は、きっと矯正される。

子ども達の世界を、何とかしようとするには
大人の世界を見直す必要がある。

大人の世界に、簡単に子どもが入れないように
子どもが育つ過程と、大人が生きる世界の違い
そこを認識した 倫理観が
今大人達に求められていると思います。