再読だった「夏の終り」

今年の10月29日に、この日記に本「夏の終り」について書きました。

私は1983年からずっと読書記録をつけています。読んだ本の名前、著者名、出版社名、読み終わった日。ひとこと感想が書いてあることもあれば、書いていないこともあります。

先日、ちょっとこの読書記録を見直してみたらですね、私、なんと「夏の終り」をすでに読んでいました！　今年の10月に読んだときには、「この本は初めて読む」と思って読み始めたし、読み終わっても「あれ、これ、前にも読んだことのある本だったわ」とは全然思わなかったです。はぁ、読んだことのある本だったとは！

読書記録によれば、これを読んだのは1990年。くしくも月は同じ10月。もう23年も前の話ですね。私もまだまだ若くて、もちろん結婚もしていなくて。そんな私が読書記録に書いたこの本の感想は「はっきりいって好きじゃない」とか「気にくわなかった」とか書いてありました。

おー、はっきり書いているじゃあないの！　根本的な好き嫌いというものは何十年たっても変わらないのかもしれませんね。