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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

本「本を読んだ人だけがどんな時代も生き抜くことができる」

2013年11月15日 13時14分08秒 | 
本「本を読んだ人だけがどんな時代も生き抜くことができる」(千田琢哉著)を読み終わりました。アマゾンはこちら。Amazon.co.jp: 本を読んだ人だけがどんな時代も生き抜くことができる: 千田 琢哉: 本

本のタイトルにひかれ、図書館で予約して借りた本です。かなり待ちました。

タイトルだけで予想していた内容とはちがいました。私が予想していたのは、「本を読む」という行為がどのように人生に影響するのかが書いてあるのかと思いましたが、ちがいました。まあ、私が勝手にそう予想していただけですが。

著者は大学4年間に1万冊の本を読んだそうです。単純に計算すると、1日に6冊から7冊ですね。それだけの本を読んだ上でいろいろお仕事をし、その経験から本を読むことによって得た知識がなんとすばらしいことかと悟る。なかでも、1万冊のなかから25冊をピックアップして紹介しているのが、この本です。

つまり、生きていく上でどうしたらいいか、という本ではなくて、生きていく上でこれらの25冊は役に立つよ、という本を紹介している本です。

私はこの著者の千田琢哉さんという人を全然知らなかったし、この本がそういう本だとわからないで借りてしまったので、どうにもこの本は疑問でした。25冊のうち「よし! この本おもしろそうだ! 借りてみよう!」と思う本は、実は1冊もありませんでした。

でもね、アマゾンのレビューや、読書メーターのレビューを見ると、この本を絶賛している意見が非常に多い。千田琢哉さんという人についても、崇拝している人がかなりいる模様。そうなのかー、知らなかった。

そして、この本の最後に著者が書いたほかの本が紹介してありました。まあそれこそたくさんの本を書いておられるようです。そのなかのいくつかはみなさんもどこかでタイトルを目にしたことがあるかもしれません。「断れる20代になりなさい」とか「たった2分で自分を変える本」とか「20代で伸びる人、沈む人」とか。

若い人にはぴったりの著者なのかもしれませんね。若い人はぜひ。
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長い髪

2013年11月14日 22時35分51秒 | 日常
今日も寒かったですね。大きなストールを肩にかけてお出かけしました。

今日乗った地下鉄で見かけたちょっとびっくりした人。若い男性でしたが、さらさらの長い髪の毛が腰を通りこし、お尻を通りこし、太ももぐらいまでありました! びっくり! 地下鉄で降りた駅が同じでしたが、彼は寒い風が吹くなか、髪の毛をなびかせながらさっそうと歩いて行きました。残念だったのは、後ろ姿だけで顔が見られなかったこと。どんな顔だったのかなぁ。また会えるかしらね。
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約5ヶ月

2013年11月13日 12時56分05秒 | 日常
うふ、うふ、うふふ。えへ、えへへ、はぁ~!

なんだと思いますか? それはですね、さっき、こたつを出したのですよー! うふふ、でしょう! はぁ、うれしいです。午前中、こたつを出し終わってから、コーヒーにパウンドケーキなんていただいてしまいましたよ。あったかかくて、気持ちよくて、むふふでございます。

これから5ヶ月ぐらいかな、よろしくね、こたつくん。
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3日間

2013年11月12日 16時16分37秒 | 日常
夫は物の考えかたが理系です。と、理系ではない私は思っています。

私は結婚するまではよくコマーシャルに感心していました。おー、おいしそうだー! おー、買ってみよー! おー、以前の製品より数段上なんだってー! などなど。素直に喜んだりびっくりしていました。

夫は言います。CMには裏があると。

最近、私が感動したCMがあります。それはドコモのスマホのCMです。機種はシャープ。青年がスマホ片手に走り始めます。1日目、2日目と表示が出て、楽しそうに走っています。スマホで彼女に電話したり、地図を見たり。3日目に絶景の海岸線にたどりつきます。3日間、心おきなく使えるというCM。3日間充電しなくてもいいということでしょうね。

楽しそうに走ってきた彼が3日目にたどりつくその海岸線の絶景が、なんとも見ていてすばらしく、おー、すごいなー、きれいだなー、と思うと同時に、そっかー、3日間も充電しないでいいんだーと感心。

ところが、夫がぽつりと言いました。「帰りは使えないね」と。

おー! あの海岸線で充電できるはずもなく。そっかー。帰りはあのスマホは使えませんね!? 私にはそんなことは考えつかなかったです。ホント、脳味噌の構造がちがう人が家にいると、おもしろいですね。
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木枯らし一号

2013年11月11日 22時39分39秒 | 日常
今日の東京はとても寒かったです。お出かけのとき、思わず首にマフラーを巻いてしまいました。首元があまりにも寒かったし、風が強かったから。

そうしたら、さっきニュースで言っていました。今日、東京には木枯らし一号ですって。寒かったわけだ。暖かくして過ごしましょうね。
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読書の秋!

