房総閑話

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カラスウリ ~ 夏の日暮れとともに神秘の花開花

2018-08-07 09:55:35 | 写真
カナカナカナカナ・・・カナカナカナカナ・・・ヒグラシが鳴き始める夕暮れにこの花は開き始めます。
雑木林の林縁部や生垣などにも見られます。

カラスウリ。ウリ科カラスウリ属。つる性多年草。









雄花と雌花がありますが、雌雄異株なので同じつる(蔓)から雄花と雌花は咲きません。
花の中央が黄色い花が雄花で緑色の花が雌花です。

花の中央が花粉で黄色く見えます。



白い糸状のものは花びらが糸状に裂けたもので花びらの一部です。



開く前の花。包(くる)まってます。うまく開くものですね。



こんがらがっているように見えますがどうでしょう。



10月になると赤い実がなります。花は暗くなり始めてから咲くので見ることは少ないから、実がなっているのを見て、夏にはたくさん花が咲いているのを想像して、見ればよかったと少し後悔します。



うり(瓜)だけど、カラスウリはどう調理しても苦くて食せないらしいです。鳥は好きらしいです。

縞模様のある緑色から橙色、赤い色に熟していきます。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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