雑草鉢に2018年8月16日に立派な花が咲きました。
調べると、アラゲハンゴンソウでした。
アラゲハンゴウソウ。漢字で、荒毛反魂草。別名は、キヌガサギク(絹笠菊)です。キク科オオハンゴンソウ属。
学名は、Rudbeckia hirta var.pulcherrima。Rudbeckia はオオハンゴウソウ属、hirta は短い剛毛のある、pulcherrima は非常に美しい。短い剛毛のあるオオハンゴンソウ属の中で非常に美しい花、ということですね。
アラゲハンゴンソウを特定外来生物指定種と扱っている記事を目にしますが、それは誤りです。アラゲハンゴンソウは特定外来世物指定種ではありません。(オオハンゴンソウ属の特定外来生物指定種は学名 Rudbeckia laciniata です。)
オオハンゴウソウ属全種に輸入制限がかけられていて、輸入する際には「種類名証明書」の添付が必要な生物になっています。
雑草鉢は雑木林の林縁部の土を持ってきて鉢に入れて、肥料代わりに公園に落ちていた木の実を拾って鉢の土の上に置いただけのものです。そういう鉢からアラゲハンゴンソウが咲くのは、千葉のような暖かい気候ではオオハンゴウソウは種は発芽しないのに較べて問題は大きいとおもいます。
温暖化により繁殖期間と繁殖範囲が拡大されたら、特定外来生物に指定されるかもしれません。
特定外来生物に指定されていません。
アラゲハンゴンソウは第2のオオキンケイギクになるかもしれない。
(Canon IXY DIGITAL 510IS)
何はともあれ、なかなか可愛い花です。花は癒しですね。