2013年11月10日 20時16分27秒 | 
今日、図書館に行って、本を3冊返してきました。そしてちがう本を3冊借りてきました。

読書の秋です! 秋が深まるにつれて、読書量が増えているような気がします。本を読み終わると、とてもうれしい。満足感があります。そして新しく読む本を手にすると、わくわくします。またこんなに本が読める! どんなことが書いてあるのかな? こういうわくわくする気持ちは、もう小学生のときから持ち続けている感覚です。この感覚を感じることが、とてもうれしい。ああ、読書っていいなぁと思います。みなさんに紹介したいなぁと思う本に出会えるかな。お楽しみに。
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部活動見学

2013年11月09日 22時55分45秒 | 日常
今日、息子は高校へ出かけていきました。授業はないけれど、部活動に中学生が見学に来る日だそうです。息子は美術部。どうやら今日それに参加できる人数が少ないらしく、あとで聞いてみたら、2年生の先輩がふたりに息子の3人だったそうです。見学に来た中学生は6人。高校生の部活動を見て、どんなことを思ったでしょうね。

息子も、ときには私も一緒に、高校をいくつか見学したっけ。あれから、もう1年もたつのですね。早いものです。

息子が高校生活を楽しんでいる。それが母は一番うれしいです。今日の中学生も、そんな高校がみつかりますよう。

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火おこし

2013年11月08日 22時57分06秒 | 日常
近所に小さな金物屋さんがあります。ときどきそこで買い物します。お店のご主人は、年配のおじさんで、私が買い物をするたびにその買った品物についてうんちくを述べてくれます。この日記にもときどきこのこのお店については書いています。

今日、そこの金物屋さんの前を通ったら、一番目につくところになんだかなつかしい物が置いてありました。それは「火おこし」! みなさん、「火おこし」ってご存知かしら。ネットで調べてみたら、「火起こし器」でみつかりました。アマゾンですが、こちら。Amazon.co.jp: 火おこし器 / 火起し器: スポーツ&アウトドア

なんでこんなものを一番みんなが見るような、目につくようなところに置いているのだろう。今の売れ筋なのかしら? 今流行っているのかしら? それともおじさんの趣味?

私はきっと「おじさんの趣味」のような気がします。


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本「有頂天家族」

2013年11月07日 14時07分01秒 | 
図書館で借りた本「有頂天家族」(森見登美彦著)を読み終わりました。アマゾンはこちら。Amazon.co.jp: 有頂天家族 (幻冬舎文庫): 森見 登美彦: 本

これは今年の7月から放送していたアニメ「有頂天家族」の原作となった本です。アニメの公式サイトはこちら。TVアニメ「有頂天家族」公式サイト

まず、アニメを観たのが先でした。新聞にこのアニメの紹介が出ていて、録画して観てみようと思ったのがきっかけでした。録画してみたら、声優さんに諏訪部順一さんも出ているし、観始めてみたらとてもおもしろくて、最後までおもしろく観ました。

これ、原作があるのだと気づき、図書館に予約して借りて読み終わったわけです。

簡単に言えば、京都を舞台にした狸の下鴨家のお話です。お父さんは数年前に亡くなり、現在はお母さん、長男(若旦那に化けている)、次男(なぜか神社にある井戸のなかのカエルに化けている)、三男(大学生に化けている)、四男(まだ小学生ぐらいの男の子に化けている)の家族です。なぜお父さんがなくなったのか、なぜ次男がカエルに化けているのかなどが次第に明らかになります。

ライバルの狸一族や、天狗の師匠、人間なのに天狗の力がある美しい女性、そして金曜倶楽部という人間たちのグループが、下鴨家に絡み合います。でもなんとなく全体にほがらかさが漂っています。ときどき回想シーンで出てくる偉大なお父さんと、息子たちを大きな愛で包むお母さんが素敵だし、4人の息子たちの活躍も見ていて痛快。「面白きことは良きことなり!」と、狸たちが楽しく暮らしている様子がとても観ていて楽しい。「阿呆の血のしからしむるところだ」などと、ときどき出てくる古くさい日本語もおもしろい。

原作を読んでみて、ああ、このアニメは本当に原作に忠実に作られているのだなぁと驚きました。さて、原作を先に読むか、原作をあとで読むか。

この作品はもしかしたら原作を先に読んでおいたほうが、アニメを観たときに楽しかったかもしれません。私は、原作を読んでいるときに、本を読んでいるのに、文章を読んでいるのに、頭のなかにはアニメのシーンや声優さんの声でいっぱいでした。

原作を読んでから映画を観ると、自分が頭のなかで想像していた主人公や場所が「ああ、こういう主人公なのか!」と、想像が具体化されたことに感動しますが、逆だとそれがない。でもこと細かに文章で綴られていることが、アニメにはなかった詳細を知ることにもなる。どちらも長所と短所がありますね。

「面白きことは良きことなり!」というセリフに共感したかた、それから京都にお住まいのかた、「有頂天家族」、アニメでも原作でもおすすめです。京都にお住まいのかた、実在の場所が多数登場しますよ。
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納豆を冷凍!?

