今日は先週行ってきた新潟旅行のうち、「林泉寺」について。
私は、なによりもどこよりも「春日山城」に登りたかったのですが、もう1ヶ所どうしても行きたいところがありました。それが「林泉寺」です。林泉寺は春日山城のすぐそばにあるお寺です。上杉謙信は、7歳から14歳までこの林泉寺で勉強をしていました。7歳から14歳ですよ。うちの息子は現在11歳。7歳から14歳と言えば、小学校2年生から中学校3年生まで。勉強するにはぴったりの歳。人生の考えかたやら生きかたやらを学んだとしたら、いや当然学んだのでしょうけど、それがその後の人生にどれほど大きな影響を与えることか。そんな林泉寺に行ってみたいとずっと思っていました。
林泉寺だけではなく、他の有名観光スポットも、私が行ったのはちょうど三連休だったし日曜日だったし、ものすごい人でした。林泉寺もすごい人で、写真を撮るにしても他の人が入らずに撮ることはできないほど。ちょっと撮ろうと思えば、歩いている人にしばらく立ち止まってもらわなければいけないほど。そんなことをしていると、すぐに人の列が長くなってしまう。それほど混んでいました。
林泉寺の門には上杉謙信が書いたという「春日山」という文字と「第一義」という文字が掛かっています。現在門に掛かっているものは複製ですが、本物は林泉寺の宝物館に展示されています。この宝物館がまた混んでいて、人の肩越しに展示物を見なければならないほどでした。
境内には川中島の戦いで亡くなった人の供養塔、それから上杉謙信の墓所もありました。お祈りしてきましたが、謙信の亡がらは米沢市に移されているのでここにはありません。
一番入口にある惣門と、山門、本殿、宝物庫、供養塔というのが見どころですが、私はなによりそのお寺のたたずまい、雰囲気に触れたかったのです。どんなところで謙信は勉強していたのだろう。お寺の掃除をしたのだろうか。石畳を掃いたりしたのだろうか。水を汲んだりしたのだろうか。7歳だったら背もまだ低かっただろうに。力仕事も大変だっただろうに。お寺って寒いだろうに。そんなことを感じたかったのです。
林泉寺は、あんなに観光客がいたにもかかわらず、非常に静かでした。空気が澄んでいて、深呼吸すると心が穏やかになるようでした。できるならば、人があまりいない時間に来たかった、そして思う存分、長居をしたかったです。あの空気のなか、太陽の下、ぼーっとしていたかったです。行った日は日帰り旅行でしたし、予定も詰まっていたので、ぼーっとする時間はありませんでしたが、あちこちにベンチもあったので、あのベンチでぼーっとできればなぁと思いました。
木々が風に揺れる音を聞いていると、木と木のあいだから、ひょこっと小さな修行僧が出てくるような、そんなかんじがしました。
私は、なによりもどこよりも「春日山城」に登りたかったのですが、もう1ヶ所どうしても行きたいところがありました。それが「林泉寺」です。林泉寺は春日山城のすぐそばにあるお寺です。上杉謙信は、7歳から14歳までこの林泉寺で勉強をしていました。7歳から14歳ですよ。うちの息子は現在11歳。7歳から14歳と言えば、小学校2年生から中学校3年生まで。勉強するにはぴったりの歳。人生の考えかたやら生きかたやらを学んだとしたら、いや当然学んだのでしょうけど、それがその後の人生にどれほど大きな影響を与えることか。そんな林泉寺に行ってみたいとずっと思っていました。
林泉寺だけではなく、他の有名観光スポットも、私が行ったのはちょうど三連休だったし日曜日だったし、ものすごい人でした。林泉寺もすごい人で、写真を撮るにしても他の人が入らずに撮ることはできないほど。ちょっと撮ろうと思えば、歩いている人にしばらく立ち止まってもらわなければいけないほど。そんなことをしていると、すぐに人の列が長くなってしまう。それほど混んでいました。
林泉寺の門には上杉謙信が書いたという「春日山」という文字と「第一義」という文字が掛かっています。現在門に掛かっているものは複製ですが、本物は林泉寺の宝物館に展示されています。この宝物館がまた混んでいて、人の肩越しに展示物を見なければならないほどでした。
境内には川中島の戦いで亡くなった人の供養塔、それから上杉謙信の墓所もありました。お祈りしてきましたが、謙信の亡がらは米沢市に移されているのでここにはありません。
一番入口にある惣門と、山門、本殿、宝物庫、供養塔というのが見どころですが、私はなによりそのお寺のたたずまい、雰囲気に触れたかったのです。どんなところで謙信は勉強していたのだろう。お寺の掃除をしたのだろうか。石畳を掃いたりしたのだろうか。水を汲んだりしたのだろうか。7歳だったら背もまだ低かっただろうに。力仕事も大変だっただろうに。お寺って寒いだろうに。そんなことを感じたかったのです。
林泉寺は、あんなに観光客がいたにもかかわらず、非常に静かでした。空気が澄んでいて、深呼吸すると心が穏やかになるようでした。できるならば、人があまりいない時間に来たかった、そして思う存分、長居をしたかったです。あの空気のなか、太陽の下、ぼーっとしていたかったです。行った日は日帰り旅行でしたし、予定も詰まっていたので、ぼーっとする時間はありませんでしたが、あちこちにベンチもあったので、あのベンチでぼーっとできればなぁと思いました。
木々が風に揺れる音を聞いていると、木と木のあいだから、ひょこっと小さな修行僧が出てくるような、そんなかんじがしました。