房総閑話

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有料道路の気温計は12度でした。 (2019年12月21日千葉市緑区)

2019-12-26 11:00:24 | 散歩で気温~有料道路の気温計
今回も「散歩で気温」と「南極(昭和基地)」の2本立てです。

気象庁に『気象観測施設の届出と気象測器の検定』というのがあります。
引用します。
「気象観測に関する制度の概要と目的

政府機関または地方公共団体が気象観測を行う場合(研究や教育のための観測を除く)、もしくはそれ以外の方が観測の成果を発表するため、または災害の防止に利用することを目的として気象観測を行う場合には、

1.技術上の基準に従って行うこと
2.気象観測施設の設置の届出を気象庁長官に行うこと
3.検定に合格した気象測器を使用すること

が気象業務法により義務付けられています。(気象業務法第6条、気象業務法第9条)
この制度(届出・検定制度)は、我が国において行われる公共的な気象観測の品質を担保することによって、気象庁と気象庁以外の者による気象観測の成果の相互利用を可能にすることや、誤った観測値がもたらす社会的混乱を防ぐことを目的としたものです。」

ひょっとして千葉県は届出を行っていなかったのではないのでしょうか。でもこの気温計は観測機器としての有効期限が切れているように思われるのですが・・・

この道路を利用する人の話題つくり程度の気温計だと思うのですが。

2019年12月21日16時の気温計は12.8度でした。これが合っているかどうかは誰にもわからない。3m近く上の観測機器のところで温度を測って確認するわけにはいかないのですから。







℃の上の小さいデジタル表示は12.8度です。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2019年12月21日撮影)


16時に撮影。アメダスのデータは8.6度、湿度75%でした。海の千葉港のアメダス観測場所より、ここの方が暖かったということですね。




今回も南極の昭和基地に興味をもってもらいましょう。
今回は冬至ということで昭和基地の季節です。

90-23.4=66.6
この計算はなんのことかわかりますか?
これが地球の季節の起こりです。
ちょっと中学校の理科の天体の復習をしましょう。
地球は自分でくるくる回っている自転をしながら、太陽の周りをくるくる回っている公転をしてます。惑星は隕石やら小惑星やらがぶつかって大きくなりました。最初は自転の軸(自転の軸を地軸とよびます)は公転面に垂直だったかもしれません。大きい小惑星がぶつかればさすがの惑星もふらつきます。それが何度もぶつかられてはふらつきも大きくなり、地球は公転面の垂直方向から23.4度も地軸が傾いてしまいました。金星はぶつけられてぶつけられてとうとう177度も地軸が傾いてしまいました。もはや反転です。その公転面から垂直な方向から自転軸が何度傾いているかを地軸の傾きと呼んでいます(公転面からの傾きではないので注意してください)。
傾きながら太陽の周りを回っているので、地軸の方向が太陽に向いているときは太陽は北半球で見える高度が高くなりピンポイントで地面を温めるので北半球は熱くなり、地軸の方向に太陽が向いていないときは太陽は南半球で見える高度が高くなりピンポイントで地面を温めるので南半球は熱くなりその分北半球は寒くなります。こうやって公転しているときに地軸の方向の太陽の位置で季節ができます。


(国立天文台のホームページから)

地軸が傾いているので太陽が見える高度は変化しますので季節ができます。

(国立天文台のホームページから)

地軸は傾いていないので一年中太陽の高度が変わらないので季節ができません。

(国立天文台のホームページから)

地軸が90度傾いていると季節ができるけど、北半球は夏はずっと昼で冬はずっと夜です。大気の対流が激しくて風が強そうですね。

(国立天文台のホームページから)

地軸が傾いてることによって季節ができるのがわかりましたが、ずっと昼になる場合やずっと夜になる場合もできることもわかりました。
では地球はどうでしょう。
下の図で、地軸が夜側(地軸が太陽の方向に向いていない)に傾いている季節のとき地軸の傾きの角度より北極に近いの場所は一日中夜で、このとき南半球では地軸が昼側(地軸が太陽の方向に向いている)に傾いている季節のときで地軸の角度より南極に近い場所は一日中昼になることになります。
太陽が昇らないで一日中夜のことを極夜(きょくや)、太陽が沈まないで一日中昼のことを白夜(びゃくや)と呼びます。
それでは極夜、白夜になる場所はどこなんだろう?ていうのがわかる式が
90-23.4=66.6
です。
90は公転面から垂直の角度、23.4は地軸の傾きです。この66.6が極夜、白夜の範囲が最大になる緯度です。
それではいつが最大になるのでしょう。それがこの時期の冬至や夏の夏至になります。冬至のとき南緯66.6度以南は白夜で、北緯66.6度以北は極夜の日になります。
昭和基地の緯度は南緯69度0.3分です。南緯66.6度より南なので昭和基地は今、白夜の季節です。


(環境省 南極キッズのホームページから)

昭和基地は6月1日~7月14日の間(夏至前後)は極夜で夜が明けない季節です。起きても太陽が見えない、明るくならないというのはどういう感覚なんでしょう。
10月初旬から2月下旬は夜でも真っ暗にならない薄明のまま朝になる季節で、12月1日から1月中旬の間(冬至前後)は白夜で夜のない季節です。

宇宙から見た南極の白夜の季節です。

(気象庁ホームページから)

白夜の定義は『太陽の日没がない日』や国立天文台のように『日の入り後の薄明が終わってすぐに、日の出前の薄明が始まってしまい完全に暗くなるときがほとんどない状態』としています。国立天文台の定義による白夜の緯度は60度34分以上ということです。

南極(昭和基地)の12月21日の観測データです。昭和基地は曇りですね。


(気象庁アメダス)


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