2013年11月06日 12時23分43秒 | 料理・家事
先日、管理栄養士をやっているお友だちにあって、栄養指導をしていただいた話を書きました。そのときに教えてもらったことで、びっくりしたことがあったので書きたいと思います。

もうご存知のかたにとっては「なにを今さらぎんなんさんは言っているのー!」と思われるかもしれませんが、だってぇ、知らなかったのだもの。

それはね「納豆は冷凍できる!」ということです。みなさん、ご存知でしたか?

私は納豆大好きだということと、ひとりの昼食のときによく食べているということを彼女に話しました。そのとき私が「納豆って、賞味期限がねぇ。たいてい3つパックで売っているしねぇ。昼食のときに私がひとりで食べることを考えると、3つという個数と賞味期限を考えちゃってねぇ」と言ったら、「ぎんなんさん、納豆は冷凍できます!」と言うではないですか。

「え、え、どういうふうに?」と聞いたら「ただそのまま冷凍庫に入れておけばいいんです! 明日のお昼に食べるぞ、と思ったら前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移しておけばいいんです!」とのこと。

おー、おー、大発見だー! これなら賞味期限関係なく買えるし、安売りのときにまとめて買ってもオッケーね。

聞いてからさっそく試してみました。食べる前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移し、昼食に食べてみました。ぜ~んぜん、普通の納豆と変わりませんでした。おー、すごい、これは助かるわ。まあ、きっと、冷凍庫から出してすぐ食べるというのは無理だろうけど、前日に出しておくだけでいいのなら簡単だし。

ただし、注意事項です。冷凍するときに賞味期限の日付が書いてある部分も一緒に冷凍しておいてね。パックに日付が印刷されている場合はよいけれど、印刷されていない場合もあります。パックを包むビニールに印刷されていたりします。それがなくなってしまうと、いったいいつまでの賞味期限なのかわからなくなってしまう。もちろん、冷凍して保存するわけですから、賞味期限は関係なくなってしまうけれど、あんまりにも古くなってしまうとダメよね、きっと。まあ、私の場合はどんどこ食べてしまうけれど。

以上、私にとっては、とってもびっくりして、とっても重宝なお話でした。
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フランスパンのラスク

2013年11月05日 20時54分38秒 | 料理・家事
三連休に長いフランスパンを買いました。半分食べました。残っていた半分を、今日ラスクにしました。ラスクって、自分で作ることができるんだぁ、とびっくりして作ってみた日記を、2012年6月26日に書いています。そのとき使ったのは食パンでした。今回はフランスパン! やっぱりフランスパンで作るほうがおいしい! 息子も大喜びでした。みなさんもフランスパンが余ったらぜひ!
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星野監督おめでとう

2013年11月04日 18時28分31秒 | プロ野球
東北楽天ゴールデンイーグルス、優勝おめでとう!

今年の日本シリーズは、かなり毎回テレビで観ていました。私は日本シリーズだったら、どのチームを応援するのか。阪神が日本シリーズに出ていれば、当然阪神を応援しますが、出ていなかったらどこを応援するのか。

それはですね、もしセ・リーグに広島が出ていれば、広島を応援します。それ以外のチームだったら、パ・リーグを応援します。

そのルールにのっとれば、今年は楽天を応援することになるのですが、今年はそれだけではなくもっと楽天を応援する要素がありました。

それは星野監督! 星野監督は生涯「ライバルは巨人」という人で、それはもう星野監督自身がドラフトで中日に入ったときからずっとのことです。星野監督が阪神の監督になったときにも「お話が阪神だから受けた」(なぜなら阪神は巨人の永遠のライバルだから)わけですしね。

2003年に阪神が18年ぶりに優勝したときは日本一にはなれませんでした。なんとかして星野監督を日本一にしてあげたい。私はそんな気持ちで今年の日本シリーズで楽天を応援してきました。それに加えて田中投手がすごかった! 前日に160球投げて、翌日に投げる投手が今の時代、どこにいるでしょうか。巨人を倒してくれてありがとう。

昨日の監督のインタビューは泣けましたね。本当におめでとう。私もとってもうれしいです。
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酉の市

