梅雨の合間の曇り空。「誉田の森」の下の管理道路の冠水状況を見に行きました。
冠水している場所の手前に大きな黒いアゲハチョウが地面にいました。
黒いアゲハチョウはクロアゲハかカラスアゲハかと調べてみました。
モンキアゲハでした。漢字で、紋黄揚羽。
紋あってその紋が黄色いアゲハなんですが、写真を見ると紋は白です。羽化したばかりの時は紋は白で、成長してくると紋は黄色みを帯びてくるようです。このモンキアゲハは羽化したばかりなんですね。水分補給で地面から水分を取っています。
近づいていくと、逃げて飛んでいくふうでもなく自分のまわりをゆったりふわふわ飛んで、また地面に降りて水分補給をしていました。
モンキアゲハの幼虫は他のアゲハチョウと同じくミカン類、カラタチ、サンショウにいるそうです。そういえば、5月に「誉田の森」の植物を見たときサンショウがたくさんありました。このモンキアゲハはきっと「誉田の森」生まれですね。
成長すると7cmを超える大きなアゲハチョウです。夏型のオスです。
「誉田の森」の東側は沢を埋め立てしました。その延長に管理道路を造ったので、埋め立てされた沢からしぼれてくる水でいつも水道(みずみち)があります。雨が降ると、しぼれてくる水も増えるし沢になっているので水は集まってくるしで冠水は常態化してます。
どこまで冠水しているのか。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2020年7月14日撮影)