2013年11月03日 17時18分23秒 | 日常
今日は夫とウォーキングも兼ねて、少し歩いたところにある神社の酉の市に行ってきました。神社へ続く細い道の両側には屋台が並んでいました。たこ焼きや綿菓子などなど。神社には熊手屋さんとだるま屋さん。熊手もだるまも小さいものから大きいものまで。見上げる高さに熊手が飾られています。すでに「売約済」という紙が貼ってあるものもありました。ひとつ熊手が売れると、威勢のいい掛け声が神社いっぱいに響きます。

いいなぁ、こういうかんじ。

私が小学生のとき、やはり近所の神社で酉の市がありました。同じように神社に続く細い道の両側に屋台が並び、熊手屋さんとだるま屋さんがありました。小さなだるまを買ったことを思い出しました。あの神社は今日行った神社とどこかでつながっているのよね、きっと。

今日の写真を「ふとふぉと日記」に載せました。このブログの左側の欄にある「ブックマーク」から行けます。興味のあるかたはぜひ。
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本「ネットのバカ」

2013年11月02日 17時56分55秒 | 
図書館でかなり待って借りた本「ネットのバカ」(中川淳一郎著)を読み終わりました。アマゾンはこちら。Amazon.co.jp: ネットのバカ (新潮新書): 中川 淳一郎: 本

この著者は「ウェブはバカと暇人のもの」という本を2009年に書いていますが、私はそれも読んでいます。その本から4年たち、ネットの世界も変わってきているため、また本を書いたようです。

「ネットのバカ」を読んで思ったのは、著者がこの本を読んで欲しいと思っているであろう人々は、この本を読まないであろうということ。

もうひとつ、非常に印象に残った部分がありました。もう図書館に返してしまったので、具体的な文章は引用できませんが、おおむね、以下のようなことでした。

ネットやスマホに、たくさんゲームがありますよね。無料で遊べるものが多いのですが、課金もできる。課金をすると、強い武器や珍しいカードやモンスターなどが手に入る。課金しなくてもなんとか一生懸命がんばれば手に強い武器が手に入ったりもするけれど、非常に時間がかかる。

ゲームのなかには、1回遊ぶとゲーム内の体力を消費し、体力がゼロになるとしばらくは遊べないものがあります。体力は時間がたつと回復して、また遊べるようになります。でも課金して薬草のようなものを購入すると、待ち時間ゼロですぐに遊べる。

そういうことについて、この著者は言っていました。具体的な文章はきちんとは覚えていないのですが。

課金する人は、「お金を払って」時間を買っている。
無料で遊ぶ人は、「時間を使って」ゲームしている。

うー。よくわかる。すごくよくわかる。どちらがいい、という問題ではないと思うけれど、著者が言いたいことはよくわかるし、そういう世のなかのゲームシステム、ゲーム課金システムも、とてもよくわかる。

ネットはほどほどに、ですね。なんとなく現代社会のネットについてもやもやと感じている人は、ぜひ読んでみてくださいな。
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バイク

2013年11月01日 12時29分43秒 | 日常
11月になりましたね。テンプレートを「クール > バイク」にしました。

夫は、昔、バイクに乗っていたそうです。ときどきバイクの話をしてくれます。夫が運転するバイクの後ろに乗ってみたかったなぁ。みなさんは、バイクの後ろに乗ったことはありますか?

私はね、実は1回だけあるのです。まだ地下鉄南北線や都営地下鉄大江戸線ができるよりももっともっと前のこと。同じ会社で働いていたアメリカ人の女の子が「うちに遊びに来ない?」と誘ってくれたことがありました。当時彼女が住んでいたのは麻布十番。当時の麻布十番は陸の孤島と呼ばれ、どこの駅からも遠い。麻布十番に行くにはどこか地下鉄の駅で降りてかなり歩くか、バスで行くか。

当日は日比谷線の六本木駅で待ち合わせしました。ところが彼女が来ない。どうしたのかなと思っていたら現われたのは彼女の彼。日本人の男性ですが、なんとバイクで迎えに来たとのこと。えー、だってー、私、スカートだよ? 最初からわかっていたらジーパンで来たのに。

そうしたらその彼氏さんは「大丈夫、大丈夫、そのスカートなら大丈夫。誰も見ないし」と。私がその日はいていたスカートはフレアースカート。丈もかなり長めでした。確かにこれならバイクの後ろにまたがれるけど、うーん。

そして私はその彼氏さんのバイクの後ろにスカートでまたがり、必死に彼氏さんの腰にしがみつき、彼女のアパートに着いたのでした。初めてのバイク。怖かったー。ぴったりしがみつくのもどうなのかしらと思ってみたり、スカートは大丈夫かしらと思ってみたり、彼女はこういうことを怒らないのかしらと思ってみたり。

到着した私に、彼女はあっけらかんと「楽しかった~!?」ですって。うんうん、今思えば、このとき以外にバイクの後ろに乗ったことはないし、貴重な、そして楽しい体験でした。ありがとう彼女&彼氏さん。
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